セミナー

CSS Nite in Shinjuku, Vol.2に行ってきました。

レポートが今さら感がたっぷりなのですが久しぶりにセミナーに行ってきました。
あっ、今回文字ばっかりです。


最近何となく忙殺されていたのもあるのですが、外に気を吐く余裕がなかったのか、もの凄い引きこもっていて、そういう時期って「俺っていくらでも(アイディアが)出てくるんじゃなかろうか?」とかって思いがちなのですが、往々にきて、気がつくと中身がすっからかんになるものなのは、役者時代から何度も経験していたこと。

ってことで、先日までのエントリーを見ていただくとおわかりいただけるように、「(行けなくなるものもあるかもしれないけど)セミナーに行ったりして、インプットを増やそう」タームに無理矢理突入させてみようと思っている次第です。

閑話休題。
今回のCSS Nite in Shinjuku, Vol.2のお題は時期IE8のBeta2の紹介でした。

新宿のマイクロソフトのセミナールームで同社、五寳(ごほう)さんからの説明がありました。


ブラウザは先日GoogleのChromeが出て以来、Fx3とかと合わせ、第三次(謎)ブラウザ戦争か?って声も聞こえたりしますが、確かにIE7は、というより、IE6があまりにも長い間、少なくとも日本におけるメジャーブラウザに君臨したが故の弊害の結果的な扱いで、イマイチ利用度があがっていない感があります。


結果的にHTMLのレンダリング系においても、ユーザーレベルへのリリースは後発だった割にFx3とやっぱり比べるとね的なところがあった事や、実は1年弱も前に「使いたい人はIE7にしてくれてもいいですよ」的な状態にあったにも関わらず、空気を読みすぎて、Windows Updateでの強制アップデート対象になかなか入れられなかったのも普及率の向上には災いしているのかもしれません。

そういう意味では、セミナーが終わってからOperaの中の人(誰)が仰っていましたが、過去の遺産というか負債を背負い続けないと行けない点では、GoogleのChromeに比べると可哀相だなぁ・・・と思えない部分がないわけでもなかったです。


さて、今回のセミナーの資料は近いうちに公開になると言うことらしいので、気になった点だけレビューを。


  • IE8 beta2のリリースノートには、IE6からのアップグレードインストールは推奨されないと記載されているらしいです。なにやら、IE7にアップデートしてからでないと、JavaScriptエラーが頻発ってことみたいです。
  • IEが落ちる70%はサードパーティのアドオンのせいらしい。 これは結構びっくりだったのですが、みんなが使っているからそこにアドオンを作れば使ってもらいやすい、というのは、MSだからこその宿命なのでしょうか。でも、落ちたら「IEが悪い」と言われるのかやっぱり可哀相かも。
  • プロセスの管理がタブごとに独立になり、クラッシュしても今のIE7みたいな全部だめーって事にはなりにくくなっているのは、正当な進化かと。
  • プロトコルプレフィックスという機能で、word:// のような URLスキームみたいなものを使えば、対応したアプリケーションで参照先のファイルを開くことができるらしい。一般的にはPDFのアレがソレっぽいイメージなのかもしれませんが、使い方次第ではおもしろそうなのかもしれないけど、そこは使う側のアイディア次第で、ビジネスツールとして使えるか?は頭の隅に入れておきたいネタだった。
  • HTML4.01とCSS 2.1フル実装が目標らしい。
  • 取り込む仕様としては、XHTML系ではなくて、HTML5らしい。
  • 五寳さんがMozilla 24でポロリと話過ぎてクビの危機を迎えていたらしい(汗)
  • すでにIE9の開発は何となく始まっているらしいとのこと。IE8のBeta2のこのセミナーを拝見する限り、時期IE9には期待がさらに期待が出来そうなので、楽しみ。

個人的には、ブラウズモードの切り替えのUIの話はあまり気にならなかったかな?と。
というのは、HTMLの記述でブラウザのモードが切り替わるのはそうあってもらいたいし、ページ単位で結構細かく指定できるようになっているという話題は個人的には「ほー」(謎)と思いました。
ただ、一般の本当のエンドユーザーにとっては「レイアウトが崩れたから、ブラウザのこのボタンを押してレンダリングのモードを変えよう」なんて事を思う人は恐らくほぼゼロに近いレベルで居ないと思っています。

「レイアウトが崩れている=そのサイトはおかしい(変だ)」という思考になるユーザーは居ても「ブラウザもIE8になってレイアウトが崩れたのかな?じゃ、IE7モードでみてやろうか」なんて優しいユーザーはどこにも居ないだろうからです。

それを考えると一時はやった文字の可変用UIの「大・中・小」ボタンみたいに、HTML側で、そもそものDocTypeやレンダリング結果としてのUIでそれらを吸収出来るサイト構築をするのが、Web屋側の仕事なのではないかな?と思う訳です。

むしろ、IE8におけるブラウザのロケーションバーのついた互換表示ボタンそのもので言えば、今やブラウザのディファクトになっている左上の「前に戻る←」ボタンと、「次に進む→」ボタンぐらいに、「これを使えばどうなるのか?」ってのが誰の目にもわかり、誰でもが使えるものに認知させられるか?が大事かなぁ?と。


当日会場に着いたのは遅かったんですが、見回すとミツエー・リンクスの木達さんがいらっしゃったので、終わってから久しぶりにご挨拶。
すると、これの件をご存じいただいていた模様で、お祝いの言葉をいただきました。

個人的にはまさかご存じいただけているとは!という感じだったのでですが、ありがとうございます>木達さん

しかもさっきブログを見たら書いていただけてて、びっくりするやら、恥ずかしいやらでした。


ともかく(謎)、IE8は結構ツールとしてはおもしろそうなものになりそうな予感がしています。
あとは、IE6とIE7とかとの併存期間の問題がWeb屋側の頭を悩ませる訳ですが、ソレも含めて楽しめればいいかな?と思ったりしています。

次のCSS Nite in Shinjuku, Vol.3で実装側を聞ければいいなぁ・・・と思って楽しみにしています!


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア25年目のWebディレクター

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からはWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。

詳しいプロフィール

もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、またNHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

俳優時代の経験を活かし、演劇の訓練メソッドを利用した「コミュニケーションスキル」向上を目指したセミナー・研修も実施しています。

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