『変革期のウェブ 〜5つのキーワードから読み解くウェブとビジネスのこれから〜』が発売になります。
2007年07月03日
今月に開催される「Web標準の日々」ですが、連動書籍がありまして、セミナー自体のモデレーターをさせていただく事に関連して、こちらの書籍『変革期のウェブ 〜5つのキーワードから読み解くウェブとビジネスのこれから〜』(毎日コミュニケーションズ)にも関わらせていただく事ができました。
『変革期のウェブ 〜5つのキーワードから読み解くウェブとビジネスのこれから〜』
・著者:鷹野雅弘・益子貴寛・長谷川恭久・安藤直紀・原一浩・名村晋治
・予価:819円(税込)
・新書判 192ページ
・ISBN978-4-8399-2465-2
・発売日:2007年07月中旬
■内容紹介
ウェブはすでに、広告、販売、マーケティング、顧客サービス、ブランディング(ブランド価値向上)など、企業活動のさまざまな局面で、必要不可欠なメディアといえます。さらに、ウェブ自体、サービスが進化したり、ほかのメディアと融合したり、競合したりと、変動期にあるといってよいでしょう。
本書では、「ソリューション」「コンテンツ」「テクノロジー」「サービス」「プロジェクト」という五つのテーマから、現場で関わる人間の生の声を通して、座談会形式でウェブの現在と将来を論じます。
■目次
* はじめに ウェブの変わり目の中で
* 第1章 ソリューションとしてのウェブ
* 第2章 コンテンツとしてのウェブ
* 第3章 サービスとしてのウェブ
* 第4章 テクノロジーとしてのウェブ
* 第5章 プロジェクトとしてのウェブ
* 第6章 ウェブのこれまで、ウェブのこれから
名村はこの中で座談会のモデレータとして「第5章 プロジェクトとしてのウェブ」、モデレータ総括としての「第6章 ウェブのこれまで、ウェブのこれから」に参加させていただきました。
「第5章 プロジェクトとしてのウェブ」は仕事という意味での「プロジェクト」をどう捉えて、定義が曖昧ではあるのですが、比較的最大公約数としての「ディレクション」ってなんぞや?という事を、
・森田雄氏(ビジネス・アーキテクツ)
・阿部 淳也(コスモ・インタラクティブ)
のお二人とさせていただきました。
書籍にまとめるに当たって随分割愛したところもあるのですが、総じて「仕事観」という事の話になっていると思います。
書籍に書かれているレベルで仕事をしているのは、あのお二人だからこそではあると思いますし、会社の規模や案件規模によって、そのやり方で出来る出来ないって論議はあると思いますが、「クリエーターとして」「いち社会人として」「お客様から大事なお金を預かる責任を感じているのだとしたら」といった部分にも言及しています。
これから「仕事」を捉える上で結構重要な事を話をしていると思うので、もしよかったらお手にとって頂けると幸いです。
ただ、一方で「ではディレクションとは?」って部分よりは「それって役職名の問題?」といった事を論議しているように勘違いをされるかもしれません。
できればそうではなく、お二人の仕事への姿勢や、それがあるからこそのクォリティや、コミュニケーションなんだって部分を読み取っていただけると嬉しいです。
まぁ、名村はぶっちゃけあのレベルでは仕事できていませんから!(笑)
また他の章も全て拝見しているのですが、もうそうそうたる方々が列席されています。
- 阿部 淳也(コスモ・インタラクティブ)
- 安藤 直紀(デジタルハリウッド)
- 伊藤 学(ウィルシステム)
- 植木 真(インフォアクシア)
- 鵜川 太郎(リンクシンク)
- 上ノ郷谷 太一(2xup)
- 小久保 浩大郎(ビジネス・アーキテクツ)
- 坂本 貴史(ネットイヤーグループ)
- 佐野 勝彦(博報堂アイ・スタジオ)
- 正田 康暁(イー・エージェンシー)
- 鷹野 雅弘(スイッチ)
- 名村 晋治(ソナー)
- 長谷川 恭久(COULD)
- 原 一浩(エフエックスビイ)
- 藤川 真一(paperboy&co.)
- 堀内 敬子(アズシーツー)
- 益子 貴寛(サイバーガーデン)
- 三島 功(qurage.net)
- 森田 雄(ビジネス・アーキテクツ)
- 吉田 健吾 (paperboy&co.)
毎コミさんでは「ウェブに関わる業務をしている方はもちろん、ウェブおよびITの現状とこれからに興味のあるビジネス層は必読の1冊。」と銘打っていますが、まさにそういった一冊になっていると思います。
新書で出版なので、ぜひともお手にとって読んでいただけるといいなと思っています。