Hタグなどを随所に織り込む、というテクニックな「SEO」に疑問を感じる?
2005年07月24日
SEOというものがWebの世界で騒がれだしてから、僕はそのやり方に対して「それってどうなの?」という思いが常々ありました。
それは、いわゆるテクニックとしてのSEOってのが横行した時にです。
それは検索エンジン最適化なのか、検索エンジン誤魔化し、なのか?
その時からの影響なのか、未だにHTMLとしての正しいマークアップ無視し、ソースコードの突然ヘッダタグ(H○系タグ)を「ここにHタグを入れるのが重要なんだよ!」って文章中に問答無用で入れることこそがSEO!と思っているクライアントさんに時々であい、閉口してしまう。
名村はそういう人にお会いしてしまうと、
「(そんな)SEOはクソですよ。」
と言ってしまいます。
Webサイト自体を今後を含めたWeb標準への準拠というか、そもそもWebサイト自体を「ユーザーへの正しい情報伝達の場」と考えて作ろうとしている方々にまで前述の「Hタグをどこそこに埋め込む」という間違った情報が伝わっていたりして、そんな方々に「(そんな)SEOはクソですよ」なんていうと、「え?どうして?それがSEOなんじゃないの?」というご返事が返ってきます。
Webサイトは誰のためのものなのかを考える
そりゃそういう返事が返ってくる訳ですが、そういう時には、まず企業として、Webサイトとして何をそもそも伝えるべきで、何が一番大事でしょうか?
そしてそれをちゃんと作っていてGoogleやYahooが順位を下げるわけがないんです、とお伝えしています。
SEOにしてもWebサイト構築にしても、そこにわざわざ自ら検索で調べたどり着いてきてくれるユーザの事を考えた視点で作っていきたいと強く思います。