Webディレクション

サイトをリリースしてからアクセス解析で見えてくる設計の予実結果

アクセス解析の重要性

アクセス解析の重要性


99年までネイムヴィレッジでWebの構築全般を引き受けてきていた名残りで、今でも時々声をかけてくださったり、いろいろな人や仕事を紹介してくださる方がいます。
ネイムヴィレッジ時代はホントに言葉使いがなっていない若造だったのですが、それすらも許容して話を聞いてくれているクライアントにはホントに感謝です。


サイトをリリースしてから始まるログ解析

昨年の初秋から始まり、年末ギリギリにカットオーバーというスケジュールで進んだある企業サイトのリニューアル案件がありました。
その時、チームの人間がほとんど動けなかったので、名村が実制作も行ったのですが、終盤には結構パツパツな中でやった覚えがあります。

そんなサイトも新春からの季節要因の大きな波が落ち着き、Webサイトから連動する実業務も落ちる板クライアントから、Webサイトの改善・改修の第二フェーズの話が届きました。

ということから、第二フェーズのWebディレクションをおこなっていく上で、まずは現状把握です。
そのため手始めに昨年末リリース時点から仕込んでおいたアクセス解析を行います。
もういろいろなサイトで何度もしているので、解析自体はある程度サクサク進むのですが、それでもそのサイト毎の要因はあるので、そこを纏めているところです。

アクセス解析から見えてくる予実の差

いつもながら思いますが、アクセスログを見ていると、設計時に自分が考えていた通りになっているって所と、実際のユーザの使い方やアクセスのされかたが全く事なっていて、うまくいってなかったところの差に驚きます。
当たり前ですが、当初の企画書でそのプロジェクトでの到達点というか、数値目標を明示しているので、その差となぜその差が生まれたのかの検証をしています。

アクセス解析から導く第二フェーズの方向性

アクセス解析の結果を見ていると、当初にそもそも見送った部分や、機能的に足りないのが分かっているところに対してのニーズがやっぱり大きかったのが分かったので、まずはそこを補完していく。
これ自体は結構いくらでも行いようがあるので、今回もう一つ、どちらかというと検討しなければならないのはダメだった所が「なぜ予定の数字に足りなかったのか?」を分析すること。
あと、結構大変なのは、今回のリリースでそれなり以上に数字も効果が出ているところを「更に伸ばしてくれ」というオーダーをどうするか(笑)

もちろん単純に何でもかんでもOKはもちろんしませんが、それはそれで気持ちも分かるって事で、あとはコストとの問題。
でも伸びている所を伸ばしても伸びしろって結構限られているのですが、それを分かってもらった上で、当然現状がゴールではないので「更に」をどう積み上げていくか・・・はやっぱりアクセス解析から、来てくれているユーザの行動と心理を考え、そのクライアントのサービスのニーズを導き出していくことですね。


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア25年目のWebディレクター

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からはWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。

詳しいプロフィール

もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、またNHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

俳優時代の経験を活かし、演劇の訓練メソッドを利用した「コミュニケーションスキル」向上を目指したセミナー・研修も実施しています。

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