wwwが生まれて15年経ち・・・
2006年08月18日
なんか最近セミナー参加記録になってきていましたね[謎]
という事で少しはまともな・・・というか、私見をちゃんと書くネタも(笑)
GIGAZINの「WWWが生まれて、15年が経過しました」をみて早く書こうと思っていたのですが、忙殺されていて今に。
タイムリーじゃないんですけど、まぁ、そこは愛嬌って事で。
wwwが出来て早くも15年ですか。
まぁ、実際に日本で普通の人が使えるようになったのは93年ごろだったと思うので、それでも10年オーバーなわけです。
かくいう僕も93年頃にインターネットに触れ、モザイクで絵が出ているのを見て、当時NIFTYしか知らなかった驚いたものです[謎]
さて、そんな15年ですが、Webサイトのあり方は大きく変わりましたね。
少なくとも日本では90年代までは今考えれば、やっている方が遥かに少なく、マイノリティのオタクな世界でした。
94年頃なんて某所に、自分でサイトを登録していく所が一箇所ありましたがそこを毎日見ていて、「おぉ、今日は4つも増えてる!」なんてレベルでした。
96年に仕事を始めた当時は大学生でしたが、周りの学生友達は「メールってどうやるの?」って方が殆どで「メールアドレスなんて持ってないよ」が普通な時代でした。
ですのでもちろんWebサイトそのものでサービスを提供する、なんてのは一部の先見の明がある企業か、よほどの道楽な企業だけが考えている事でした。
ユーザーにしても、まだまだネットでモノを買うっていうプラットホームも脆弱だったし、そもそもあることすら知られていない訳ですから、売れるわけがない(笑)
それが2000年頃、wwwが出来て約10年たち、日本で一気にネットユーザーが増えた事で、様相がガラッと変わりました。
僕らのような人間がホントにマイノリティになり、「普通」の人がホントにネットの世界で殆どをしめるようになった。
そこで日本におけるWebサイトのあり方が一つ、ドラスティックに変わったはずです。
ここでやっと「サービス」ってなんだろう?という視点がWebサイトに生まれてきました。
ただ、日本のWebサイトでもっとも不幸だったのは、最初に黎明期が「オタクが楽しむためのもの」として導入されてしまったこと。
なので、普通の人がネットの世界で席巻するようになった今でも「ネットは特別なもの」「よく分からないもの」と端から決めてかかってしまう企業側が多いのもまた事実だと思います。
ただ、少なくともネイムヴィレッジでやっていた時から僕のスタンスは全然変わっていなくて、Webサイトは「サービス」であると。
それを前提に考えれば他は芋づる式にいろいろ見えてきますよね?って事をクライアントとは良くお話しをさせていただいてきました。
まぁ、ここら辺の話は今執筆している本に多分全部書きますが[謎]、wwwが出来て15年、もう一度別にWebサイトって特別なものじゃないですよね、って事を伝えていきたいな、ということで。