メールアドレスの交換をしている時に気がついた他の人への認知活動の各レイヤーでの注意すべき事
2009年10月08日
先日とある事で、結構な量のメールアドレスを取りまとめる事がありました。
そこで気がついた事など。
言ってしまえば、異業種交流会的な事の取りまとめなんですが、メールアドレス、実は手書きのモノを集めて打ち込み・・・・というものだったんです。
ここでいろいろ見えてきたことがありました。
メールアドレスそのものでも、
- 事業ドメインを取っている方とそうでない方。
- 携帯アドレスの方。
- YahooとかGmailのフリーアドレスの方。
- 多分アドレスが自分と恋人の掛け合わせっぽい方(汗)
- メールアドレスに顔文字が入っている方(汗)
といったことがありました。
それ以外で「紙に書く」って事でいえば、
- 紙に書いて、「_」なのか「-」かが分かりづらい方
- 「h」「r」とか手書きにした時に分かりづらい方
というのがあり、結構面白かったです。
(正確に打ち込めていないかもしれないので、それはそれで結構焦っているんですけど)
そこで思ったのですが、皆さん、自分の何かの情報である程度パブリックな情報を他人に伝える時ってどれぐらい気を入れられていますでしょうか?
今回のことで言えば、「メールアドレスを書いて伝える」ってのは事前に何の連絡もなかったのですが、とあるきっかけからそうなりました。
(その結果として名村がとりまとめをすることになったのですが)
ただ、可能性として「名刺」に記載をされるような情報であれば交換をする可能性は十分にありました。
その時とか、その場に対しての各人のコミット具合にもよるとは思うのですが、
- パブリックなアドレスを用意しているか?(事前準備)
- そのアドレスは「第三者が」認知しやすいか?(認知性)
- 認知した結果その本人を「想像」しやすいアドレスか?(再記性)
- アドレスを伝える時の方法はベターだったか?(再現性)
とかって事をどこまで考えてられているかって結構大事なんだなぁ、と気づいた訳です。
会社組織に居る方は、そもそも「名刺」を持っていると思うので、1〜3についてはそれほど問題ないでしょう。
ただ、「手書き」で伝える場合には「字がキレイきたない」以前の問題として「ここでアドレスを誤認されたら、もう関係性が無くなってしまう!!」という危機感を持てるかどうかにかかってくるのかな?と思いました。
ちょっと無理矢理ですが、これっていわゆる「AISASの法則」に繋がっているような気がします。
「AISASの法則」はネットでの購買活動における心理プロセスを表したモノですが、こんな感じですよね。
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Action(行動、購入)
- Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)
こう言ったことを、自分の認知をする場合には活動をそれぞれのレイヤーに分けて意識をするだけでも随分変わってくるだろうなぁ・・と思いました。