仕事の雑感

立川談志が弟子に教えた、醜い嫉妬の解消法

立川談志が弟子に教えた、醜い嫉妬の解消法(ChatGPTで生成したイラストです)

ChatGPTで生成したイラスト


今日ふと見つけた『ある編集者の気になるノート』というブログで見かけた言葉。

立川談春さんが出されている『赤めだか』という本に書かれているそうですが、かの立川談志が「嫉妬」という物に対して説いた言葉なんですが、もの凄い響きました。


*あとから入門した弟弟子の志らくを、師匠の談志が何かにつけてほめ、著者(談春)が腐っていたときの話


翌日、談春(ボク)は談志(イエモト)と書斎で二人きりになった。突然談志(イエモト)が、

「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」

と云った。

「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。

一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。
本来ならば相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。

しかし人間はなかなかそれができない。
嫉妬している方が楽だからな。

芸人なんぞそういう輩(やから)の固まりみたいなもんだ。
だがそんなことで状況は何も変わらない。

よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。
時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。

そして現状を理解、分析してみろ。
そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。

現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」


まさにその通りで、ぐうの音も出ません(笑)
でも、なかなか渦中にいるとソレが見えなくなってしまうものなんですよね。

自分自身もそういう事がたびたびあります。
そう言う時こそ、こういう事を「ぱっ」と見られる場所に書いておきたいモノです。

ってことで、使っているノートなら、少なくとも会社にいるときは殆ど手元に置いているので、表紙裏に書いてみようかと思っています!


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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