「全世界でおこったPHP『php2shell』問題を解説」「喋り出したら止まらない人対応はどうする?」|Webディレクションやってますラジオ #318
2026年10月23日の第318回放送分です!
毎週金曜日放送のWeb系クリエイター向けの仕事力アップのポッドキャスト「Webディレクションやってますラジオ」の318回目(2026年10月23日)放送。
▼目次
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ポッドキャスト(Podcast)でお読みしたおハガキのコーナー
このポッドキャスト(Podcast)では、放送でお読みする「おハガキ」(と称するTweet、DM、フォームからのご投稿)を募集しています。
ご自身の「Webディレクターとしての仕事の仕方」や「Webディレクション」またWebデザインやマークアップやシステム開発に関しての疑問・質問がある方は、下記からぜひご投稿ください。
Web制作・Webディレクションとは関係ない日常での「こんなことがあったよ」や、今だからいえる「ありがとう」「ごめんなさい」といった話題のおハガキも募集しています!
今週はいただいていたおハガキからこちらをご紹介させいただきました。
ラジオネーム:午後のホチキスさん
なむさん、こんばんは。
運動会の季節になると、父のことを思い出します。
父は土曜も仕事の人で、運動会にはほとんど来られませんでした。
でも小4の時、私の徒競走の時間だけ、スーツ姿でゴールの横に立っていたんです。
当時の私は「スーツで目立つからやめてほしい」と思って、走り終わっても手も振りませんでした。父は、そのまま仕事に戻っていきました。
いま会社員になって、仕事中に1時間抜けることが、どれだけ調整の要ることか分かります。
お父さん、あの日、来てくれてありがとう。
3位だったけど、ちゃんと見えてたよ。
来週も楽しみにしています。
トークのまとめ
- 「今だから言えるありがとう」のお話をいただけて、本当にいい話だとお伝えしました。運動会シーズンにぴったりのおはがきなので、オープニングで取り上げました。
- わが家の小学1年生の息子は、明日の運動会が午前中から午後イチには終わるそうで、自分の子供の頃との違いに驚いたことをお話ししています。
- 台風が近づく中での運動会シーズンの話題から、リスナーのみなさんにも子供の頃の運動会の思い出を送ってほしいとお願いしました。
ラジオネーム:ウェブ屋のさとーさん
名村さん、こんばんは!
ふと自分の仕事とこれまでの歩みについて振り返ることがあったのでお便りしました。
実は昨年、情けないことに自社の経営が傾きかけました。
このままでは身動きが取れなくなる……そう危機感を抱き、プライドも何もかも捨てて他社の開発現場へ飛び込みました。
私は現在、株式会社の代表取締役と、他社現場のシステムエンジニアという二足のわらじを履く生活をしています。
現場では、それこそ何年ぶりかに「昔に戻ってSESの客先常駐エンジニアをやっている」という感覚です。
もちろん自社の名刺はいつも持ち歩いていますし、何かの書類で『勤め先』を書くときは自社しか書いていないです(笑)。
毎日、要望・仕様を聞いて設計書を作り、工期を見積り、実装・テストを納品に間に合わせるという生活を送っています。
…とはいえ
平日は他社の現場でガッツリ作業して、朝や夜に自社の仕事を回す毎日なので、正直「シンプルに眠い!しんどい!」という日も普通にあります(笑)。
昨年、現場に戻ってから約1年経過し「まあ、これが今の自分だな」といい意味で開き直れはしました。
でも、これで満足しているわけじゃなくて、本音を言えば早く自社一本の生活に戻りたいですし、今も毎日なんとかしようと必死にあがいている真っ最中です。
全然かっこいい話じゃなくてすみません(笑)。
名村さんは、ピンチの時に下した決断が、結果的に自分の軸を見つめ直すきっかけになった経験はありますか?
トークのまとめ
- ピンチのたびに「会社なんか勢いでやらなきゃよかった」と思う時期があったことなど、この17年間の本音をお話ししています。経営者なら誰にでもある経験だと思っています。
- ピンチのたびに自分の強みを削って削って考え直してきました。会社員時代より、ずっとソリッドに考えるようになったとお伝えしました。
- 会社員ならしんどさを上司と交渉できますが、経営者はコロナやPHPの件のような社会の出来事に文句の持って行き先がありません。「ビジネスになる強み」を見つける難しさについて、ポッドキャストを例にお話ししています。
- 佐藤さんにはピンチをチャンスに変えて、自分の強みを周りにアピールしていってほしいとエールを送りました。福岡でまた飲みましょう。
ラジオネーム:延長戦のホワイトボードさん
なむさん、こんばんは〜。
ちょっと聞いてくださいよ。
今やってる案件の先方さんで、一回しゃべり出したら、もう止まらない人がいるんです。
頭がいいのは分かるんですよ。
「あ、ちなみにこういう見方もあって」
「で、補足するとですね」って、どんどん話が広がっていくので。
でも、こっちが一言も挟めないんです。ほんとに。
おかげで毎回時間オーバー。
「1時間で〜」って始まった定例が、気づいたら1時間半近くなってたりします。
いや、いい人なんですよ。ほんとに。
だから余計に「ちょっといいですか」って止めづらくて。
しかもオンラインだと、息継ぎのタイミングすら分からないじゃないですか……。
なむさん、こういう人とうまく付き合うコツって、何かないですかね?!
トークのまとめ
- 一方的に話し続ける人は、話すこと自体が思考の癖になっていて、本人は何も困っていません。だから放っておいても改善しない、とお伝えしました。
- 私は話が終わるまで黙って聞き、相手が一息ついたところで「私もお話ししてよろしいですか」と切り出したことがあります。これが一番いい方法だと思っています。
- 時間オーバーは「次のアポがあるので」と1時間で区切るしかありません。それを2〜3回繰り返して、相手に「困って」もらうのがコツです。
- 割り込むタイミングを狙い続けて入っていくスキルを身につけるか、時間で区切るか、私が持っているのはこの2つだけだとお話ししています。
ラジオネーム:午前中のホットレモンさん
なむさん、いつも聴いています。
PHPの脆弱性のニュース、見ました。
担当しているクライアントのサイトがPHPで動いていて、今朝、先方から「うちは大丈夫なんですか?」と電話がありました。
エンジニアに確認しますとだけ答えたのですが、自分が状況を何も説明できないことに焦っています。
こういう時、ディレクターはクライアントに最初に何を伝えるべきなんでしょうか。
トークのまとめ
- クライアントから「うちは大丈夫?」と聞かれたら、ディレクターが技術的に答えられなくても問題ありません。「こういう脆弱性が公表されました。御社のサイトに影響があるかどうかを、今確認しています」を最初に伝えれば十分です。
- 一番大事なのは「次の連絡時刻」を必ず伝えることです。「夕方5時にご連絡します」と約束し、進展がなくても5時に連絡してください。
- お客さんが一番不安なのは、何も分からないまま放置されることです。担当者が上司に説明できず板挟みになるのが最悪なので、こまめな連絡を心がけてほしいとお伝えしました。
- 事前に、自分の案件がどのPHPバージョンで動いているかを把握しておくと、いざという時に慌てません。
ラジオネーム:社食の日替わりB定食さん
名村さん、こんばんは。
昨日から社内のSlackが急に慌ただしくなりました。
「php2shell」という言葉が飛び交っていて、エンジニアさんたちが夜遅くまで何か対応しています。
調べてみたら、PHPに重大な脆弱性が見つかったとのこと。
でも「遠隔コード実行」「CVSS 9.2」と言われても、正直、どれくらい大変なことなのか分かりません。
聞ける雰囲気でもなくて……。
いま何が起きていて、ディレクターの私は何を知っておくべきなんでしょうか?
トークのまとめ
- 今回の件を家に例えると、鍵を持たない人が外から勝手に入り込んで好きなことができてしまう状態です。「遠隔コード実行」は、外から勝手にサーバーを操作されてしまう脆弱性だと説明しました。
- 騒ぎが大きくなった理由は3つあります。認証なしで外から攻撃できること、影響範囲が広いこと、すでに実際の攻撃が始まっていることです。この3つが揃ったら、すべてを後回しにして最優先で対応します。
- 今回の問題は、私たちが作ったプログラムではなく、その土台のPHPそのものにありました。制作会社がきちんと作っていても防げず、静的サイトのサーバーまで止めざるを得なかったケースもあります。
- サポート切れのバージョン向けに出たパッチは、あくまで暫定対応です。根本対応はPHP 8.2以上へのアップデートですが、その上で動くプログラムが動かなくなる恐れがあり、簡単には上げられません。
ラジオで話をしたPHP(php2shell)の解説を作りました
今回のおハガキでいただきましたPHP(php2shell)の話題についてラジオでお話をした内容をブログにまとめました。
時間の関係で短くまとめて喋った部分を深堀して、Webディレクター向けの記事にしていますので、緊急時の対策という意味でもご覧いただけると嬉しいです。
月末書籍プレゼントのお知らせ
「Webディレクションやってますラジオ」では、その月におハガキをお読みした方を対象に「書籍プレゼント」をさせていただいています。
抽選資格
- その月に読まれたおハガキ
- おハガキをお送りいただく時、メールアドレスを記載の方
プレゼントの中身
- 書籍は「Webの技術系」や「ビジネス書」などから名村の独断で決定
で、 毎月月末に放送で抽選をおこない、当選者の発表しています!
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