仕事の雑感

Macでデスクトップに置いたインストーラーからインストールが出来なかった事象の解決策

インストールできませんでした。エラーによってインストールできませんでした。ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。

インストールできませんでした。


Macでアプリをインストールする際に、インストーラーをデスクトップにダウンロードしてインストールする方法を長らく取っていました。 しかし、それではどうやってもインストールができない事象が発生して、途中放置しながら2ヶ月位して、やっと解決したので、備忘録として記載しておきます。

結論から書くと「アプリケーションフォルダの中にインストーラーを入れる」でした。

同じことで困ってこのブログに来られる方がいるかも知れないので、結論を書きます。


アプリーケーションフォルダの中にインストーラーを入れると、インストールできる

アプリーケーションフォルダの中にインストーラーを入れると、インストールできる

解決策

  1. Macの「アプリケーション」フォルダの中に、拡張子「.pkg」のデータを入れる
  2. アプリケーションフォルダ内でダブルクリックの上でインストーラーを起動
  3. 無事にインストール完了

というものでした。

出来てしまえばなんてことはないのですが、これで散々苦労していました。

インストールできなかった事象

改めて「インストールが出来なかった事象」を紹介します。

Macでは、アプリのインストールする際、下記の拡張子があります。

  • .dmg
  • .pkg

この内「.dmg」の方では問題はなかったのですが、「.pkg」のものでインストールが出来ない問題が発生していました。

拡張子.dmg

これはアップル社のディスクイメージファイルで、アプリケーションのデータが全て含まれています。概ねこのファイルを「開く」と、アプリケーションのアイコンを「アプリケーションフォルダに移動させて」的な画面になります。


これをすれば、dmg形式でにアプリケーションのインストールは終わりです。

拡張子.pkg

一方で、拡張子.pkgの方はインストーラーが立ち上がり、インストールする場所などを聴くダイアログボックスが立ち上がり「次へ」などを押していきます。
比較的Windowsのインストールに近い形式です。

今回、こちらの形式のアプリケーションで何回やってもインストールができなかったのです。

インストールできませんでした。エラーによってインストールができませんでした。ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。

何度やってもこのエラー画面になりました。


インストールできませんでした。エラーによってインストールができませんでした。ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。

インストールエラーの画面

私がこの事象でインストールできなかったアプリは下記です。

  • Microsoft Teams
  • Sidekick

しかし、インストールが出来ないことをググった時に出てくる解決策はほぼこれでした。

  • Macの「プライバシーとセキュリティ」の項目
  • その中の「セキュリティ」欄の「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」
  • 「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」にチェックを付ける

Macの「プライバシーとセキュリティ」の項目

Macの「プライバシーとセキュリティ」の項目

しかし、これでも全く状況は変わらず、何が原因が全く分からないままで、OSごと再インストールするか?みたいなことまで考えていました。

解決策は冒頭で記述した、アプリケーションフォルダの中で実行させる

解決策は冒頭でも書いた通りで、.pkgファイルを「アプリケーション」フォルダにいれ、そこで実行させる、ということでした。

途中でインストールをする上で管理者パスワードを聞かれるケースもあると思いますが、何事もなかったかのようにインストールができました。

この事象は「Mac OS Ventura 13.5.2」で発生しました。しかし、過去のMac OSで、「デスクトップにおいた .pkgファイル」からインストールが出来なかったことはありませんでした。

(少なくとも)Venturraではインストール先のフォルダに対してアクセス権限を持っている必要があるみたいで、デスクトップからのインストールの場合はそこで競合が起こるみたいです。

ネットを探していると、これはVenture 13.2系で発生したが、その後は直った、という記事もあったりしました。しかし、現状では、私はVenture 13.5.2で発生していました。

むちゃくちゃハマったので、自分の備忘録として残しておきたいと思います。 もしかして、誰かの役に立てば嬉しいです。


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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