Webブランディング

『変革期のウェブ 〜5つのキーワードから読み解くウェブとビジネスのこれから〜』が発売になります。

今月に開催される「Web標準の日々」ですが、連動書籍がありまして、セミナー自体のモデレーターをさせていただく事に関連して、こちらの書籍『変革期のウェブ 〜5つのキーワードから読み解くウェブとビジネスのこれから〜』(毎日コミュニケーションズ)にも関わらせていただく事ができました。


『変革期のウェブ 〜5つのキーワードから読み解くウェブとビジネスのこれから〜』


・著者:鷹野雅弘・益子貴寛・長谷川恭久・安藤直紀・原一浩・名村晋治
・予価:819円(税込)
・新書判 192ページ
・ISBN978-4-8399-2465-2
・発売日:2007年07月中旬

■内容紹介
ウェブはすでに、広告、販売、マーケティング、顧客サービス、ブランディング(ブランド価値向上)など、企業活動のさまざまな局面で、必要不可欠なメディアといえます。さらに、ウェブ自体、サービスが進化したり、ほかのメディアと融合したり、競合したりと、変動期にあるといってよいでしょう。
本書では、「ソリューション」「コンテンツ」「テクノロジー」「サービス」「プロジェクト」という五つのテーマから、現場で関わる人間の生の声を通して、座談会形式でウェブの現在と将来を論じます。

■目次
* はじめに ウェブの変わり目の中で
* 第1章 ソリューションとしてのウェブ
* 第2章 コンテンツとしてのウェブ
* 第3章 サービスとしてのウェブ
* 第4章 テクノロジーとしてのウェブ
* 第5章 プロジェクトとしてのウェブ
* 第6章 ウェブのこれまで、ウェブのこれから

名村はこの中で座談会のモデレータとして「第5章 プロジェクトとしてのウェブ」、モデレータ総括としての「第6章 ウェブのこれまで、ウェブのこれから」に参加させていただきました。


「第5章 プロジェクトとしてのウェブ」は仕事という意味での「プロジェクト」をどう捉えて、定義が曖昧ではあるのですが、比較的最大公約数としての「ディレクション」ってなんぞや?という事を、

・森田雄氏(ビジネス・アーキテクツ)
・阿部 淳也(コスモ・インタラクティブ)

のお二人とさせていただきました。
書籍にまとめるに当たって随分割愛したところもあるのですが、総じて「仕事観」という事の話になっていると思います。

書籍に書かれているレベルで仕事をしているのは、あのお二人だからこそではあると思いますし、会社の規模や案件規模によって、そのやり方で出来る出来ないって論議はあると思いますが、「クリエーターとして」「いち社会人として」「お客様から大事なお金を預かる責任を感じているのだとしたら」といった部分にも言及しています。

これから「仕事」を捉える上で結構重要な事を話をしていると思うので、もしよかったらお手にとって頂けると幸いです。


ただ、一方で「ではディレクションとは?」って部分よりは「それって役職名の問題?」といった事を論議しているように勘違いをされるかもしれません。
できればそうではなく、お二人の仕事への姿勢や、それがあるからこそのクォリティや、コミュニケーションなんだって部分を読み取っていただけると嬉しいです。

まぁ、名村はぶっちゃけあのレベルでは仕事できていませんから!(笑)


また他の章も全て拝見しているのですが、もうそうそうたる方々が列席されています。


  • 阿部 淳也(コスモ・インタラクティブ)
  • 安藤 直紀(デジタルハリウッド)
  • 伊藤 学(ウィルシステム)
  • 植木 真(インフォアクシア)
  • 鵜川 太郎(リンクシンク)
  • 上ノ郷谷 太一(2xup)
  • 小久保 浩大郎(ビジネス・アーキテクツ)
  • 坂本 貴史(ネットイヤーグループ)
  • 佐野 勝彦(博報堂アイ・スタジオ)
  • 正田 康暁(イー・エージェンシー)
  • 鷹野 雅弘(スイッチ)
  • 名村 晋治(ソナー)
  • 長谷川 恭久(COULD)
  • 原 一浩(エフエックスビイ)
  • 藤川 真一(paperboy&co.)
  • 堀内 敬子(アズシーツー)
  • 益子 貴寛(サイバーガーデン)
  • 三島 功(qurage.net)
  • 森田 雄(ビジネス・アーキテクツ)
  • 吉田 健吾 (paperboy&co.)

毎コミさんでは「ウェブに関わる業務をしている方はもちろん、ウェブおよびITの現状とこれからに興味のあるビジネス層は必読の1冊。」と銘打っていますが、まさにそういった一冊になっていると思います。

新書で出版なので、ぜひともお手にとって読んでいただけるといいなと思っています。


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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