WebSigでのWeb2.0雑感

2005年12月11日 仕事の雑感

今日のWebSigのテーマはWeb2.0.
言うまでもなく、ここ最近知り合いのWeb屋の中ではホットなキーワード。

ただWeb標準の話みたいに、例えばXHTML+CSS(だけじゃないけど)みたいな具体的な「何か」がある訳ではなく、これまでのWebに対して、「次世代Web」って事で2.0と言われてる。
だからこそやっかいなのが、「だから結局なんなの?」って部分がまだ誰も具体的に説明して、万人が納得できる様な言葉にすることができていなかったもの、だと認識していた。

自分としては、何かその具体的「何か」が見えていなかったのでどうしても触手が出ていなかったんだけど、こんなブログをしていると、そういった話題もちょくちょく耳に聞こえてくるので、ホント最近になって自分なりの具体的「何か」を見つけようとしていたので、まさにうってつけだった。

ちょこちょこ下に書きますが、メモってたのがあまりに版書そのまんまなので、もちっと整理してから、ここに詳細は書きます。
今のこれって、ものすごい雑感で、多分分からない人が読むと全然分からないと思うし(笑)

最初にコトノハや、socialtunesを作ったペパボの大日田さんは、基本的なコトノハやsocialtunesを作ってきた経緯であったり、そこから感じたこと、それを通したWeb2.0観の話。

一番印象的だったのは「海外のサービスを日本に取り入れたからといって成功しない」っていう事例の話と、相対値としても絶対値としてもアイデア勝負の時代になったという部分。

前者はこれは全てが全てではないと思うけど、大日田さんがだされていた事例は成功しないのは目に見えている。
だって、文化が違いすぎる訳で、話に出たとき、フランクリンプランナーを思い出した。
あのノート自体は使っている人は多いけど、その思想を完遂できている人ってのは少ないだろうなぁと、去年セミナーに行ったときから思っていた。
だって、日本人に「目標を明確に掲げて、それを達成することで人生の幸せを!」って命題で動ける人は少ないはず。
あれはアメリカナイズな思考の元でなりたっているんだろうなぁ、と思っている部分があるから。

ただ、それを日本人にあう形で提供するのはプロデューサーや企画屋の仕事であろうというのは想像に難くない。
不幸だったのは作ったのが多分そういうマインドではない人で、「作れる」っていうのと「(海外のサービスの)これは面白い」って部分で出来たんだろうなぁと個人的には思った。

後者は絶対値としては、昔からずっと言われているけど、相対値としても価値が上がっている理由は凄く共感するとともに、だからこそ、その部分に注力していかないといけないなぁ、と自戒を込めてここに記述。

オオヒダさんのプレゼン資料
http://solvalou.net/websig/

次にアークウェブの中野さん。
自身のblogでもWeb屋にとってのWeb2.0的な話を結構活発にされている方なのでとても楽しみにしていました。
一番楽しかったのはWeb屋2.0の話(笑)

あれは凄く分かりやすい。そして、それをどうやって実際にできるようにしていくのかってのは命題。
自分としても、基本的に昔からクライアントの方はあんまり見ないでユーザーを見たコンテンツ提案とかをしていたので、口が悪いので一部では有名だったらしいのですが、それでもクライアントのいう事を聞かないといけない場合もあったり。
そんな時に色々なことをして、なんとかしていたけど、それはあのWeb屋2.0を実行するにも出てくるだろうなぁ、と。

ただもうちょっと早く帰れる業界にはなってほしいなぁと思ったり(笑)

あと、これからWeb2.0はなくなるのか?という疑問に対しても、とても端的に見事な答えを用意してくれていた。
実際そうだし、そうなんだろうし、そういうのは確かだ!と納得してもらいやすいかな?と。

残念ながら今居る会社のターゲット業界では、例に出すサイトを知っている人がほとんど居ないのは結構辛いけど。
にしても今日は大きなところで自分なりの答えを考えるきっかけにはなった。
あと、言った質問はもっと沢山の人に答えてもらいたいなぁと思ったりした部分なんだけど、それも大日田さんに回答をいただけて、やっぱりそこは共通で問題に思っているんだなぁ、と思えたし。


その後二次会では、後半一時間くらいは結構リアルなディスカッションができたかなぁと。
業界外の人と、仕事を抜きで話しが出来たのはとてもドラスティックな経験で、そういう風に思っている人たちに自分達の思いを伝えるワークフローとかスキームは必ずあるはずでそれをどうやって作っていくか、と考えてやっぱりWebは面白いメディアで、少なくともまだしばらくはここで遊んでいられるかな、と感じました。

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この記事を書いた人
名村晋治 / 株式会社サービシンク

都内のWeb制作会社のWebディレクター兼代表取締役。 1994年にインターネットに出会い、1996年、学生4名でのWeb制作事業をはじめ、Web黎明期から多くの大手企業のサイト制作・開発に携わる。 2000年から2005年までは不動産検索サイト「LIFULL HOME"S」を運営する株式会社LIFULL、2005年から2009年までは都内のWeb制作会社の取締役として参画し、2010年に株式会社サービシンクを立ち上げ、代表を務める。 現在もWebディレクターとして現場でのPMを行う。 経験案件規模は直請けで10万円〜3億円。 過去900人以上が受講している「Webディレクター育成講座」は2000年より開催し今年で25年目。 2020年よりWebクリエイターへの情報提供のためのPodcast「Webディレクションやってますラジオ」を毎週金曜23時に配信中。 不動産テック協会 理事 2023年慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)取得

@yakumo

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