Dreamweverで直接VSSファイルを呼び込む方法
2006年12月07日
今、某案件の開発をしていて、社内使っているファイルのバージョン管理システムのCVSの代わりに、この案件は外部のシステム会社さんと共同開発って事もあり、バージョン管理システムに、CVSの後継である「Subversion」を使っています。
(正確にはCVSではなく、MSのバージョン管理システムのVSSなのですが)
そのバージョン管理ツールSubversionのクライアント側のアプリケーションとして「TortoiseSVN」というのを使っている(CVSというツールのクライアント側のアプリケーションがVSS、といったら分かるかな?)のですが、これがやたらと便利なんです。
って事で、VSSであれぐらい使いやすいものはないかな?といろいろ見てたんですが、VSS自体はファイルの管理ツールとしては結構こなれているみたいですね。
そんな事もあり、さすがにエクスプローラーの統合されたツールてのは難しいみたいですが、いろいろと見ていたらDreamweaverにSourceSafeをリモート情報として設定したら、チェックイン・チェックアウトがDreamweaverから直接出来る事を発見。
ということで、本当に全部を上手く使おうと思ったら、サイト設定→DreamweaverとFireworksのラウンドトリップ機能を使う →DreamweaverでVSSサーバーにアクセス、とするべきなのかも?と思いますが、現状でもVSSの代わりにDreamweaverを使うってだけでもかなーり便利な気がしたので、とりあえず上げてみます。(前置きなげぇ・・・・)
■ドリでクライアント、もしくは案件毎にサイト設定をする。
・ローカル情報
社内ではファイルサーバーを使っている関係で「初期設定イメージフォルダ」をどこにするのか?ってのがかなり難しいんですが、ローカルルートフォルダの外に「初期設定イメージフォルダ」を設定すると、ドリに一応怒られます。
・リモート情報
アクセスのプルダウンの中に「SourceSafe(R)データベース」がありますが、これが社内のVSSにアクセスする為の設定です。
このとき、下のチェックボックスの「保存時に自動的にファイルをアップロード」にチェックを入れると、保存する度にバージョンを上げていく事になるので、明確にコミットの時だけにしたいので、名村は外しました。
本来はサーバーモデルは事務所では別の言語なんですけど、それが選択肢にないので、これにしています。
URL接頭辞は、一応テストサーバーそのままにしています。
・クローク
あとはクロークの設定ですが、素材ファイルは上げたくないので、こんな設定に。
これで、設定をしてみると、ドリの右メニューの中の「ファイル」に「ローカルルートフォルダ」で指定していたファイルを読み込みにいってくれます。
このときはまだVSSでいう「最新バージョンの取得」をしたわけではありません。
なのでドリでだと面倒ですけど、サイト名を選択して、チェックイン。
その後チェックアウトの解除をすることで読み専になっているVSSのファイルを取得できます。
で、ドリを見てみると・・・・・・
鍵マークがついています!!
これはまだチェックアウトしていない状態って事ですね。
その上でファイル上で右クリックすると・・・・・
VSSでも使ってるコマンドキター!!!!
これでチェックアウト、チェックインが普通に出来ます。
実際にここでチェックアウトしたらVSS側でも(当たり前ですが)チェックアウト状態になっていました!
これで以前より煩雑だった工程を一つ削ることが出来ました。
結構画期的な状態だったりするんです、これでも(笑)
あと、バージョン管理をしているわけですから、ファイルの比較をする、って事が出てきます。
これは、アプリケーションを別途インストールしないといけないのですが、VSSについている様な左右分けで見られるアプリケーションとしては、いろいろ調べてみたんですが、「WinMerge」ってアプリケーションは比較的評判がいいようです。
これをインストールしてドリでこのアプリケーションを指定すれば、VSSでやっていることは殆どできるようになります。
その上、直接チェックイン、チェックアウトが出来るので、ドリ使いの人にとっては簡単かもしれません。
って事で備忘録でした[謎]