日記

WebSigでのWeb2.0雑感

今日のWebSigのテーマはWeb2.0.
言うまでもなく、ここ最近知り合いのWeb屋の中ではホットなキーワード。

ただWeb標準の話みたいに、例えばXHTML+CSS(だけじゃないけど)みたいな具体的な「何か」がある訳ではなく、これまでのWebに対して、「次世代Web」って事で2.0と言われてる。
だからこそやっかいなのが、「だから結局なんなの?」って部分がまだ誰も具体的に説明して、万人が納得できる様な言葉にすることができていなかったもの、だと認識していた。

自分としては、何かその具体的「何か」が見えていなかったのでどうしても触手が出ていなかったんだけど、こんなブログをしていると、そういった話題もちょくちょく耳に聞こえてくるので、ホント最近になって自分なりの具体的「何か」を見つけようとしていたので、まさにうってつけだった。

ちょこちょこ下に書きますが、メモってたのがあまりに版書そのまんまなので、もちっと整理してから、ここに詳細は書きます。
今のこれって、ものすごい雑感で、多分分からない人が読むと全然分からないと思うし(笑)

最初にコトノハや、socialtunesを作ったペパボ大日田さんは、基本的なコトノハやsocialtunesを作ってきた経緯であったり、そこから感じたこと、それを通したWeb2.0観の話。

一番印象的だったのは「海外のサービスを日本に取り入れたからといって成功しない」っていう事例の話と、相対値としても絶対値としてもアイデア勝負の時代になったという部分。

前者はこれは全てが全てではないと思うけど、大日田さんがだされていた事例は成功しないのは目に見えている。
だって、文化が違いすぎる訳で、話に出たとき、フランクリンプランナーを思い出した。
あのノート自体は使っている人は多いけど、その思想を完遂できている人ってのは少ないだろうなぁと、去年セミナーに行ったときから思っていた。
だって、日本人に「目標を明確に掲げて、それを達成することで人生の幸せを!」って命題で動ける人は少ないはず。
あれはアメリカナイズな思考の元でなりたっているんだろうなぁ、と思っている部分があるから。

ただ、それを日本人にあう形で提供するのはプロデューサーや企画屋の仕事であろうというのは想像に難くない。
不幸だったのは作ったのが多分そういうマインドではない人で、「作れる」っていうのと「(海外のサービスの)これは面白い」って部分で出来たんだろうなぁと個人的には思った。

後者は絶対値としては、昔からずっと言われているけど、相対値としても価値が上がっている理由は凄く共感するとともに、だからこそ、その部分に注力していかないといけないなぁ、と自戒を込めてここに記述。

オオヒダさんのプレゼン資料
http://solvalou.net/websig/

次にアークウェブの中野さん。
自身のblogでもWeb屋にとってのWeb2.0的な話を結構活発にされている方なのでとても楽しみにしていました。
一番楽しかったのはWeb屋2.0の話(笑)

あれは凄く分かりやすい。そして、それをどうやって実際にできるようにしていくのかってのは命題。
自分としても、基本的に昔からクライアントの方はあんまり見ないでユーザーを見たコンテンツ提案とかをしていたので、口が悪いので一部では有名だったらしいのですが、それでもクライアントのいう事を聞かないといけない場合もあったり。
そんな時に色々なことをして、なんとかしていたけど、それはあのWeb屋2.0を実行するにも出てくるだろうなぁ、と。

ただもうちょっと早く帰れる業界にはなってほしいなぁと思ったり(笑)

あと、これからWeb2.0はなくなるのか?という疑問に対しても、とても端的に見事な答えを用意してくれていた。
実際そうだし、そうなんだろうし、そういうのは確かだ!と納得してもらいやすいかな?と。

残念ながら今居る会社のターゲット業界では、例に出すサイトを知っている人がほとんど居ないのは結構辛いけど。
にしても今日は大きなところで自分なりの答えを考えるきっかけにはなった。
あと、言った質問はもっと沢山の人に答えてもらいたいなぁと思ったりした部分なんだけど、それも大日田さんに回答をいただけて、やっぱりそこは共通で問題に思っているんだなぁ、と思えたし。


その後二次会では、後半一時間くらいは結構リアルなディスカッションができたかなぁと。
業界外の人と、仕事を抜きで話しが出来たのはとてもドラスティックな経験で、そういう風に思っている人たちに自分達の思いを伝えるワークフローとかスキームは必ずあるはずでそれをどうやって作っていくか、と考えてやっぱりWebは面白いメディアで、少なくともまだしばらくはここで遊んでいられるかな、と感じました。


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

不動産業界に特化したWebサイト制作・システム開発をおこなうサービシンクでプロデュース、ディレクションからテクニカル・ディレクターまでを担当。
元プロの声優であり、Webディレクターとして22年のキャリアを持つ。
(詳細は下の「詳しいプロフィール」をクリックしてみてください。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

詳しいプロフィール

大学二年生の96年からWebの制作集団ネイムヴィレッジを主催。
大学卒業の99年までの間に100社ほどのサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、Perlでの開発、マークアップに携わる。
大学卒業と同時に俳優になるために上京し俳優修業開始。
2000年からは俳優修業の傍ら不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
俳優としては、舞台演劇、プロの声優としても活動したが最終的30歳を目前に足を洗う。

2005年に株式会社LIFULLが自社媒体に注力するためSips業から撤退する事をきっかけとして、代表の井上とシェイクハンドをして退社。

2005年から株式会社ソナーに合流し取締役なども歴任し不動産業界のサイト制作のディレクションからフロント実装を担当。

2010年1月12日から株式会社サービシンクを立ち上げ、代表取締役に就任。
不動産業界に特化したサイト制作のアートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。
基軸としてはクライアントの商売に寄り添うために、徹底的に思考を巡らせるためのディレクションを行う。
Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

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