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CSS Nite in KOBE Vol.1に参加してきました。

CSS Nite in Kobeの開催模様

CSS Nite in Kobeの開催模様


CSS Nite in KOBEの開催

CSS Nite in KOBE, Vol.1 開催概要

全国津々浦で開催されているCSS Niteですが、先日2012年10月6日、兵庫県神戸市で初めて開催されました。

イベント名CSS Nite in KOBE, Vol.1
テーマWeb制作者のモチベーションアップ
〜激動のWeb業界、今後も活躍を続けるために心に留めておきたいこと〜
日時2012年10月6日(土)14:00〜19:50(予定)(開場 13:30)
会場兵庫県中央労働センター 大ホール(会場へのアクセス)
定員160名
出演鷹野 雅弘(株式会社スイッチ)
志水 哲也(株式会社タービン・インタラクティブ)
森 和恵(r360studio)
長谷川 恭久(could)
参加費3,500円
主催CSS Nite in KOBE実行委員会
共催CSS Nite
TwitterVol.1に関するTwitterハッシュタグは、 #cssnite_kobe1です。

神戸市は、大阪にも近く、その大阪ではCSS Nite in OSAKAが30回を超える回数開演されていることもあり、開催されることはありませんでした。
(関東でもin SAITAMAとかin KANAGAWAって無いしね)

そんな中、今回の開催には今年法人成りされた株式会社ふわっとの代表取締役の岡田陽一さんとご一緒にやってらっしゃる狭間さんの尽力によって開催となった訳です。


CSS Nite in Kobeの開催模様

CSS Nite in Kobeの開催模様


こりゃ行かねば!

名村は知り合いが頑張っていらっしゃったり、「見てみたい!」と思うセミナーだったりすると、今年の2月4日の「Webの運営とマネタイズ」では大阪まで行ったりと、結構勢いで参加することも多いのですが、今回も実は動機はそんな感じでした(笑)

実は出演者を知らなかったCSS Nite in KOBE

実は当の当日まで、出演者を存じていませでした(^_^;)
まぁ、CDのジャケ買いみたいなもので申し込んでいたためですね。

そしていざ当日になって場所を確認する段になって演者がどなたなのかを知った次第です。
という中だったのですが、本当に全員良い内容でした。

教えてみてわかった、新しいことを覚えるしくみ:森 和恵

森さんのセッションでは、「新しい知識、情報を身に着けていく」までの方法論でした。

細かい部分は個々人の合う合わない論になるので、どうこう言う部分ではないのですが「人前で話す」「デッドエンドを決める」というのは間違いなく正しい。
僕も自分なりにいろんなメソッドを試した結果身についてきました。

あと「セミナーの受講の仕方」は激しく同意な内容でした。
名村は個人的にはセミナーの後にスライドを提供する、というのは「悪」だと思っています。
これは別に僕がセミナースライドを提供したくない、というのではなくて、「後でもらえる」という意識が、受講時の切羽詰まった感を激減させるから、という理由です。

セミナーの受講は「セミナースライドをもらう」ためにお金を払っている訳ではなくて、セミナースライドの行間を聞きに行き、その中から自分にとっての過不足をセミナー中に理解し要約しメモできてこそ、身につくものだと思っているからです。

その意味では、森さんのセミナーはとてもためになりました。

Like a Rolling Stone
〜仕事が生まれるメカニズム、事業を存続していくしくみ:鷹野 雅弘

鷹野さんのセッションでは、これから「Webの制作」に関する仕事がどうなっていって、どうやってお金をいただいていくのか?そして、僕達の仕事のスタンスってどういう形になっていくのか?というかなり切実な内容でした。

そんな中、現地のツイートで名村が呟いたことがあったんですが、

「Web制作」をする会社が「Webを作ること」しか考えていないと、それは「製造業」なので、単価が下がるのは歴史が証明している。だからこそ、自分たちが本質的に「何にお金をもらえているのか?」を理解しているのはものすっごい大事。 #cssnite_kobe1

といったものだったのですが、これがエライ勢いでリツイートとファぼられてました。
それがすごいとかではなくて、こういった部分を理解して今後のWebの制作に携わるかってすごい大事だと思っていて、逆にそういったことって鷹野さんのセッションの主題だったのではないかな?と思っています。

終わりなきWebの旅:長谷川 恭久

3つ目のセッションは長谷川 恭久さんです。
ヤスヒサさんのお話をちゃんと聞くのはスゴイ久しぶりで、とても期待をしていました。

主題だったのは「コンテンツ」を主軸に考えるという、これだけを聞いたら「そんなの前から言われることやん」って感じですが、このWebというものが一般になりもうすぐ20年になってこようというこの時代に、もう一度Webの本質ってなんだっけ?というものでした。

HTML5やCSS3の勢力拡大な今、作り手向けのセミナー全盛ですが、そんな時代に「コンテンツメーカー」「コンテンツを伝導力」、そしてその「コンテンツを伝えるための作り方」という内容でした。

今あちこちで話題のレスポンシブWebデザインについての話、そしてその上位レイヤーとして「Progressive Enhancement」を捉えるという事に触れ、何より今後のWebのデザインにおいて伝達していくべきは「雰囲気」であるということがとても印象的なセッションでした。

What makes a web creator sexy?
〜モテるクリエイターの条件:志水 哲也

最後のセッションはおそらく全員が始まりからセッションの終わりの状態を想像できなかったのではないでしょうか?

名古屋のタービン・インタラクティブの志水さんのお話。
テーマは「sexy」「セクシー」、そう「せくしー」です。

始まりからして「おいっす!」そして「8時だよ全員集合!」そして合間合間で客席に語りかけてくる志水さんのセクシーボイスで「セクシーでしょ?」

でも、最後には、対面でのコミュニケーションの大事さ、ツールに頼らないコミュニケーション力、仲間を思う大切さ、お客様を想う気持ち、というものに溢れていました。

そんな主に発奮させられツイートしてしまったのが、

どんなにツールが発達して、イントラの仕組みがあろうと、リアルで考え合う、話し合う、というのが大事、という清水さんの意見には激しく同意。それが出来ないのはコミュニケーションに問題があると思う。異がある人もいるだろうけど、僕はそう思って会社をしている。 #cssnite_kobe1
”「そこまで考えてくれてありがとう」と感じてもらえる「気持ちのあり方」が大事”というのはよく分かる。そしてその「考えてくれて」のベクトルがズレていないかも、常に自身には激しく問いただしている。 #cssnite_kobe1
しんどいのなんか知っている、分かっている、それ以上に「全てに感謝し仕事を楽しむ態度が大事」という清水さんの言葉は染み入る。 #cssnite_kobe1

といったものでした。
本当に今回のCSS Nite in KOBEのテーマでもある

Web制作者のモチベーションアップ
〜激動のWeb業界、今後も活躍を続けるために心に留めておきたいこと〜

を締めるにふさわしい講演だったと思います。
素で泣きそうになっていたのは秘密です。

次回、そして今後の開催に期待しています!

ということで、神戸で開催されて、これに行くために関西出張の予定まで入れたのですが、本当に身のある内容でした。

終わった後の懇親会で、岡田さん、鷹野さんとも話をしたのですが、30代後半、40代の方々は今後、Webに携わる人の「職」がどうなっていくかを先陣切って切り開いていく立場になってくるはずです。

そういった時、その世代に必要なのは「技術論」だけではなくて「どうやってこの仕事をよりより仕事にしていくか?」「自社のメンバーにどういった未来を見せてくことができるか?」といったモチベーションワークに関する議論も十二分に必要になってくると思います。

結構以前に、鷹野さんからCSS Niteでは技術論以外は基本やらない的な事を聞いた気がしますが、今回のこの神戸でのテーマでありセッション内容は、本当に「今後のWebに関わる人達」にとって有意義な内容だったと思っています。

またこういったセミナーに参加する我々も、今までのように「技術論」ありきだけではなく、「仕事人」として自分たちの業界や、自分の会社、そして自分自身がどういう「成長」をしていく必要があるのか?という部分にも意識をもって、セミナーを受講していきたいな、と個人的には思いましあ。

今後も神戸での開催に期待しています!


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

不動産業界に特化したサイト制作のプロデュース、ディレクションを担当。
Webディレクターとして21年のキャリアを持つ。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

詳しいプロフィール

大学二年生の96年からWebの制作集団ネイムヴィレッジを主催。
大学卒業の99年までの間に100社ほどのサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、Perlでの開発、マークアップに携わる。
大学卒業と同時に俳優になるために上京し俳優修業開始。
2000年からは俳優修業の傍ら不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
俳優としては、舞台演劇、プロの声優としても活動したが最終的30歳を目前に足を洗う。

2005年に株式会社LIFULLが自社媒体に注力するためSips業から撤退する事をきっかけとして、代表の井上とシェイクハンドをして退社。

2005年から株式会社ソナーに合流し取締役なども歴任し不動産業界のサイト制作のディレクションからフロント実装を担当。

2010年1月12日から株式会社サービシンクを立ち上げ、代表取締役に就任。
不動産業界に特化したサイト制作のアートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。
基軸としてはクライアントの商売に寄り添うために、徹底的に思考を巡らせるためのディレクションを行う。
Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

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