セミナー

WCAN 2009 Autumnでの名村のセッションの内容が掲載されたので、その補足です。

来月の10月10日に名古屋の、名古屋国際会議場で行われますWCAN 2009 Autumnに呼んでいただいたのは先日告知をさせて頂きましたが、内容をやっとWCAN主催のアップルップルさんに送り、先ほど掲載されていましたので、こちらでも告知させてもらいます。



SESSION-1 : Webディレクターとしての経験密度とWebブランディング


「コミュニケーション力」「営業力」「人前でうまくしゃべれない」「モチベーションが上がらない」etc・・・・。

Webサイトの制作におけるディレクションについては、常々迷う事がついて回ると思います。名村もいつも迷っています(笑)それはどれだけ経験を積んだとしても、ついて回ります。しかしそれをカバー出来るのは恐らく「経験」。しかし経験は時間に対して同等に増えるものではなく、その時々の考え方、受け止め方によって密度が全くに変わってきます。

ディレクションをする上での経験の密度をあげる為のマインドセットと、それを持った上でのディレクターとしての自立と自律について話をさせていただければと思います。その上で、サイト規模に関係ないツールとしてのWebブランディングをお話させていただきたいと思います。

とさせて頂きました。

名村はディレクターをしているので、話せる内容はその流れの話になるのですが、クリエイティブディレクションとかアートディレクションの部分って、自分の経験をお伝えすることは出来ても、明日からの仕事で役に立つか?と言われると、案件規模や立ち位置とか、そもそもそういった職域が業務上あるかって問題も結構あると思ってるんです。
(業務でその職域の内容をやっているのはやっていると思いますけど、多くの制作会社では肩書き的には「ディレクター」となっていて、大型規模なんかではないと、ADとかCDって肩書きは置かない・置けない事が多いのでは?と思ったりしてます。)

そういう事からどういう事をお伝えしたらいいだろう?と思っていろいろ考えていました。
自分のスタンスとしては一番伝えやすいのは、恐らく去年の11月にWCANでやらせていただいた「WCAN DirectorsWorkshop」なんかが実は一番良い形で、その際のアンケートとかで「ワークショップで1泊2日の合宿形式のイベントがあってもよいと思う。」って事も頂いたので、これは企画をしたいと思ってたりするんですが(参加者いるのか?)。

話がそれたので元に戻しまして。
今回は大きなハコで喋らせて頂くので、来て頂く方の職域もそうですし、抱えていらっしゃる案件規模もそうですし、予算とか工期とかって考え方もかなりバラバラの方になってくると思うんです。

そういった時に、出来るだけ多くの方に取って明日の業務に使えて、自分が話せる事は?ってことで、結局またマインドセット的な内容になりました。
あと、それを踏まえた上で、名村の一つの指針でもある「Webブランディング」について、概念よりは営業トークとか企画書のどこかに入れてもらえそうな話・・・・になるかはまだちょっと分からないですが、そういったものをお伝えできればいいなぁ・・・と思っています。

当日はちょっとプレゼントという訳ではないですが、書籍とDVDをお持ちしようと思っています。
じゃんけん大会でもできればいいなぁ〜!


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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