セミナー

山陰PD研究会主催「鳥取版TED」を目指したプレゼン大会 vol.3に審査員長として出席してきました。


2018年6月9日〜10日にかけて鳥取県八頭郡八頭町にある「隼Lab」で山陰PD研究会主催で開催された「コンビニドリンク頂上決戦」というプレゼンイベントで審査員長として参加してきました。

また2日間の日程ですが、全日「プレゼンイベント」という訳ではなく、

名村さんに聞くバーベキュー主観のディレクション術 〜バーベキューメソッド〜
日々のタスク管理術 〜座談会形式でラフに名村さんと参加者が語る〜

というイベントも同時開催され、そちらでも講師を務めさせていただきました。

イベントの開催までの経緯

今回のイベントは、山陰PD研究会が主催をしています。この会自体は名村が2015年の夏に鳥取で講師をつとめた「Webプロデューサー育成講座」の受講生の方が講座開催後に有志で立ち上げたものです。

その時の「Webプロデューサー育成講座」は全日程が10日間、しかも1日の講義が8時間というもので、合計80時間も名村は受講生の方とご一緒させていただきました。

なお、計80時間を一人で実施したのは過去最高時間数でしたが、その分、名村が22年続けてきたWebプロデューサー・Webディレクターとしての知識・スキル・考え方等は全てお伝えすることが出来たと思っています。

その講座をおこなっていたときから参加者のみなさまに、

  • 講座が終わった後も、このメンバーと会えるような機会をもつべき
  • 都内や大きな都市では制作会社の人同士がセミナーやイベントでしょっちゅう会っていて、そこで仕事のやり取りが実際に行われたりする
  • 地方でセミナーをさせていただくと痛感するのが、横のつながりがものすごく希薄であること(その要因に地方は車社会なので、お酒が入る懇親会が開催されづらい、という事情もあります)
  • だからこそ、10日間、計80時間もの研修を一緒に過ごし、最後にはワークショップで侃々諤々話し合った仲間とは繋がっておくべき

というようなことをお伝えしていました。

その結果、参会者の方が主体となり2015年の冬から定期的に名村を鳥取に呼んでいただき勉強会・セミナーを開催する、ということが年1〜2回というペース始まりました。

今回で5回目の開催となりますが、第二回の開催からは2日日程になりました。
また2回目〜4回目は「デジタルハリウッドSTUDIO米子」にも協力をいただけたこともあり、2日程で「鳥取・米子」、移動距離にして約100キロを股にかけたイベントとなっています。

これは、鳥取市と米子市のクリエイター同士のミートアップを目指し、参加者の一人が「デジタルハリウッドSTUDIO米子」出身ということで掛け合ってくれて形になったのですが、都内では考えられない距離感のクリエイター同士が会うイベントとなっています。

山陰PD研(山陰プロデュース&ディレクション研究会)の活動

現在このイベントの主催は「山陰PD研(山陰プロデュース&ディレクション研究会)」です。

2015年の「Webプロデューサー育成講座」の参加者で構成されていて、組織だって動いている訳ではないですが、会の中で仕事のやり取りが動き始めたり、年1〜2回のイベント開催のときには主催者として集まって日程・場所・イベント詳細などを決めてくれています。

この「山陰PD研」でのセミナーは、CSS NiteやWCAN等とは違って「Web制作」だけではなく「Webプロデューサー・Webディレクター」としての「考える力」「発信する力」「仕事力」といった、仕事をしていく上でのスキル全般を取り扱う内容となっています。

これは地方では各クリエイターにおける仕事領域ののりしろが多く、ある職域を専業よりジェネラリスト的なスキルが求められる、ということも要因にあるかもしれません。

実際過去3年間の鳥取のイベントで名村がおこなったセミナーのタイトルを見ても、

  • Webマーケティングとサイトリニューアル手法
  • 仕事と人生を活かすための「禅」「坐禅」「禅語」
  • 演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー
  • スゴ腕Webディレクターに聞く!企業に求められるスキルとは?(「デジタルハリウッドSTUDIO米子」にて開催)
  • リーダー×マネージャー×プレイヤー論
  • 誰がどう見てもそうとしか受け取れない文書術(「デジタルハリウッドSTUDIO米子」にて開催)
  • Webディレクターの見る世界
  • クリエイターなら考えないといけない「お金」の話
  • 誰がどう見てもそうとしか受け取れない文書術2017(「デジタルハリウッドSTUDIO米子」にて開催)

といったバラエティ豊かな内容になっています。


シークレットセミナー「スゴ腕Webディレクターに聞く!企業に求められるスキルとは?」開催!

ですが、この形式では一方的に「名村が鳥取にお伺いしてセミナーをする」だけになってしまいます。本来はクリエイター間のミートアップが主題です。

また、名村のおこなっている「Webプロデューサー育成講座」では、必ず最後にワークショップがあり、そこで企業担当者を想定したサイトリニューアルのプレゼンをおこなっていただいています。

その時のことを思い出し、

「この参加人数ならばそのプレゼンが何かできないか?プレゼンのロールプレイングを通してプレゼン力をあげよう」

ということが一つのキードライバーになりました。そこで生まれたのがこのイベントの最大の目玉である参加者による「プレゼン大会の開催」です。

プレゼン大会の目指しているところ

文字通り「プレゼン力」の向上が主目的です。名村のセミナーで必ず開催しているプレゼンですが、それは一つの信念があります。

「プレゼンは経験をつめば必ず上達できる」

Web制作を仕事にしている人でも「プレゼンぱっかりしてる」という人は少ないと思います。
Webディレクターであっても、自身が属している会社がコンペティション(コンペ)に比較的よく出るならともかく、そうでないとなかなか人前で「提案内容を話す」機会というのには恵まれないと思います。(コンペ自体が「提案書の提出」という場合もあり、人前で話すこと自体がないコンペも多数あります)

ですので、多くの人は「人前でプレゼンを自由自在におこなう」ということにそもそも慣れていないのです。
だからこそ「Webプロデューサー育成講座」では「失敗してもいい機会」としてプレゼンを入れているわけです。(本番で失敗したら「失注」になってしまうので)

ですが、「イベントとしてプレゼン」をするとしても、講座のときのようにサイトリニューアルコンペでは、準備にも発表にも時間がかかりすぎます。各自が本業もある中で、どういう形であれば「プレゼンの経験を積む」ための機会になりえるか?ということを検討した結果が、

  • 一つのプロダクトをテーマにし、その個々の商品を割り振って、あたかもその商品のマーケティング担当者としてプレゼンをする
  • 持ち時間は一人5分厳守
  • マーケティング担当としてなのでゴールはその商品を「買いたい」と思わせること
  • その中で、自分にはできない「プレゼン手法」「プレゼンのスライドの作り方」を学ぼう

というコンセプトが決まりました。

基本それ以外のルールは自由です。

仕事でのプレゼンのように真面目に商品の良さを訴求するプレゼンをするのも自由ですし、エンターテイナー系なプレゼンでもOKです。
ですが、絶対に間違えてはいけないのは、あくまで商品を「買いたい」と思わせられるか?ということ。
プレゼンのためのプレゼンになってはいけないですし、プレゼンが商品を超えてもいけないのです。

そして全体として大きな目標になっているのが「鳥取版TEDと言われるようにする」(TED:Technology Entertainment Design)という事です。
そのため、初回、二回目はライブバーで行われていて、ステージが有る場所で行なわれました。

第三回目の開催内容について

第三回の開催内容の紹介の前に第一回、第二回の紹介をしたいと思います。

第一回「プレゼンバトル:コンビニおやつの乱!」

第一回は「コンビニおやつ」をテーマとして、参加者に自身がプレゼンする「おやつ」が渡されました。

その時のおやつは、

  • 中野の都こんぶ
  • コロン
  • 亀田製菓 ハッピーターン
  • おやつカンパニー ベビースターラーメン
  • パイの実
  • ルマンドホワイト
  • カルビー じゃがりこ
  • ジャイアントカプリコ
  • グリコ ポッキー
  • うまい棒
  • 明治 チョコベビー

でした。各自が割り振られた自分のおやつに対して「買いたい!」と思わせるプレゼンを5分おこないました。

第二回「プレゼンバトル:カップ麺ウォーズ」

第二回は「カップ麺」をテーマにして、やはり自身に割り振られた商品に対してプレゼンです。



  • 日清ラ王 背脂コク醤油
  • マルちゃん正麺 カップ 芳醇こく醤油
  • サッポロ一番塩らーめん どんぶり
  • チキンラーメンどんぶり
  • エースコック 「わかめラーメン」
  • カップヌードル
  • 日清ラ王 背脂コク醤油
  • 日清食品 「日清焼そばU.F.O.」
  • 日清食品 「日清のどん兵衛」
  • 日清食品 「日清麺職人 しょうゆ」
  • おやつカンパニー 「ブタメン」
  • 明星食品「一平ちゃん」
  • カップラーメン トムヤムクンヌードル
  • チャルメラどんぶり あんかけラーメン とろみしょうゆ

今回の第三回のテーマ「プレゼンバトル:コンビニドリンク頂上決戦」

第三回となる今回のテーマは「コンビニドリンク」でした。設定したドリンクリストは下記です。

  • サントリー CRAFT BOSS(クラフトボス)
  • コカ・コーラ(Coca-Cola) 500ml
  • オランジーナ・シュウェップス オランジーナ(ORANGINA)
  • バヤリース さらさら毎日おいしくトマト
  • 伊藤園 おーいお茶
  • 世界のKitchenから「ソルティ・ライチ」
  • 紅茶花伝ロイヤルミルクティー
  • ジンジャーエール・カナダドライ
  • カゴメ野菜生活100 オリジナル
  • キリンレモン
  • Shine&Shine(シャイン&シャイン)グレープフルーツ
  • コントレックス

これらのお題を参加者は渡され、思い思いの形でプレゼンをおこなうことになりました。

2018年6月9日〜10日のイベントの模様

冒頭で書いたとおり、この2日日程では全部で3つのセミナー・イベントがありました。それぞれについての模様を書かせていただきます。

名村さんに聞くバーベキュー主観のディレクション術 〜バーベキューメソッド〜

こちらは山陰PD研の角田 治さん(角田デザイン事務所 代表)が今回のイベント企画をしている中で、名村に振られた、

「私の経験では仕事のディレクションが上手な人って、ほとんどバーベキュー(BBQ)の段取りがいいんです。
その観点でディレクションの話をしてもらえないですか?」

という話から始まりました。

バーベキュー(BBQ)って確かに段取り次第なんですよね。
最低限の段取りでも楽しめるのがバーベキュー(BBQ)のすごい所ですけど、ちょっと仕込みをするだけで一層楽しくなるしサプライズもできるし、火起こしも最近はめっきり楽になりましたが、「一定の火力を維持する」というのも段取りです。

ということからこの話をお受けしてセミナーをさせていただきました。

しかもこのセミナーの前には懇親会とレクリエーションを兼ねて、実際バーベキュー(BBQ)をすることになっていました。
そしてそのバーベキュー(BBQ)会場でそのままおこなうものと勘違いしていて、実はセミナースライドをこういった形で用意していました。




画像では見にくいと思いますのが、この形式ですのでSlideShareにアップしずらいこともあり、「名村さんに聞くバーベキュー主観のディレクション術 〜バーベキューメソッド〜データ」にPDF版を配置しております。

これを作ったのは「セミナーを行うのはBBQ場だから野外になるし、プロジェクターとかも用意できない。しかし何の資料もなしでは話を聞く側も、聞いてもらう方も大変だ」といいことから考えたものです。
小・中学校等で「旅のしおり」とかでこういったのを作ったことがある方もいると思います。

前日に印刷し、真ん中に切り込みを入れた状態で持参をして、当日皆さんに折っていただき、冊子形式として手持ちの資料といたしました。

ただ実際にはセミナー会場での講義となったので、プロジェクターも使えたのですが個人的に「プロジェクターが使えない会場でのセミナー」ということで頭を使ったという意味では、この資料に至るまでの過程が自身にとってもとてもクリエイティブな機会でした。

日々のタスク管理術 〜座談会形式でラフに名村さんと参加者が語る〜

こちらはスライドがありません。実は座談会ということもあり、スライドを作らなかったのです。

ただ、中で話をさせていただいた名村の「タスク管理」の方法として、

  • できるだけタスク管理ツールは分けない
  • タスク管理に使っているツールは基本的に下記
  • Googleカレンダー
  • Gmail
  • 社内のチャット「Slack」の際、名村への依頼は必ずToDoで連絡してもらい、Todo管理サイト側で把握する
  • タスクがあまりにも増えすぎたときにGTD(Getting Things Done)のために使ってるツールは「Any.Do」
  • タスク管理をする際に「ビジネス」「プライベート」という分け方はしないのが一番重要な方針

といったことでした。

Googleカレンダー

基本的に私はおこなわなかければならない作業についてはGoogleカレンダーに登録をしています。それこそ「夏休みの帰省のチケットを買う」や「Dropboxの年間費用の更新時期」といったものも数日間の帯日程で入れています。
この社長ブログを書くということや、会食の予約を入れる、ということも「○月○日○時〜○時におこなう予定」という予定化しています。時間指定がないものは終日予定でいれるようにしています。

これは「できるだけタスク管理ツールは分けない」ということからなのですが、カレンダーは一日に何度もみるので、ここに全て入っていると必ず見ることができるためで「あの予定はどのツールに書いてあるか?」を考える時間自体がもったいなからです。

Gmail

タスク管理と少し異なる部分もありますが、メールベースでの依頼は、未読状態で置いています。中身を見てすぐに対応ができないものがだった場合には「未読にする」として置いておきます。

ですので、私のメールの未読リストが「現在自分が処理が終わっていないもの」の一覧になっていることになります。
見積もり依頼であったり日程調整依頼といったものがここに残ることになるので可視化されていて、これを捌いていけば自分のタスクが終わっていく、という使い方をしています。

SlackでのToDo依頼と、確認ツール

Web制作・ホームページ制作会社である株式会社サービシンクでは現在社内チャットではSlackを使っています。そのSlackにWorkastを入れてToDoが使えるようにしています。

SlackでToDoを作成→担当を割り振り・・・して、Web版の https://www.workast.io/ からログインした画面で自分に割り振られているToDoを見る・・・みて対応していく、という形をとっています。

個人的にはチャットツールでのToDoは、昨年まで使っていたChatWorkの方が秀逸だったと感じています。
ChatWork内でどのchannelで割り振られていても、全ToDoが一覧できますし、そのchannelで割り振られたのかも分かりやすい。
WorkastはWebツール側では、割ふわれた時間、割り振られたチャンネルが分からないので「このタスクは内容は分かるが、誰からどのchannelでいつ言われたものだ?」ということが分からないのが欠点です。

SlackでのToDo管理ツールは他にも有るのですが、社内で検討しきれていない、というのが実情でもありますし、なかなか「使いにくにがそれに慣れた」ら、移行に全社巻き込むことに腰が重くなってしまいますね。

GTDツール

上記の3つでほぼ私はタスク管理は終わっています。それ以外のことは大体覚える、という事をしていて、今の所それほどヌケモレはありません。

ですが、あまりに細かいタスクが増えてきたときにGTD(Getting Things Done)のためにツールを使っています。
古くはRemember The Milkから始まり、現在は、

  • ツールのデザイン性が高いこと(日々使う上でデザインがいい、というのはそれだけで使いたくなる理由となりえます)
  • PC、スマホで連携がとれ、どのデバイスでみても同じものが見られる

ということから「Any.Do」「Todoist」のどちらかを使っています。この時だけはGoogleカレンダーに書いていても、メールの未読に残っていても、Workastにあっても吐き出します。

この時大事にしているのは、「仕事とプライベートの予定を分けずに洗い出す」ことです。

多くのGTDツールはこれを分けたタブなりメニューがあります。ですが、自分の時間軸は一本しかないので、「プライベートの優先度1と、仕事の優先度1」がどちらも「なる早」での対応だったとしても現実には順番にこなさないと行けない分けです。

なので、自分の時間軸に対して「優先度」をきめる、という意味で仕事とプライベートを分けずに洗い出し、それらに対して順番を決めていくようにしています。
そうでないと「これは優先度1で、こっちは・・・・優先度1.5かな・・・」という思考になるのですが、「優先度1.5」は「優先度1と優先度2の間」なので、実際には「優先度1、2、3」と割り振ってるのと同じだからです。

それ以外のツールや手法の話

全体は座談会でしたので、参加者の方と「バグチケット管理システム」系の話で「Backlog」「Redmine」「JIRA」といったツールの話もでたり、「Trello」に代表されるようなカンバンシステムの話(Web版、リアル版含めて)といった話もさせていただく時間となりました。

第三回「コンビニドリンク頂上決戦」の模様

今回本題の「プレゼンバトル:コンビニドリンク頂上決戦」です。

正直言うと、恐らくプレゼンバトルの前におこなった「日々のタスク管理術 〜座談会形式でラフに名村さんと参加者が語る〜」は、半分以上の方が、その後の自分のプレゼンのことで一杯になって、上の空だったのではないかと思います。

当日のプレゼンバトルは最終的に9名の方の参加+名村の実施、という形だったのですが、参加者の方々はとても力を注いでいました。

<a href="https://www.facebook.com/tsunodadesignoffice/">角田デザイン事務所</a> 代表 角田 治様



<a href="https://doubleknot.co.jp/">株式会社ダブルノット</a> 宮下 侑子様



フリーラインスデザイナー 宮脇 志朗様



<a href="http://ymkw.jp/">山川製作所</a> 代表 山川 祐一郎様



Sway Design 代表 松下 真理子様



<a href="https://servithink.co.jp/blog/archives/category/saiyou">サービシンク 人事部</a> 石井 真司



<a href="https://masa-ka.net/">株式会社Webもり </a>代表 大森 誠様



フリーランスエンジニア 八幡 紀夫様



元サービシンク Webディレクター 平野 尚史


元サービシンク Webディレクター 平野 尚史

2018年11月サービシンクを退職


<a href="https://servithink.co.jp/blog/archives/category/daihyo">サービシンク 名村 晋治</a>



様々な趣向を凝らしたプレゼンを一気に9本観ることができます。

優劣を名村が決めさせていただきました。

このプレゼンバトルでは「審査員長」を仰せつかっています。その中で今回プレゼンとしては多くの方が「そつがない」ものになっていました。また数名はプレゼンの手法としては面白い形でおこなっていました。

ですが、名村が判断をする際に最後まで大事にしたのは、

  • プレゼンはあくまで「商品をよりよく伝える」ためのものであって、プレゼン自体が目立ってしまってはダメである
  • プレゼンが商品を超えてしまってはいけない

ということでした。

「プレゼンバトル」なので、つい「趣向を凝らしたプレゼン手法」にいってしまいがちですが、それではダメだと考えています。それをおこなってしまうと、それは最早プレゼンではなく「演劇」になってしまう。「プレゼン自体」は面白かったけど、「何のプレゼンだったのか記憶に残っていない」では意味がないのです。

その観点で今回ジャッジをさせていただき、今回最優秀とさせていただいたのは「バヤリース さらさら毎日おいしくトマト」で「24種類もの飲み方を提案」するというプレゼンをおこなった角田デザイン事務所 代表の角田 治さんとさせていただきました。

今回のこの「プレゼンバトル」ですが、一番の意図はプレゼントしての優劣を決めることそのものではありません。

  • なかなか得られないプレゼンの練習をする
  • なかなか見ることのない他社(他者)のプレゼンをみる

という機会を得るためのイベントであるといいうことです。普段の仕事の中でなかなか得ることができない機会ですが、プレゼンは「どれだけ実際にプレゼンをおこなったか?」が必ず経験として必要になってきます。

その意味では「山陰PD研究会」では今後も継続をしていくというお話にです。その時は名村もまた関わっているかもしれません。中国四国地方の方のみならず西日本の方はぜひ注目をしていただければと思います。


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア25年目のWebディレクター

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からはWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。

詳しいプロフィール

もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、またNHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

俳優時代の経験を活かし、演劇の訓練メソッドを利用した「コミュニケーションスキル」向上を目指したセミナー・研修も実施しています。

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