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2009年
04月08日

今年の1月に結構あちこちで話題にはなっていましたが、Googleがいくつかサービスをの継続開発を停止する発表をしました。
その中で名村の中で一番インパクトが大きかったのが実は「Google Note」の開発停止のお知らせでした。

かなり以前に作業中のちょっとしたメモを、秀丸を開いてメモって保存して・・・・て事をしていた時期があったのですが、その代替に「紙copi Lite」ってアプリを使っていました。
これで欲しかったのはスクラップ機能とかではなくて、「保存の為にファイル名をユーザーがつけなくてもいい」って事が一番の利点でした。

と言うことから流れて、乗り換えていたのがGoogle Noteだったんです。
このGoogle Noteは、Webサービスだったんですが、やはり書き込みをしたら、保存というプロセスを経ることなく保存されていて、かつWebアプリなので、ネットに繋がればどこからでもその情報を取得できる、ということでかなり重宝をしていました。

どこかしこで取ったメモとか、「あっ、あれって?」ってなりそうな情報はある程度ここに集約していました。

と思っていたら「Google Note」の開発停止・・・・・。
ガーン!と思っていたら、次のサービスがありました。


知っている方には有名過ぎるので今さら感たっぷりですが、それが「Evernote」です。
ちょっとぐぐって貰えればあっという間に色々情報が出てくるのですが、特徴としては、


  • ノートを新規制作をして、書き込みをしたら、その時点で保存されている。
  • 保存はされるけど、後でタイトルとかタグ付けとかをしないと整理は面倒かも
  • Webアプリケーションとして提供されている
  • ローカルアプリもあって、ネットに繋がっていなくても記述が出来て、次回ネットに繋がった時にサーバ側のデータに同期を取られる
  • ローカルアプリは、Windows版、Mac版、iPhone版、Windows Mobile版と揃っている
  • ネットに繋がれば、意識しないでも全マシンでデータが共有される
  • ある程度のレイアウト機能がある(リスト化と、水平線を入れるとか)
  • 実はHTMLの記述も出来る

というものでした。

この中で一番使い勝手がいい!と思えたのは「ローカルアプリがある」って事でした。


このネット万歳の時代に「ローカルアプリがあること?」と思う方もいるかもしれません。
確かにそうで、ネットに繋がっていれば(使えるレベルか?ってのは人それぞれとして)Google Docsもありますし、かなりのことが出来ると思います。

一方で、ネットに繋がらない環境はノートパソコンでは往々にしてあるかと思います。
少なくとも名村にはあります(笑)

そういう時に「ネットに繋がっていれば・・・・」ってのはもの凄いマイナスポイントになってしまいます。
ってことで、やっぱりローカルアプリの存在なのですが、Evernoteはいわば、ドキュメント用のDropboxとかZumoDriveみたいなものと思っています。

メモを書いていたりする時に、それは一時的であったり、保存はするけど、「ファイル名をつけて保存」ってダイアログボックスが出ていて、そのインターフェースで保存をして、かつそれをどこに置いて、後で探し出せるようにしておいて・・・・てのは、日々のことなだけに、塵も積もればで、個人的にはもの凄いフラストレーションの種になっているんです。

そういっった部分をしれっと全部解決をしてクレタのがこのEvernoteでした。
Webインターフェスを持っているので、ローカルアプリが無い=自分のマシンでない環境でもネットに繋げる事が出来れば、情報を引っ張れます。
(自分のマシンでもなくて、ネットにも繋がらない環境ってのは、そもそもそういった情報を必要としない環境っぽいと思われるので除外w)


何度か書いていたりしますが、個人的に情報ってのは、


  • どこかに集約されている
  • 再検索をする時の事で余計な事を考えなくていい

ってのが大きな思考パターンになっています。
その意味では、今のところ「ライティング情報は全てEvernoteに集約をする」って事で進めていて、それが結構良い感じです。

サイトのキャプチャを取るのも機能としてもっていますので、現在自分が使うパソコンのほぼ全てのブラウザの簡単リンク(?)では、Evernoteとソーシャルブックマークのdel.cio.usへのブックマークレットをつけていて、使い勝手の統一を取ってみました。

あとで探すにしても、検索をすれば情報はさくっと調べられるので、かなり利便性があがった・・・というより、フラストレーションと、コンマ何秒の「え〜っと・・・・・」ってのをなくす事ができました。

試用も可能なので、もし複数台・・・というかノートパソコンが使用パソコンの一台に入っている方は是非試してみて下さい!


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2009年
01月26日

個人的に昨年一番のWebのツールだったのは、間違い無く「Dropbox」でした。

いくつかのマシンで共有というか同期を取っておきたかったファイルについては、このWebツールの導入でほぼ完璧なレベルで同期が取れるようになったと言っても過言でありませんでした。

導入時のことは、


ファイル同期サービスDropboxについて書いてみる。

ここに書いています。

ただ、ツールという以上、使っていれば個人レベルでの使い勝手の差異はあって、名村も多分に漏れず使っている中で、

「ここがなぁ・・・・・」

という点が多少ですがありました。


  • 瞬時に同期が始まってしまう為に、新しいファイルを作った時など、ファイル名を入れる前に「新規テキスト文書.txt」とかを作った瞬間に同期が始まってしまって、0.5秒ぐらいですが、フォルダの中身のリロードが入ってしまう。
  • 上の場合などで、フォルダのリロードが入るので、フォルダを「詳細表示」とかにしていると、一番上にフォーカスが移動してしまう。(名前順でソートしていて、下の方にある場合だと都度下までスクロールさせるのが面倒)
  • ファイル名の変更も同じようにやっていると都度フォルダ内でリロードが入るのである程度の量を超え出すとかなり面倒。
  • Webのストレージサービスではあるけど、実体は同期をとっているマシンの量だけ存在するので、マシンの追加登録の際、初期の同期時間が結構大変
  • 同じくWebのストレージサービスではあるけど、基本的に自体をマシン側で持つ事になるので、Dropboxでの管理対象ファイル分のローカルストレージの空き容量が必要になる
  • 基本的にある程度の通信速度を前提としたサービスなので、通信回線が貧弱だと、通常のブラウジングなどにも影響が出る。

と言ったことが使っていた中での実感でした。

中でも「即時更新されてしまう」というのは、逆にユーザ−アクションによる同期となると、結局SubversionやCVS、VSSなどでの「コミット」の作業を都度しなくてはならくなる・・・・というのと排他処理だと思うので、改善をしてもらうのはちょっと悩ましいかなぁ・・・とは思っていたりします。

以前百式さんも「Dropboxのココが我慢できん・・・」で書いていらっしゃいました。

そのエントリーのコメント欄で解決方法として、


Dropbox内に直接作らずに、一旦デスクトップあたりに作ってから入れてます。

ってのもありましたが、個人的にはDropboxを特別な領域と考えず、いわばMy Documentぐらいの空気感で使っている(使いたい)ので、その領域のために特別な作業を入れなくては入れないこと自体がストレスだったりします(笑)

コンマ5秒ぐらい待ってくれたら嬉しいなぁ・・・と。

で、こちらは結果的にまぁ、我慢が出来なくもないので、構わないのですが、もう一つの問題が。

それが


「そのマシン内のストレージの量がDropbox管理下のファイルの容量だけ必要」

って事でした。

これは結構悩ましい問題で、特にMacでMac本体とその中のParallels内のWindowsで同期を取っていたりすると、一つのマシンのHDDで倍の量の領域を使ってしまう事になります。

それもあって、実はDropboxで管理をしたいファイルがあるのですが、断念しているものがありました。

そんな中で、先日Zumo Driveの存在を知りました。


Zumo Drive

Zumo Drive


Zumo Driveは基本的にはDropboxと同じ Amazon S3 を利用した有料サービスです。
現在はベータ版で容量は少ないですが無料版を試すこともできます。

Zumo Driveの無料版はこれを書いている日現在で1GBとなっていました。
ユーザ登録をした後有料で容量を増やすことができ、現在最大が200GBになっていました。

最大が50GBのDropboxよりは余裕があるようですが、同じ50GBでも、Zumo Driveは14.99ドル/月額なので、179.88ドル/年間となり、結構割高になってしまう感じです。

ちなみにDropboxは1ヶ月9.99ドルか、1年間一括払いで99ドルが50GBのサービス料金になっています。
(名村は50GB契約をしてつかっています)


そんなこんなんでZumo Driveを早速取りあえず無料版でつかってみました。

使ってみた感じで、一番違うのは、Dropboxはさっきも書いた通り、特定のフォルダにフォルダやファイルなどを作ったりすると即座に同期がされてしまいます。
ですが、Zumo Driveは明示的に更新を行わないと同期されません。

これは、個人的にはDropboxでの不満だった部分が分かりきった方法ではありますが、解消されていると思えました。



またストレージの考え方が、Zumo Driveは仮想的なドライブを増設するようなイメージになっています。


ここからがZumo Dirveの秀逸な所なのですが、Zumo Driveでは、ローカルに実体を持つ、と言うことが強要されていません。

どういう事かというと、実体をローカル環境に持つか持たないかの設定を行う事ができ、実体を持ちたくない場合には、「キャッシュ」という形でファイルのアイコンが見えているだけ、と言うことになります。

つまり、どんなファイルがあるかはすべて見えるけれども、それらの一部は(もしくは全部が)ローカルのストレージにはダウンロードされていない、されない、という事です。


これによってマシン環境によって、特定の必要なファイルだけを実体としてダウンロードし取得、それ以外はキャッシュ情報だけを持つ、と言うことができ、ローカルストレージと接続回線のトラフィックの有効な使い方が出来ると言うことになります。

名村は以前ASUSのEee PCの一番初期のモノを買ったのですが、ストレージ容量の関係でDropboxでの利用を断念してしまいました。
(件のEee PCは友人にあげちゃったので、既に手元にはありませんがw)

そして今実は虎視眈々と先日のVAIO Type PのWANモデルを狙っているのですが、「またDropboxで同期かぁ・・・・。でもType Pで同期したいのは、違うんだよな・・・・」と思っていました。

もちろん、それは自宅のMac miniの中のParallelsのWindows(ややこしい)で同期を取りたいニーズに近いものでした。


キャッシュに割り当てるローカルストレージの容量は、ユーザーが専用のクライアントソフトの設定から変更が出来ます。

もしも、利用しているZumo Driveのストレージサイズよりローカルストレージの容量が大ければ全部のデータのキャッシュがローカルに保存されます。

逆に利用しているZumo Driveのストレージサイズより、ローカルストレージの割り当てサイズが少なければ、ユーザーが指定したファイルや、よくアクセスされるファイルがキャッシュされるようです。

一応これらの場合に気になるセキュリティ的な部分は各マシンにインストールするクライアントとZumoDriveのサーバとの間は一般的なSSLでの通信になっているようです。


長々と書いたのですが、「常に同期が取られる」ものと「希望した時に同期を取る」というのは、使い方の違いになってくると思います。

現在の名村の使い方で言えば、「常に同期を取る」必要性というのは実は殆どなくて、ある特定のいくつかのファイルについては、常に同期を取っていたいのですが、それ以外は、取得したい時に取れればいい、というのが実感です。

もちろん「取りたい時にネットワークに繋がっているのか?」という問題は常に背中合わせにあるわけです。

ただ、現在の通信環境の低価格化と高速化はこの先止まる事はまだしばらくはないでしょう。
実際名村も(いくつかの条件が揃ったからなのですが)VAIO Type Pの購入には、Docomoと契約をしてWANモデルで購入を考えています。

その場合に、大げさではありますが、インターネットとの通信断絶はほぼ無くなると思われます。
(それが良いのかは個人的には多いに疑問なのですがw)

そうなった時にその回線速度がある一定以上見込めるのであればローカル環境に管理すべきファイルを置いておく必要は全く無く、むしろ壊れる可能性を常にはらんでいる物理的なローカル環境のストレージにおいてある方がリスクがあるのではないかなぁ・・・・と思っています。

実際にはローカルストレージは現在テラバイト級のHDDの価格が壮絶に下落していたりしますので、ローカルHDDとSATAによる通信速度と容量と、常にお金を払い続けなくてはならずある程度の速度であってもネットワークを介したもの・・・・ってのはもしかしたら技術者さん的には思う所があるのかもしれませんが、名村的には段階的にネットワークストレージへ移していってもいいのかなぁ・・・と思っています。

と言うことで、まだZumo Driveそのものは招待制らしいのですが、ネット媒体のあちこちで人数限定ですが、結構インビテーションを発行してくれているようです。
もし利用をしてみようと思われている方は、「“すべてクラウド”も間近!? 「ZumoDrive」を使ってみた − @IT」とか「クラウドストレージサービスのZumodrive、ひと味違う同期システムを搭載 -」の記事をよく読むと招待コードがあるみたいです(謎)

あとは、取りあえずの有料ストレージをどれぐらいにするかだなぁ・・・・。
いま円高なので、出来れば年間一括とで支払いたいのになぁ・・・、ドルを買っておこうかなw


関連リンク


ZumoDriveのまだちょっと怪しいところ(トラブル事例) 2009/2/4

関連タグ:Dropbox Zumo drive ツール(tool) 


2008年
09月26日

あちこちで噂になっているのですが、ファイル同期サービスとして、現段階では決定的なんじゃないか?と思われている「Dropbox」について書いてみたいと思います。

この「Dropbox」はちょっと前からクローズでのテストがあったのですが、幸運にも使っておりました。

このサービスはそもそもこういった人でなければ意味はそれほどないサービスだと思います。


Dropbox

Dropbox


こんな人はDropboxを使うと便利かも?


  • いくつかのマシンを使っているが、どれも出来るだけ同じ環境にしておきたい。
  • いくつかのマシンで特定のファイルを更新したりする必要がある。
  • 何人かで特定のファイルを更新したりする場合がある。
  • ファイルを消したりした場合を想定して戻せる環境を構築しておきたい。

こういった人には、最適なサービスだと思います。

このうちいくつかは、サーバーを立てて、バージョン管理システムを入れれば、解決出来るかもしれません。

しかし、「Dropbox」のすごいところは、バージョン管理システムでは「更新」というアクションが必要なのですが、これはそういった動作が不要なのがもの凄い楽。


あと、ファイルサーバーを立てて、作業をする人は全てのファイルをそこに配置して、それを更新する。
これは確かに便利ですが、ファイルそのものを自分のマシンに持っていないので、ノートパソコンなどで、いざネットワークに繋がらない場所に行ってしまうと、作業が全く出来なくなってしまう問題点もあったりします。



空気のようにファイルの同期が完了する・・・といった感じでしょうか?

同期にはアプリケーションの導入が必要になります。
やっていることは、オンラインサーバー上の差分更新のチェックをオンラインである限り、リアルタイム行っているもので、差分があれば、その同期を取る仕組みのようです。

ここでよくあるのが、Webアプリとは異なり、アプリケーションがOSレベルのプラットフォームに対応していないと、

「なんだ、Windowsだけかよ、けっ!」

って台詞が出てくるものです(笑)

ただ、「Dropbox」がさらに便利だと思えるのが、「Windows」、「Mac」、「Linux」の全てのプラットフォームで利用出来るアプリケーションを現時点で提供出来ていると言うこと。

「更新」といったアクションをユーザー側が意識することはないので、アプリケーションの使い勝手がOSレベルでは微妙に違ったりする・・・・といったこともありません。


これはもの凄い事だと思います。

デスクトップとノート、最近だとノートにしても、EeePCなどのウルトラモバイルパソコンの登場で、全てを完璧に・・・ではなくても、例えばメールアプリケーションやFTPクライアントの設定などの同期は取っておきたい・・・・って事が往々にして出てくる人もいるかと思います。

そういった場合にこの、「Dropbox」は強烈に強みをだしていくソリューションだと思います。

使い方などは、世の有名サイトが紹介をしてくれているのでそちらに任せるとして、是非とも上記のような思いを持っている方は、フリーで2GBの同期用容量を得られるので導入してみてみてもらいたいです。

特にWindowsとMacの両方を使っていて、ファイルのやりとりが頻繁な人はおすすめです!


紹介されているサイトやブログのご紹介。



一方であちこち読んでいると、インストールするアプリケーションが「メモリを食う量が多いから使えない!」といった意見もあるようです。

確かにこれはその通り。
Windowsのタスクマネージャーとかでメモリの使用量をみると、結構な量を食っています。

個人的にそんなにエンジニアリングに詳しい訳ではないのですが、「メモリは出来れば使わない方がいい」といった言葉を以前は盲目的に信じていました。

これは100%嘘、という訳ではないですが、ある時どこかのサイトで、

「一概にメモリを使うなっていうけど、実装しているメモリの中ならば、使える限りは使った方がいい」

という意見が少なくとも名村よりPCの挙動等に詳しい方が書いているのをみて、少なくとも名村はある意味納得したというか。


確かに2GBのメモリで、普通に使っているだけで1.8GBとか仕様していたら、ちょっと何かあってももう駄目じゃん、というのは分かります。

でも、今は積載メモリの50%前後しか使っていなかったので、ここで、DropboxのWin版のアプリが使う70MB程度、メモリを食ったとしても、個人的には別に構わないかなぁ・・・・と思っています。

それを考えるならそもそも、その8倍近く食っている某メールクライアント側をどうにかしたいというか(笑)

マシンの状況次第では「その70MBでマシン挙動が変わるねん!」って方もいるとは思いますので、そこは個別の判断であって、「こんな重いアプリが常駐しているのは信じられないから使わない」ってのは、ちょっとないかなぁ・・・と思ったりしています。


それよりは、ある程度の容量のファイルを更新している時は当然トラフィックを裏で実はこっそり食っているので、その間の通信速度は遅くなる場合があるかもしれません。

どちらかというと、今のメモリを食ってもいいから、ブラウザを開いている時は更新作業の帯域の使用量に制限が入るとかって処理があるとうれしいかもしれません。


ここら辺は使ってみた方々のご意見かもしれませんね。
でもやっぱり「やらないで後悔よりはやって後悔」の精神でいきたいな、と思います。

使ってみた方がいたら是非コメントください〜!


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