Goを出させられないWebディレクションとしての自分の不甲斐無さ
2005年06月29日
さっきまでユニットの事業部長とWebアクセシビリティ対応を行い、自社のサイトをアクセシブルなサイトにする構築方法についてかるーくバトルってた(謎)
越えようと努力する手法や組織論、品質保持、向上を提案しても却下されたのは、そのレベルでの危機感を感じていなかったのだ。改めて話しても無駄だったんだと実感する。
いや、会議中の出されたのは、自社でサービスサイトを運営していて「サイト構築」ではなくて「提供しているサービス」で収益を上げている自社としては、現状では至極当然な回答であり選択。
それはよーく分かっている。
ただ、「Webサイト」という「モノ」を作るWebディレクションとしては、どこかでそもそも理想論者な部分が僕にはあるので、どうにも納得出来ず、相手も僕のどちらもとっても冷静なんだけど、やっぱり実際はバトル。
Webアクセシビリティを印籠にするつもりはないけども。
アクセシビリティが黄門様の印籠になりえないのはよく分かっていて、それでも、自社のターゲットやこれからの展望を考えると、今の時点で対応を行う事は、必ず有益なことなのは間違いない。
でも資本もマンパワーも限りが決まっていて、優先順位をつけていくと自ずから「何を行なって何を行わないか」の答えが出てきて「アクセシビリティ対応」事態はあとになる。
でも、一番問題なのは自分のプレゼン力
と、自社の事業優先度のせいにしている風ですが、実はそこで一番問題なのは、それを提案していながら、上長にGoをだしてもらう事ができていない自分のプレゼン力。
自社内で完結はするとはいえ、自社サイトの今後の話をするというのは、僕にとって上長は「クライアント」なわけだ。
となると、当然クライアントにこちらの提案を理解してもらう手段はプレゼンな訳で、そのプレゼンの場で「対応することに対してのコストとその後のリターン」という構図をもって、どうにかこうにか提示した上で「説得」し、理解しGoをもらる、ということができていない自分はホントにまだまだな訳で・・・・。
昨日作った資料や見本をぶち破ってしまいたい衝動に。
まぁ、デジタルだから出来ませんが(謎)
なんとなく迷ってるのかも?
というようなことがあったからなのかもしれませんが、なんとなく自分のやりたい事とそれをなしえるフィールドを、今の場所ではないどこかで探しているのかなぁ?とちょっとセンチになってしまったり(謎)
まぁ、隣の芝生は青く見えるものですからね。
と言ってても仕方が無いので、もういっちょガンガリます。
越えようと努力する手法や組織論、品質保持、向上を提案しても却下されたのは、そのレベルでの危機感を感じていなかったのだ。
一方で、判断材料がやっぱり費用対効果であるし、その部分が弱かったのも事実。
結局は、そこを通せる力がまだまだ足りていなかったということ。
日本におけるアクセシビリティの規格、JIS X8341も出来てそろそろ一年が経つので、もう一度ひとつひとつ読み直して、それを費用対効果に落としこんで、もう一回チャレンジしたる!