セミナー

コミュニケーション力向上!!演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナーを2015年4月26日(日)開催します。

演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー

演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー


ここを読んでいて、人前で話す機会のある方に質問です!

「自分は人前で話すと上手くいかない・・・」
「声が小さくて、セミナーとかですぐ声が枯れてしまう・・・」

そんな悩みを持っている方いませんか?!

実は、その2つのために「演劇のメソッド」を使った学習法があるんです!


人前に立つ人の悩み

人前に立つ人の悩み


ということで、先日KIDDウェブコミュニケーションズの神森さんと話をしている時、2011年6月11日に開催をした「演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー」になり、久しぶりに再開をする事になりました。

演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー


ATENDの募集ページ

ATENDの募集ページ

> 日時:2015年4月26日(日)10時〜17時半
人数:10名
参加費:無料
場所:株式会社サービシンク 会議室
住所:東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル6F
申し込みはこちらから:演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー

演劇メソッドによる訓練から、コミュニケーションでの手助けになる手法を見つけるセミナー・ワークショップです。

当日のアジェンダ

  • 身体を使う上で自分でできる全身のストレッチの方法と考え方
  • 立ち姿や歩き方の姿勢の矯正方法
  • 簡単な科白の言い合いを通して、周りから見られる事を意識下に持ってくる

といったことを通じて、自分の考えを伝えることに集中しながらも、周りからどう見られているか?を分かるようなきっかけを目指します。

訓練内容的には俳優修業の訓練方法などを下敷きにしています。

今回は「科白の内面を突き詰める」とか「科白の解釈法」といった事はせず、どちらかというと外面から内面をアプローチする方法になってくるかと思います。

ちなみに、演劇として上手・下手を問うセミナー・ワークショップではありません。 舞台とか役者ってどんな事してるの〜?的な興味ぐらいからの参加でも全然OKです!

ワークショップとしてのお題があります

なお、事前にある戯曲(=演劇の台本)の一部を宿題として参加者の皆さんにお渡しいたします。

可能であれば当日までに覚えてきてください。

覚えてくるとこういう効果があり、このセミナー・ワークショップへの参加の意味と効果がものすごく上がります。

  • 「決められたセリフを言わなければならない」という自己意識と、それを見られるという緊張感の体感
  • その緊張感の中で「自分が見られている」という状態を作る
  • その状態で「いかにして『もう一人の自分』によってその状態を制御するか?」を体感する

今回のセミナーにおけるワークショップの最大の効果がココにあります。

コミュニケーション・スキルは頭だけでは身につかない

「コミュニケーション・スキル」の訓練の最大の方法は「体験」「体感」することなので、これをしないのだったら「受ける意味がない」ぐらいに思っていただいた方がいいと思います。

でも、考えてみてください!コミュニケーションのための練習は普段の生活で可能です

名村のしているWebディレクター養成講座にも「コミュニケーション」に関する科目が入っています。

でその課題の時に「コミュニケーションが苦手」という方が結構いるんです。

僕、人前でのコミュニケーションが苦手なんですよ・・・

コミュニケーションが苦手って、何が苦手なのさ?

え?な、何ってどういうことですか?

“コミュニケーション”っていうけど、それを分解したことあるかい?

いや、ないです・・・。

コミュニケーションってのは、まず「受信力」と「発信力」に分けられるでしょ?
で、受信力は「ヒアリングスキル」、発信力は「ドキュメント」「プレゼンテーション」「会話」に分けられるんだよ。

あぁ、なるほど。

で、自分でどれが苦手だと思う?

ぜ、全部・・・・

あかんやんけ(笑)

セミナーをするのですが、そもそも「人前で話す」というのは特別なことではなく、普段から誰かしらと話しをしているはずです。

社会現状としての「引きこもり」というのもありはしますが、少なくともここを見ている方は、Webディレクションの世界に関わっている方と思います。そうした方々が、友達と話すとき、彼女と話すときも「苦手意識」があるでしょうか?

さっきの新人Dではないですけど、みなさん「苦手」と言っている方はそのどれが苦手か分析したことがありますか?

それをしないと、ずっと「苦手なんだよなぁ・・・」で終わって、向上はしませんよ。

海外では演劇メソッドを応用してビジネスに使う訓練が行われています

コミュニケーションとして日本語は、英語とはそもそもから違うというのもあるのですが、日本では対面でのコミュニケーションの訓練方法というのは、海外に比べると進歩が遅い方だと思います。

それは日本語と英語圏の言葉の持つ特徴の違いが大きいとは思います。

実はコミュニケーションには、High Context Communication(高文脈型コミュニケーション)とLow Context Communication(低文脈型コミュニケーション)という区分けがあります。

日本語は高文脈型に属しています。高文脈型は全体主義的な考えを持つ文化から生まれており、非言語のコミュニケーションが多いことが特徴なので、文脈から意味を理解する言語です。

その前提は「人間関係が密接」なので、逆に「初対面の人」や「一体多数」の「自分を知らない人」とのコミュニケーションが苦手になりやすいのです。

英語は低文脈型に属しています。低文脈型は個人主義的な考えを持つ文化から生まれています。

伝達される情報は言葉の中にすべて入っていることが前提で、言葉だけで通じる文化でもあるので、自分への認知はそれほど関係ないため、日本語とは逆であり、ディベートという文化もあります。

イギリスの王立演劇学校には演劇メソッドのビジネスパーソンへのトレーニング科目があります!

イギリスにある「Royal Academy of Dramatic Arts」、通称「RADA」はイギリスの名門王立演劇学校。日本の演劇界でもこのRADAは有名です。

こここではビジネスパーソンへの演劇メソッドを利用したトレーニング科目があり、それ専用のドメインでサイトまであります。



RADA:COMMUNICATION SKILLS TRANING FOR PEOPLE IN BUSINESS

RADA:COMMUNICATION SKILLS TRANING FOR PEOPLE IN BUSINESS

サイトの「ABOUT OUR TRAINING」のページではこう書かれています。

> What can business people learn from a drama school? > > Business people and actors face similar demands: both must communicate what they are saying to their audience with clarity and change the way they feel about it. Not only must they convince their audience that what they are saying is important but also that they themselves believe in it. > > Theatrical performance demands exceptionally high standards of communication. While actors might be inherently good communicators, they rely on technique to convey their messages. RADA in Business teaches you these techniques, rooting them firmly in a business context. > > Through its expert trainers RADA in Business offers a comprehensive approach to coaching and development. We enable people to make effective choices in their behaviour and to use their body, breath and voice to make fundamental shifts in their own personal impact, how they see themselves and how they approach others. > > Whoever your audience, RADA can help you become a more confident and compelling communicator.
(引用:ABOUT OUR TRAINING)

超訳ですが、要は、

  • ビジネスパーソンは俳優と同じく、相手に何を言っているのかを伝え、感じることが求められる
  • ビジネスパーソンは自分が言っていることの重要性を相手に納得してもらう必要がある
  • 俳優のままではビジネスの場では使えないが、仕事におけるコンテキスト(背景・前提)を理解した上での俳優の技術は極めて役に立つ
  • そのためには、身体、息、声の使い方が重要であり、それを訓練を通じて使えるようにする

というような感じです。

同じくイギリスで多数の俳優を排出している「Royal Central School of Speech and Drama」という学校があります。

ここでもビジネスに俳優のメソッドを利用する科目があります。



Royal Central School of Speech and Drama

Royal Central School of Speech and Drama

ここでも「Training Solutions」のページでは下記のように書かれています。

>Why actor training? An actor’s most powerful tool is influential, confident and authentic communication. The power to communicate is at the heart of performance. The art of influential voice, speech, presentation and communication in a business environment is an identical framework to an actor’s performance.
(引用:Training Solutions)

やっぱり超訳ですが、

  • 俳優にとっての最強のツールは、自信をもち人に影響を与えることができるコミュニケーション力
  • コミュニケーション・スキルは、俳優自身の心臓部である
  • ビジネスにおいてもスピーチ、プレゼンテーション、コミュニケーションは俳優における演技と同じフレームワークなのだ

ということです。

演劇畑にいた事からもこの学校の存在は知っていたのですが、結構真剣に学びに行きたいと思っています。

ということで、今後「演劇メソッドを使ったビジネスパーソンのコミュニケーション・スキル」を学べる場が日本にも増えていくことを願いっています(もしくは自分が始めるかもしれませんが)。

また、ビジネスパーソンでも、トップクラスの方は「ボイストレーニング」を受けている人が多いというのは有名な話です。 ただ、「コミュニケーション・スキル」は全てのビジネスパーソンに必要とも思いますので、「ボイストレーニング」よりも「演劇メソッドの有効活用」に目を向けていってもらいたいと思っています。

とはいえ、今回のワークショップはそこまで高度でも重くもありませんからね!

と、すごい鼻息荒く書きましたが、今回の演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナーはそこまで堅苦しくないので、ぜひご参加ください!

演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー

> 日時:2015年4月26日(日)10時〜17時半
人数:10名
参加費:無料
場所:株式会社サービシンク 会議室
住所:東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル6F
申し込みはこちらから:演劇メソッドを使ったコミュニケーションスキルアップセミナー

参加をお待ちしています!


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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