Audioscrobblerでmp3のプレイリストを入れてみた
2006年01月16日
仕事中だろうが、仕事していなかろうが、音楽ってのがないとなかなか集中できない人だったりします。
今は事務所の中でラジオが流れているので比較的環境としてはいい感じだったり。
ただ、こうやってweblogをつけていて、考えは分かるけど、その人の聞いている音楽ってのは、パーソナルを知る上で結構面白い情報なのでは?と思っています。
って事で、音楽というか各種メディアプレーヤーを媒介としたソーシャルネットワーク(SNS)のサービスを見つけたので導入してみました。
Last.fm
http://www.last.fm/
具体的には、メニューの下の方に「Now Playing」ってタイトルのところにありますが、こんな感じで、その時にオンラインで、俺の場合はiTunesで流している音楽が表示されるというもの。
<a href="http://www.last.fm/user/namurayakumo/" alt="Audioscrobbler now playing by digital town ont he web" target="_blank"><img src="http://nextxp.net/ap/mini2/now.php?color=w&usr=namurayakumo" /></a>
ってな感じの表示が出ているはずです。
曲情報は各メディアプレーヤーごとにPlug-inがあって、それをインストールすることで自動的に行ってくれるようになっているみたいです。
日本語の楽曲にも対応していて、自分がどれを何回ぐらい聞いたのか、聞いた曲をどれくらいの人が聞いているのか?というような事が分かります。
それ以外にもメディアプレーヤーとしては有名どころはプラグインを用意してあったりするので、WMAと、aviとかも表示されると思われます。
サイズもDigital Town on the webの方がいくつか作っていらっしゃって、サイト的も対応しやすいかな?と思っています。
で、これで何がって事なんですが、分母がまだまだだとは思うのですが、マーケティングデータとしては、かなり信憑性があるのでは?と思っています。
というのは、自分のパソコンの中で全てを一通り聞くって人は、データ化されている楽曲が少ない方と思われ、そういう方だとしても、やはり聞くものとしてはその時々の気分にあった「お気に入り」になるはずです。
それを世間の人に見せようというアプローチでありながら、人の趣向データを収集する事が出来るツールとしてはとてもよく出来ていると思います。
考え方で言えば「Google Analytics」に近いんだと思っています。
「Google Analytics」
単純に「アクセス解析サービスをしたい」って事で、あのサービスをしているんではないと開始当時から思っていました。
なんのためか?
おそらく、今Googleが取得しているデータ以上のサイトデータを取得したいために、あのサービスを開始したのではないかと思っています。
サイトのパーソナルな動きのデータ。Googleにとってはより精度の高い検索エンジン開発のためのデータとしては必須なものなのではないでしょうか?
規模としてはグローバルさの違いはありますが、音楽特化の趣向リサーチをSNS(といっていいのかは疑問ですが)や口コミを使ったバイラルマーケティングといった手法を使い、取得するスキーム自体はblogに何かを組み込む形で、というは極めて有効な手段と思います。