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Webディレクター名村晋治が日々考えている仕事感やサービス・ツールなど雑感交じりの日記的備忘録。

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2007年11月06日(Tue)

グーグルの携帯電話プラットフォーム「Android」にみるGoogle戦略 [プロデュース]

米国時間11月5日にGoogleが、携帯電話向けソフトウェアのプラットフォーム「Android」を発表しました。
iPhoneが現実のものとなった後の携帯電話業界の大方の好奇心は、「GPhone」とか「GooglePhone」と予想されていたこの「Android」のことだったと思います。

もう少しライトな人にとっては、プロダクトそのものが出てくるのかと思っていた人もいるかもしれません。(名村もそうです(笑))
その意味では少し残念でしたが(笑)

閑話休題。
携帯電話向けソフトウェアのプラットフォームという事で、賛同をしている企業がないと成立しにくいのですが、そのための団体Open Handset Allianceが結成され、アプリックス,米Ascender,米Audience,米Broadcom,中国China Mobile,米eBay,スイスEsmertec,Google,台湾High Tech Computer(HTC),Intel,KDDI,リビングイメージ,韓国LG Electronics,米Marvell,米Motorola,米NMS Communications,スイスNoser,NTTドコモ,米Nuance Communications,米Nvidia,米PacketVideo,米QUALCOMM,韓国Samsung,米SiRF Technology,米SkyPop,米SONiVOX,米Sprint Nextel,米Synaptics,スウェーデンThe Astonishing Tribe(TAT),イタリアTelecom Italia,スペインTelefonica,米Texas Instruments(TI),T-Mobile,米Wind Riverの世界34社が賛同をしているようです。

Googleが言うには、この「Android」で、

機器メーカーや携帯事業者は自由にカスタマイズ可能なAndroidの採用により大幅にコストを下げることができ、開発者にとってはデバイスへの完全なアクセスとツール群によりサービス / アプリの迅速な開発が、消費者にとっては安価で高機能かつ優れたインターフェースとリッチなインターネットアプリケーションを備えた端末の入手が可能になる。

とのこと。
日本などでは、国内での熾烈な争いはあるものの、そもそもの土台の問題でモトローラーとかNokiaの様な世界規模の勢力を作ることができていないわけですが、プラットフォームの統一によって、事業者ごとの壁が取り外され、オープンな状態になればとは思いますが、それはGoogleの思惑なんだろうと思います。

このブログでも何度かGoogleの目指すところはエントリーに上げたこともあるのですが、「莫大な量の情報を収集(検索エンジンとしてのGoogle)」→「個々のPCの中に保存される情報をWeb上に保存するインフラを作る(GmailやGoogleノートブック、カレンダー文章とスプレッドシートなど)」→「オンラインとオフラインの垣根を崩すアプリケーションの提供をする(Google Gears)」→「独自のネットワークアプリケーションを提供する(Android)」という道がどんどんつながってきているわけです。

これによって、PCは今後純然たるネットワーク上のデータを処理する用途がますます高まってくるように思えてきます。
場合によってはCPUやメモリさえ処理能力が高ければ、ハードディスク(HDD)そのものはほとんどいらないレベルになってくるのかもしれないとさえ思えます。
もちろん動画処理などの用途には、現在でも通常のビジネスユースでは耐えれないハイスペックなマシンが使われている意味では住み分けはあるのだから、それらのものまで、HDDが不要になるという意味では当然ないですよ。


この中で今回ふと頭をよぎったのは「Google Gears」の存在です。
一時鳴り物入りの様に告知がされたものの、最近はめっきり影を潜めている感がある「Google Gears」。
これはオフライン状態でもブラウザ上でウェブアプリケーションを利用できるようにする技術ですが、これをGoogleがこのまま黙ってうずめているつもりはないだろうと思っていました。

個人的に今回の「Android」に「Google Gears」の技術が実装されていくことで、ますますオンラインとオフラインの境目を少なくしていくのではないかな?と予想していたりします。
いくら携帯端末を手に入れたとしても、まだインフラ側の問題があるので、個々人の携帯が常にネットワークに接続している状態というのはあり得ないでしょう。
そうなった時に、携帯端末を情報端末にして、それがマルチディバイスな状態として成立するには、オンライン・オフラインの境がないことが前提になってきます。
その意味では、名村が使っているAUでは「電話帳お預かりサービス」を行ったり、使い勝手が独自路線すぎてまだまだワンストップでは使いにくいのですが、au one My Pageといったサービスで携帯とWebの連動を図ろうとしています。

これをGoogleが推し進めていけば、すでにカレンダー文章とスプレッドシートといったGoogleのプラットフォームを利用しているユーザーは世界規模でいるわけですから、その利用価値を「便利だ」と思うユーザーは潜在的にものすごい量になるはずなんです。

もちろん現段階ではWeb側の技術としての「Google Gears」ではありますが、今後マルチプラットフォームにおけるオン・オフラインをつなぐ仕組みに仕上げていくのではないかな?と思ったりして気に留めています。

ただ、もうちょっとWeb側で使える状態へバージョンアップしてくれると嬉しいなぁ、と個人的には思うんですけどね(笑)
AscentNetworksさんの様に「Google Gears」をうまく使って(マッシュアップというレベルを超えますが)企業向けWikiサービス「Synki」(シンキ)を作られていたりしますが、その意味でももっと使い方次第では便利な仕組みを考えられそうな気がしています。

どちらにしても、某世界で一番でっかいIT企業(どこ)の提供しているモバイル版OSの現状のバージョン6は、某携帯端末機種で鳴り物入りで搭載されていたものの、機種そのものは使いがってがいいのですが、OS側の使い勝手があまりにも追いついていない感がありました。

その意味で、Googleの発表した今回の「Android」と、それが乗るプロダクトには大いに期待をしているところがあります。


iPhoneのインタフェースとくっついたりしないかなぁ・・・・・・。
ほら、Googleは明らかに「某世界で一番でっかいIT企業(どこ)」をつぶしにかかっているだと思いますし(笑&謎)、Appleさんは積年の恨み(謎)を晴らすためにも・・・・とかって危ない妄想をしてみたりと、期待は膨らみます。

Posted by 名村晋治 at 2007年11月06日10時31分
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Googleさんが携帯向けプラットフォーム発表。

こんばんは。今日は何気に忙しくNEWSチェックは今頃になったので、備忘録。 Googleさんが、携帯電話向けのオープンなソフトウェアプラットフォーム「Android」を発表。 「Android」プラットフォーム上のアプリケーション開発に携わる国際的なアライアンス「Open Handset Al

ぬるいSEの生態 2007/11/20, 20:03 pm

Google携帯プラットフォームの続きの話し

面白いと思うけど、これで携帯電話が変わるとか言うものでもないような。安くなるって言っても、WindowsMobileのライセンス料が減るくらいじゃないのかな?WindowsMobileがいくらか知らないけど。 スマートフォン自体が普及してない日本は当分関係無さそうだし。携帯電話より

TOYOBLOG-S 2007/11/16, 01:33 am

Googleの携帯電話プラットフォーム「Android」

以前からのうわさにあった携帯電話に統合するための新ソフトウェアの開発。 ついに、それが発表された。 日本からもNTTやKDDIが参加を表明したようです。 元記事「Google pushes into mobile phones」を翻訳したものを書いときます。 --------------訳ここから-----------

E-RIVER.com 2007/11/07, 23:00 pm

Google 携帯まで侵食

米グーグル、携帯用ソフトを発表=ドコモやKDDIも採用へ インターネット検索エンジン最大手の米グーグルは5日、携帯電話向けの新ソフト(アンドロイド)を無料で提供すると発表した。日本のNTTドコモやKDDIをはじめ、世界各国の携帯メーカーや通信会社が採用を表明しており.

zara's voice recorder 2007/11/07, 14:07 pm

Google、携帯向けオープンプラットフォーム「Android」発表

Googleが、携帯電話向けのオープンプラットフォーム「Android」を発表しました。 噂が噂で終わらなかったわけで、携帯電話に対し、どれだけ革新的サービスを提供するのか楽しみです。 ☆引用記事:Google、携帯向けオープンプラットフォーム「Android」発表――33社が参加

IT最新ニュース 2007/11/06, 15:40 pm

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プロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

チーフディレクター

名村晋治

元々は舞台俳優・声優兼Webディレクターでした。
1993年ごろにインターネットに触れて「こりゃ面白いメディアになるぞ」と思っていたら96年に「ネイムヴィレッジ」というWebの制作集団を主催。
インターネット黎明期だったこともあり、ネイムヴィレッジでは100社近くのサイト制作に携わらせて頂きました。

それとは別で舞台俳優か声優を本職にしようと大学4年の時に就職内定を蹴って関西から上京し、役者修行。
その傍ら株式会社ネクストでディレクションを2000年頃から開始。そんな状況の自分を雇ってくれた井上さん(社長)とそもそも社長に決済を取らず採用を決めてくれた須田さん(当時の上長)には感謝しても仕切れない恩があります。
その後声優として、ゲームとか洋画のアテレコの仕事をしたりしつつも、最終的に30歳を目前に足を洗う事にして、2005年から株式会社ソナーに合流。
ソナーでは取締役なども歴任し不動産業界のサイト制作をネクスト時代から足かけ10年、サイト数で150を超える案件に携わりました。

会社単位ではなく、個人として、不動産検索ポータルサイト、大手複数社での合同不動産検索サイト、新築マンションデベロッパー(中〜一部上場規模、コーポレートサイト、自社検索サイト、物件ホームページまで)、不動産仲介会社(中〜大手)、地場系不動産中介・賃貸会社までの構築経験を持っているであろう日本唯一の不動産ホームページ制作・構築のスペシャリスト

同社を2009年で退職し、2010年1月12日から「株式会社サービシンク」を立ち上げ、代表取締役に就任。
業務上は「チーフディレクター」という肩書きです。

Webに関する事であれば、何なりと「namura[at]servithink.co.jp」までご連絡ください。

2007年2月23日に「Webブランディングの入門教科書」、翌年のWeb標準の日々ってイベント連動企画で「変革期のウェブ」の二冊をを毎日コミュニケーションズから出版させていただきました。

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