日記

「Google Gears」はGoogleの「さて、そろそろ攻めてもいいですか?」なのでしょうか?

米Googleが30日(現地時間)、Webアプリケーションをオフラインで挙動をさせることができる、Webブラウザ向けの拡張技術「Google Gears」を発表しました。

これはネットワークにつながっていないPCでもブラウザ上でウェブアプリケーションが使えるようにするもの。第一弾として、5月31日にフィードリーダー「Google Reader」をGoogle Gearsに対応させているようです。

この流れは以前からGoogleがソフトウェアベンダーへの推進を進めているような流れの中で、対マイクロソフトを意識した動きの一つだろういうのはちょっと考えれば思いつく。

同時にこれは何もGoogleだけではなくて、オンラインでのWebアプリケーションを提供しているベンダーの多くは考えていた事ではないだろうか。


恐らくこのGoogle Gearsに関してもAPIとして提供していく事で、多くの同様の悩みを持っているベンダーを取り込み、ディファクティブスタンダードにさせていくことを狙っているはずだ。


しかし最終的にこれは使われなくなるのでは?と思わなくもない。
というのは、docomoが今のパケット放題とは別の定額サービス開始のアナウンスを出しましたが、ネット網そのものは、かなり安い、もしくは無料で提供される時代が遅かれ早かれくるのではないかと思えるからです。(時期や回線速度は別として)

となると、Googleの今回の対応は長い眼でみれば一時しのぎではないかな?と思うわけです。
それでも、ここ1年〜2年ってレベルで見れば、Googleにしてみれば、マクロソフト追撃の為の施策として絶対必要だと判断したからこそのローンチなんだと思います。


個人的には、まだまだ業務レベルで提出ドキュメントの作成には使った事がないですが、Docs & Spreadsheetsには結構期待をしています。
というのは、現在WindowsとMacを使っていますが、同じOffice製品であっても、OSの違いによる使い勝手の差がどうしても感じてしまいます。

ある一定の事ができるようになったのであれば、最終的にはUIの使い勝手がそのプロダクトを使うか使わないかの判断材料になってきます。

となれば、OSに依存せず使い勝手が同じ、というのは僕にとっては結構アドバンテージがあるわけです。
その意味では、意義としては充分あるわけで、Google Gearsに関して言えば、Googleの自前のアプリケーション群は早く対応してくれないかなぁ・・・と思ったりしています。


こういった動きを見る限り、個人的にGoogleの動きはやっぱりWeb屋をやっている限り、感度早く追いかけていたいなぁ、と思っている次第です。



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著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア25年目のWebディレクター

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からはWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。

詳しいプロフィール

もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、またNHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

俳優時代の経験を活かし、演劇の訓練メソッドを利用した「コミュニケーションスキル」向上を目指したセミナー・研修も実施しています。

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