東大の講義をビデオポッドキャスト
2006年04月13日
東京大学がビデオポッドキャストを配信していくみたいですね。
これ、個人的にはかなり嬉しいというか、楽しみです。
まだビデオiPodを持っているわけではないので、見るとしたらPC環境でって事になるとは思いますが、大学の環境で勉強をしたい、って欲はなんとなくなったのですが、どうしても時間もお金もないですから。
ただ、それよりも思ったのはあの東大でさえ、少子化による定員割れを恐れているのでは?ってこと。
今回のこれは東大の一つのWebを使ったブランディングなのではないかな?と思っています。
「東大」というブランドでさえ、この後の生徒確保の為に、自大学の実際に入ってからの「体験」を提供することで、魅力をアピールしようとしている。
(そういう意味では「ドラゴン桜」はかなり追い風なんじゃないかなぁ?)
東京大学は4月12日から、講義のビデオポッドキャストを始めた。ノーベル物理学賞を受賞した小柴特別栄誉教授などの講義映像を、Webサイトから無料でダウンロードできる。
講義情報のネット公開プロジェクトの一環で、大学の講義や公開講座の映像を配信する。第1弾として、小柴栄誉教授や小宮山宏学長など4人が「物質の科学」をテーマに1、2年生向けに講義した映像の冒頭20分を配信した。
<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/">http://www.itmedia.co.jp/news/</a>
ただ、いつでも大事なのは、手法ではなくて「コンテンツ」。
頭の固い大学がこういったことを始めたのは評価できるけども、実際のコンテンツが果たして魅力あるものに出来るのか?
そもそも大学の授業を、「単位の為」ではない人が受けて「魅力ある」ものに出来ているのか?
もし本当にこれから受験を考えている高校生へ向けての意味合いがあるのであれば、なおの事、教授の肩書きやネームバリューは一切役に立たないだろう。
意味がある、ユーザー(この場合は生徒?)のことを考えたサービス(大学も有償で勉学を提供している以上広義のサービス業だからだ)を提供できているのかが、逆にはっきり分かるようになると思う。
でも、最終的には通信教育とかe-learningってこういった形でも配信されていくようになるのかもしれませんね。
前職でe-learningの環境構築をちょっとしていたので、履修履歴をとかの事があるのは分かるんですけど、それでも、一つの方向としてはありなのかもしれません。
あとはVlogとも連動してくれたら楽しいのにな。