セミナー

チームビルディングのための「コミュニケーション」セミナーに登壇させていただきました。 

WebプロデューサーとWebディレクターの『コミュニケーション』 〜クライアント折衝からクリエイティブチームとの交渉まで〜

WebプロデューサーとWebディレクターの『コミュニケーション』 〜クライアント折衝からクリエイティブチームとの交渉まで〜


2024年7月6日に福岡県で開催された「WebプロデューサーとWebディレクターの『コミュニケーション』 〜クライアント折衝からクリエイティブチームとの交渉まで〜」に登壇をしてきました。

▼目次

2023年9月ぶりのリアル登壇セミナー

リアルのセミナー登壇としては。2023年9月9日に名古屋での「WCAN mii 2023 Vol.03」ぶりでした。

WCANはコロナ禍後初めてで、あの人数の前でやるのは2019年ぶりだったこともあり僕は物凄い緊張をしていたのを覚えています。
ただ、今回はそういった緊張はなくやられたのは個人的にはほっとしました。

恐らく一回リアル参加のセミナー登壇を経験していたことと、直近で自社内行事ではありますがそこそこ喋っていたからこそだと思います。


パネルディスカッション前の休憩

パネルディスカッション前の休憩


「コミュニケーション」について話す1時間

今回は「コミュニケーション」をお題にしていました。一緒に登壇をした角掛さんは肩書が「Webプロデューサー」ということで「対顧客との関係」における話だったので、僕はディレクターということもあり、インナーというか「チームビルディング」における領域を話をさせていただきました。



「チームビルディング」は仕事においては永遠のテーマで、僕も決してあらゆる形式でチームビルディングができている訳ではないです。

ただ、自分のキャリアの中で「ああ、こういうことかな?」というのが少しずつ見えてきたものもあり、普段の仕事の中で実践しているものや、過去に自分が受講をしてきた研修などが10年以上も経って使えるようになったスキルなどをまとめたものとなります。



こういった内容で話をさせていただきました。

全体を通したテーマとしては「いかにして『聞く』ことができるか?」ということにしていました。

これは自戒を込めていますが、僕も30代ぐらいの時はついつい自分の意見や考えている結果を伝えるという体裁で「押し付けていた」なぁ…と思うことが多々あります。

そういったことへの一助になればいいなぁ…と思っての内容にしておりました・

リアル開催だからこそのパネルディスカッション

今回のセミナーではパネルディスカッションがありました。当日の参加者の方から質問をいただいてそれに名村と角掛さんでお答えするものでした。

今回痛感したのは、このパネルディスカッションだけは、リアルでないと難しいということでした。Zoomなどオンライン会議のツールはもちろんありますし便利です。

しかし、今のところこれらのオンライン会議のツールでは同時に会話をすることができないことから「議論」は出来ないと思っています。その意味では質疑応答は「質問者が話しをする」→「登壇者が答える」という形式だから出来そうな気もします。

ただ、今回パネルディスカッションという形式で「登壇者2名がインタラクティブに回答をする」という形式の場合、「こちらは話をしましたので、次はあなた、どうぞ」みたいな形式になるとどうしても臨場感というか熱量が削られる感じがしました。



それもあと10年ぐらいしたらツール側が進化するか、参加者側がそれを含めて「普通」と思うようになるはずなので、過渡期ゆえなのか、僕自身の年齢的な感覚ゆえな気がしています。

ただそれでもやはり「ボケ・ツッコミ」ではないですが、登壇者2名がインタラクティブに遣り取りをする、というのはオンライン会議ツールでの「ごくわずかのタイムラグ」がある世界では成立させるのが無理だと感じました。

また眼の前にいる人向けであり、実際に顔が見えていて、回答内容で相手の顔の表情がどう変わるか?も見えるという意味では、講師側も、より相手のニーズを汲み取りやすく、相手と会場全体を両方をみた回答ができる環境であったというのは間違いないと思います。

当日のXのポスト

Xでは「#つのなむ」というハッシュタグで実施をされていたのですが、結構リアルタイムに投稿をしていただけていました。


上記のポストより抜粋

上記の投稿の中でもこういったポストがあり、とても嬉しかったです。

懇親会の重要性を再認識

今回ありがたいことに懇親会にも多くの方が参加していただけました。



全員と話をさせていただくのは無理だったのですが、それでもこの多くの方々と話をして、他の人の話を聞いて、自分の話も差し込んで、相手にそれが乗っかって…という懇親会ならではの環境は良いものだとかんじました。

実際には「セミナーの内容への質問」というよりも、それをきっかけとして何を考えたのか、何を考えていたのか、そもそも自分の仕事はどうなのか?などの話題がどんどん広がっていきます。

僕はセミナーよりも懇親会でのこの会話・議論こそが「セミナーの一番の収穫」だと思っています。

その意味では今回のセミナーでは参加できる方は最終的には4次会ありました。(僕と角掛さんは3次会で失礼しましたが、参加者の方だけでの4次会があったそうです!)


博多ラーメン「将丸」さんでの3次会のラーメン

博多ラーメン「将丸」さんでの3次会のラーメン


ここでの会話はもちろん今回は僕は「講師」として読んでいただけていて、参加者の方には「講師として」立てて頂けてました。

ただそれを求めている訳ではなくて、いろいろな方とディスカッションをすることが僕にとっては大きな収穫であり、得るものが多い時間でもありました。

今回のセミナーの中でもこういったスライドで話をさせていただきました。



議論・ディスカッション・会話をコロナが明けた今、人はもっとするべきだと思っています。

オンライン、テキストベースだけで伝えられるものはやはりたかが知れているんです。
本来対面で遣り取りをしているものからすると、「情報」は得られていますが、「情感」は伝わっていないんだと思います。
(相当言葉選びが上手であればできる方もいるとは思います)

その意味でも懇親会という場で人と話すことの重要性を改めて感じさせていただきました。

今回参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました

今回のセミナーは福岡や九州のみならず、広島・岡山や関東からも参加をされた方がいました。そういった皆さまのおかげで盛会のセミナーだったと思います。

また運営をしていただいた皆さまには多大な感謝をしています。本当にありがとうございました・

コロナが明け、またこういった機会をいただける限り、何かを発信していきたいと思います。


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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