仕事の雑感

書籍紹介「コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学」読了

コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学

コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学


知人の加賀誠人さんのmixi日記を読んでいて、「おもしろそう!」と思ってこの本を買ってみました。


  • <a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4320025377/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4320025377&linkCode=as2&tag=midnighmagicw-22">コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学</a>

内容紹介


コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学

著者の深いコンサルタント経験を基に技術アドバイスの機微をあますところなく説き明かす、理系と文系の両方を含む、よい仕事を目指す大人のための楽しくまた恐ろしい本。


読了後の雑感

この本を読んでいて、そもそもコンサルタントと言わずとも、「プロデューサー」という職も、広義で捉えるならば「何かあるものを人なり企業に薦める事で結果を出すように方向付けていく」という事で言えば、コンサルティングをしている訳です。

そこから考えていくと、今後のWeb制作の職域の中でもWebディレクターやWebプロデューサーも、コンサルテーションそのものをもっと専門的に出来ていかなければならないのでは?と思ったりしています。

DAIさんもブログで仰っていたけど、自身の「Webディレクションにおける次のステップ」としてはこういう方向もありなのかな?と思える内容でもあり、とても良い本でした。

とは言え、自分はHTMLやCSSを用いた、マークアップエンジニアとしての実装の部分からはしばらくは自分の趣味趣向として離れることはできない、離れようとしない気がします。


となると、自分の進んでいく方向は、「コンサルタント兼、現場にもいるWebディレクション」って感じなのかなぁ?というのをなんとなくふわーっと想像しています。


とは言え「次のステップ」というのはクリエイティブなものを作っていく現場にいながらも、考えていかなければならない問題で、なかなか悩ましかったりもしますね。


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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