ブランディングにつなげていくメールの書き方を考えて見る!

2009年02月06日 Webブランディング

久しぶりにWebでのブランディングについてのネタなどアップしてみたいと思います。

そう言えば「Webブランディング」って言葉もホント一般的になってきました。
ただ、逆に以前はその言葉自体が珍しかったためにもてはやされて、どこもかしこも石を投げれば「Webブランディング」に当たる(嘘)ぐらいでした。

そうした時期を過ぎて何かが一般的になってきた時、もしくは忘れられてきた時に、コツコツと続けられているというのは、後々大きなアドバンテージになってくるものだと思っています。
名村は90年代の終わりぐらいから「Webはブランディングだ!」延々と当時おつきあいをしていたお客さまにお伝えしてきて、その名前を冠した「Webブランディングの入門教科書」という本間でだせていただいたのですが、当時のお客さまはかれこれ10年ぐらい、一環してWebをブランディングツールとして使ってきて、日々カイゼンを行いながら今に至ってらっしゃり、爆発的な効果は少なかったかもしれませんが、10年という期間が実をしっかり結んでいらっしゃるようです。

そういったお手伝いが出来ているのは本当に嬉しいことです。
話を戻しまして、今日はそんな中でメールの事で書かせていただきます。

お客様を喜ばせる「感動ール」 を書き上げるコツ!

今の時代、SEOだけでも、Webサイトのコンテンツだけでも、メールだけでも、Webビジネスの成功はなし得られません。
その中で今回は「メール」のポイントについて、書いてみたいと思います。

「Webブンランディングの入門教科書」でも書きましたが、「メール」は何となく書いていては絶対に成功しません。
むしろせっかくWebサイトでがんばっているのにもかかわらずメールによって逆ブランディングを引き起こすことすらあり得ます。

しかし、名村自身が経験したことがあるのですが、「メール一通」で感動をしたり、そこからそのサイト=店舗のファンになる事すらありえるのです。
たかがメール。されどメールというなかれ。
ユーザーへのフォローメールには、ユーザーの心を鷲づかみにすることができるテクニックがあるのです!

「感動メール」で、ユーザーはリピーターになってくれる!

これをご覧の方は「制作者」か「Webサイトの運営者=店舗側の方」が多いかと思いますが、みなさんが、「ユーザー」としてインターネットのホームページで買い物をする時に、何を基準に店を選んでいるでしょうか?

いくつかの要素はあると思います。

リテラシーから考えたら、「インターネットに慣れている」「インターネットに慣れていない」といった要素。
購入する「モノ」だけを見たら「安さ」、「カードの支払が可能」「送料が無料」といった要素。
ホームページの使い勝手で言えば「どこを押せば購入まで行けるのか?」「間違えた時に腹が立つようなナビゲーションになっているかなっていないか」といった要素が上がってきます。

しかしそれらの大本になっているのは「店員の顔も実際の店舗も見えないホームページのショップで、いかにしてお客さんの信頼を得る事ができるか」という要素になってくるかと思います。


ホームページでのショッピングサイトでは、そのデザインや掲載している商品が、リアルの店舗に該当する事は大昔から言われていることです。
では、店員さんはどこにいるのでしょうか?
その店員さん足りえる要素のひとつが「感動メール」なのです。

ユーザーであるお客様からは多種にわたるメールがやってきます。
名村のこれまでのコンサルティングの体験からも、それこそホームページが繁盛すればするほどメールの数は多くなってきます。

これをご覧の貴方がユーザーからのメールに返答をしないといけない立場だった時、どのように対応をしていますか?
また貴方が何かしらの問い合わせを一度でもした時にどういったメールが返ってきたか、今一度メールソフトの中を探してみてください。

下手なメールでは、本人はおそらくそうは思っていないのかもしれませんが、無愛想な内容になってしまっていたり、とても失礼な内容になっていたりします。
逆に上手なメールというのは、誤解を招きやすいといわれる文字情報のみに頼るメールでのやりとり中で、さりげなく「この商品のココがすごい!」「こんな使い方ができる!」と上手にアピールができています。

これは、言葉であれば「さらっと流せる内容」であっても、文字として残ってしまうことによって、何度も読み返されたりして、内容を吟味される危険性がメールにあるという事の裏返しでもあり、だからこそ、何度でも読んでもらえるメールにもなりえるという特性でもあります。

バイラルマーケティング(口コミマーケティング)を広めてくれる「感動メール」を出してみる!

バイラルマーケティング(口コミマーケティング・もう死語?w)という言葉が流行りだしたのは、とりもなおさず「ブログ」の隆盛によるものだと思います。
ではその口コミマーケティングは、自然発生的に生まれるのを待つものなのでしょうか?
いえ、いくつか方法がありますが、ユーザーへの「感動メール」を送ることで、口コミを広めることができるのです。

そのコツは「ちょっとした人に言ってみたくなる要素」を折り込むということです。
口コミを作るコツは「これは言ってみたくなる」をちりばめることなのです。

たとえば、

「このコップは20種類の厚さの中から最も冷たさを保ちながら持ちやすい重さ」
「築40年なのに、中に入ると、なんと新築の様なこのフローリング!」
「このコーヒーはなんと5種類の豆を、コーヒーソムリエがブレンド!」

といったような情報です。

ここで、「感動メール」の意味が出てきます。
人は感動したり楽しい体験をすると、「人に言ってみたくなる」のです。
人に言うことで「その感動や楽しさを共有しようとする」生き物なのです。

これを忘れてしまうと、皆さんの送っているメールはただの「広告メール」になってしまうのです。
それを「情報のメール」であり「感動メール」にするためのコツは「ちょっとした人に言ってみたくなる要素」を折り込むということ!

すべてのメールでいきなりやってみようとしなくても構いません。
でも、「この事を伝えるのに、補足になる情報ってなんかなかったっけ?パンフとかに載せていなかったもので」と考えてみてください。
パンフに載せていなかったのは「情報としてつまらなかったから」ではなくて「紙面の関係」でかもしれません。
またすべての人に載せていなかった情報が「感動できる情報」ではもちろんありません。

でも本当にそれを求めている人にとってはリーチの長い情報であることは確実なのです。
そのユーザー層を拾っていくことが、「感動メール」の役割であり、一番重要なことなのです。

著者写真
この記事を書いた人
名村晋治 / 株式会社サービシンク

都内のWeb制作会社のWebディレクター兼代表取締役。 1994年にインターネットに出会い、1996年、学生4名でのWeb制作事業をはじめ、Web黎明期から多くの大手企業のサイト制作・開発に携わる。 2000年から2005年までは不動産検索サイト「LIFULL HOME"S」を運営する株式会社LIFULL、2005年から2009年までは都内のWeb制作会社の取締役として参画し、2010年に株式会社サービシンクを立ち上げ、代表を務める。 現在もWebディレクターとして現場でのPMを行う。 経験案件規模は直請けで10万円〜3億円。 過去900人以上が受講している「Webディレクター育成講座」は2000年より開催し今年で25年目。 2020年よりWebクリエイターへの情報提供のためのPodcast「Webディレクションやってますラジオ」を毎週金曜23時に配信中。 不動産テック協会 理事 2023年慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)取得

@yakumo

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