セミナー

WordFes Nagoya 2017で「『人生は一度きり!』悔いのない人生を送るための、これからの働き方座談会」に出演させていただきました。


2017年10月28日(土)に名古屋工業大学 52号館で開催された「WordFes Nagoya 2017」にて「『人生は一度きり!』悔いのない人生を送るための、これからの働き方座談会」に登壇させていただきました。

色々な立場の方が参加されていて、登壇者もいろいろな立場の方もいる、と言うことで「経営者」枠ということで登壇させていただきました。

「人生は一度きり!」悔いのない人生を送るための、これからの働き方座談会


色々なワークスタイルがあった!

全部で6名の出演者がいる中で、司会をされていた野末さんも仰っていたのですが、45分というのが思いの他あっという間に時間が過ぎていってしまいました(笑)

各自が自己紹介をした後に、野末さんが個々に「今の立ち位置での働き方」について聞いてく形dえした。

途中で他の方の話を拾う、乗ることをしようと思ったのですが、多分話が広がりすぎて時間が足りなくなると思い控えていたのですが、名村がトリになってしまいました。

そんな中で、丁度それまでの登壇者の方々から、

  • 地方だからこそで、出社前にサーフィンしてくる人がいる
  • フレックススタイルを取っている
  • 通勤時間がないから子育てを両立が出来ている
  • 外資系なので数字がダメだったら一瞬でクビになる(「5年在籍しているだけで表彰される」というのはビビりました)
  • リモートワークをしている人がいる

といった話が出ていました。

丁度最近自社のワークスタイルについては考えて実践したり、検討していたりというのが続いている状態で、これらは全てキーワードになってた中でのトリだったので、それをまとめるような話をさせていただきました。

サービシンクでやっている・やろうとしているワークスタイルについて話をさせていただきました

youtubeの収録を見ていただければ分かるのですが、Web制作・ホームページ制作会社である株式会社サービシンクでは今こんな感じでのワークスタイルです。

  • リモートワークは導入していない
  • 育児支援をしたいが、通勤の大混雑問題が
  • 内省をするための「坐禅研修」を取り入れている
  • 坐禅研修をしている青森の禅寺の和尚様に月一回来社してもらって1対1での独参の時間を取っている
  • 平均残業時間は22時間/月ぐらい

リモートワークを導入していない

これは以前に社員に聞いたこともあるのですが、顔を突き合わせて仕事をしたい、という声もあり導入はしていません。

Lenovoさんと積極的に導入していますが、会社としての仕事のスタイルと、個々人のする仕事内容にもよって出来るできないがあるとは思います。

また先日ネットで話題になった記事で、リモートワークの際には「自宅のパソコンにはカメラを付ける」というものがあったりしましたが、どちらにしても「評価制度」が必要だと思っています。

リモートワークをする場合には、在宅時には何をしていてもいいけど、最終的に「数字で分かる」でしか評価できなくなるし、逆に数字で分からない部分は「一切評価しない」事になるので、そうなると今いまで言えば日本人的な働き方に合うのかな?と思っている部分もあります。

育児支援をしたいが、通勤の大混雑問題が

サービシンクでも女性社員が出産をして育児休暇から帰ってきたり、転職してきた時点で0歳児を持っている男性社員もいます。

そういったメンバーへの支援として次にオフィス移転をする時には、ガラス張りの会議室とかにウレタンマットで養生もして、シッターさんを会社で手配をして、子連れ出社が出来る用にしよう・・・と思ってたりしました。

実際、サービシンクでは就業規則(2017年10月29日現在)で育児周りで下記の内容があります。

> 育児時間   > - 生後1年に達しない生児を育てる従業員が予め申し出た場合は、所定休憩時間のほか、1日について2回、それぞれ30分の育児時間を取得することができる。 >   > 育児リフレッシュ時間   > - 生後3年に達しない生児を育てる従業員が予め申し出た場合は、所定休憩時間のほか、1ヶ月について1回、最大2時間の育児リフレッシュ時間を取得することができる。

ただ、東京は通勤時の満員電車問題があります。   あの満員電車の中を歩けない子供と一緒に出勤してくるのはそれこそ無理だと思っていて「場所を作る」だけではダメだという考えに今なっています。

実施するとしたらフレックス出勤を採用しないとだめだろうなぁ・・・と思いながら、会社全体の仕事の仕方とかとかで今しばらく実現には時間が掛かりそうですね。

内省をするための「坐禅研修」を取り入れている

特に東京という場所で働いていると、街にはいろいろなものがあり、今では手にスマホがあります。

普段自分え考えて時間を取らなければ、「どうやって仕事人として生きていくか」「今後の人生を過ごしていくか」「どういう風に生きれば成長していけるか?」といったことを考えなくても時間を過ごせてしまいます。

逆に言えば名村の20歳の頃はスマホやインターネットがが少なかったので、「生きる」ということをもう少し考える時間が嫌でもありました。(考えない人もいたとは思うけど)

そういった時間を取ってもらうために、サービシンクでは不定期で希望者を対象として、青森の「曹洞宗 高雲山 観音寺」で一泊二日の「坐禅研修」をしています。

ただひたすら坐禅を組む(禅語での「只管打坐」)間は、当然何を想い考えても自由です。   仕事の事ですらなくて構いません。   ですが、その坐禅を通して頭の中を「デフラグ」する時間は必要だし重要だと思っています。

この時間を取る事によって、AppleやGoogleでも推奨されている「マインドフルネス」の感覚を掴むきっかけになり、自分の人生を生きる(禅語での「主人公」)につながってくれれば、と思っています。

坐禅研修をしている青森の禅寺の和尚様に月一回来社してもらって1対1での独参の時間を取っている

坐禅研修ともつながるのですが、サービシンクでは更に前述の「曹洞宗 高雲山 観音寺」の和尚である「前田憲良」さんに月に1回、4時間ぐらい来社して頂いています。

その時間中、サービシンクの従業員は1人1時間程度で、和尚と1対1での独参の時間を持ちます。

前田和尚との独参の時間は、仕事の事、生活の事、恋人・結婚相手とのこと、自分の生き方について・・・なんでもいいので話をする時間となります。

これも仕事そのものの話は仲間とできます。   ですが、Webの世界、またサービシンク自体にも「人生の年長者」がいません。

とした時に、「仕事感」といった部分の話をする相手がどうしても少なくなります。その時の指針、羅針盤となるべき方として、サービシンクでは前田和尚にお越しいただき、独参の時間を取るようにしています。

ワークスタイルにゴールはない

ワークスタイルに「これ」というものは無いな・・・といういのが最近の感覚です。

自分の親父たちの団塊の世代と今では働き方は全く違うでしょう。仕事に対して求めるもの、というのも大きく変わってきています。

ですので、名村が今「経営者」という立場をさせてもらってるならば、その「今できる働き方」というものを考え実践し変えていく、という事をサービシンクでは忘れずにやっていきたいと思っています。

『人生は一度きり!』悔いのない人生を送るための、これからの働き方座談会」にご参加いただきました皆さま、ありがとうございましたWeb制作・ホームページ制作会社である株式会社サービシンク


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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