仕事の雑感

インプットとアウトプットをすること

先の「WCAN x CSS Nite 2009 SPRING」の懇親会で鷹野さんからブログの話を振られたのですが、丁度最近そのことを考えていました。
昨年の秋ぐらいから最近までブログを殆ど書いていなくて、ブログは書かなくてはいけないものなのか?と言われるとそれはちょっとアレなのですが、取りあえず「書く」事は出来ていませんでした。

出来ていなかった理由は、仕事でドタバタしていたのですが、最近になってそれなりに仕事は変わらない訳ですが、書けているというか書こうとしていたりする訳です。
これって何が違うんだろう?ってふと思っていた所でした。

今にして考えると、なのですが、ちょっと前までは「インプット」と「アウトプット」が完全に止まっていたのかなぁと思っています。

「インプット」が止まっていたというのを実感したのは、先日のTOKIOの5LDKの番組にベッキーが出ていた話をブログの記事にした後です。
今までもテレビを全然見ていなかったとかって訳では全然なくて、かといって見ているのは、ニュース23、すぽると、美の壺、NHKスペシャル、プロフェッショナル仕事の流儀ぐらいで、あとは「流れている」って状態なので、覚えていたり意識したりしているのはかなり少ないかとは思います。

ただ、それでも見てはいるのですが、それを以前のように意識して「どういう事だろう?」というフィルターをかけていた訳ではないので、右から左へ、左からどこかへ流れていってしまっていました。
そういう意味では、結局意識していないのと変わらなかった訳です。

ただ、ちょっとぐらいまでから、自分なりにテレビだけじゃなくて、Webもそうですし、本を読んだりしてもそうですが、意識をしてというか、元々もうそれ自体をするのは無意識レベルに近いのですが、何か目から入った情報を「どういう事だろう?」と思う思考が戻ってきた感じでした。

ですので、その中で整理が出来たものが意識の中に結構強く残るようになったのかなと。
その結果として備忘録的な意味合いも含め「アウトプット」する意識が凄く強くなってブログをぼちぼち書くようになってきたのかなぁと思います。

以前も何となく経験したことがあるのですが、ある一定期間、アウトプットを続けていると「俺ってなんでも出てくるんじゃなかろうか〜?」なんて勘違いをしてしまって気がつくと中身がすっからかんになることは良くあるのですが、今回もそれに近かったかなと。
その意味では、名村は結構本や占いや誰かに会っても「人に会ってる方がいいよ」的なのがキーになっているようで、ここしばらくなんだかんだと人に会う機会を持たなくしていたなぁ・・・と思ったりして少し反省しています。

使い古されていている感じなのですが、「アウトプットした分だけインプットがある」のは少なくとも名村には当てはまっていて、インプットする意図がないと、アウトプットも出来ない・・・というなんだかぐるぐる堂々巡りな感じなのですが、出ていくのは大事だなぁと実感しました。


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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