basecamp NAGOYAでディレクター向けセミナーをしました。
2013年05月30日
ちょっと前のことかと思ったら、気がつけば半年以上前の話でした。
名村のセミナーでは技術的な話は殆ど言わないので、「今でしょ!」じゃない内容になっている(はず)なので、まぁ、今になってもいいかな?ということで、ポストします。(←ブログのネタがないのか?!)
当日のセミナーの内容
Webディレクターとして最も重要な要素である「アイデア」を練りだしていく上で、更に上位にあるのは「アイデアの種の収集力」です。 そして「アイデアの種」を「使える形」に練りあげていく思考法までを習慣化することで、思考力は格段に上がっていきます。 Webディレクターだけではなく、常に「考える」事が求められるクリエイターにとって自分の頭の中を仕事で使うための手法を紹介していきます。
<a href="http://atnd.org/events/32757">http://atnd.org/events/32757</a>
と、こういう内容でさせていただきました。
名村のセミナーに以前に来ていただいたことがある方にとっては半分くらいはどこかで話している内容だったと思います・・・。
えっと・・・すみません・・・以前に来ていただいた方・・・いや、マジで。
ただ、今回簡単ですが実際に手と頭を使うワークも入れさせていただいたりだったので、そういう意味では振り返りとして捉えていただければとてもありがたいです。
セミナーで本当にお伝えしたいこと
名村がセミナーをさせていただく際に、いつもこれを伝えたい、と思っている事があります。
- 出来るだけKnow how、Do how、Tipsは伝えない。
- セミナー中に出す「事例」はまさに「事の例」でしかなく、その事例の中で実施した内容をそのまま持って帰っても一切使えない事を伝える。
- セミナーを通して伝えたいには、事例の中で「なぜそれの選択をしたのか?」「なぜそのように考えたのか?」という思考の道筋。
この事に常に腐心しているつもりです。
ただ逆に即物的な話は殆どしないので、そういったものを求めている方にとっては全く響かない内容のセミナーなので、なかなかバランスをとるのが難しいのですが、それでもそれを伝えないと名村がやっている意味はないと思っているので、今後もそういった内容になると思います。
当日お越しいただけた方のご感想(ブログ)
ありがたいことに当日はbasecamp NAGOYAに一杯の方が来てくださって、しかもブログに感想を上げてくださった方もいらっしゃいます。
- <a href="http://palmgate.co.jp/kuniyuki_ito/article.html&id=16">「Webディレクターとしてのアイデア思考法」に参加して</a>
- <a href="http://www.tee-suzuki.com/entry-27.html">名村晋治さんの「Webディレクターとしてのアイデア思考法」に参加しました</a>
- <a href="http://www.maki-o.net/memo/entry-110.html">Webディレクターとしてのアイデア思考法 に参加しました</a>
- <a href="http://dotgraphy.com/notes/entry-14.html">Webディレクターとしてのアイデア思考法 / 名村晋治さん に参加して</a>
- <a href="http://shunkantoeien.com/log/director-idea-seminar.html">名村さんセミナー「Webディレクターとしてのアイデア思考法」@ベースキャンプ</a>
こういった感想を上げていただき、少しでも何かしらが伝わったと思えるのはとても嬉しいですし、ありがたいです。
ぱっと見つけられたのが上の方々なのですが、他に書いていただいた方がいたら是非教えて下さい!
暑苦しい名村のセミナー?
上のブログでも何人か書いていただいているのですが、相変わらず名村はセミナーで「暑苦しい」ようです(笑)
鷹野さんからは、名村のハンドルネームの「八雲」から「ヤクモシー」と最近呼ばれていますが、その語源(謎)は「やかましい」からなのは、名村をご存知の方からすれば納得と思います。
でも、名村は仕事をつき進めていく人間に「熱量」がないと絶対ダメだと考えています。
デジタルであろうと「ものを作る」ってのは、少なからず自分が乗り移るような熱がないと、いいものにはやっぱりならないと思っています。
その意味ではアップルップルの鈴木さんが書いてくださっている、
名村さんは「お話を聞き終わったあと元気になる」という不思議な魅力の持ち主です。
その源はどこにあるかと考えると、それは姿勢、発声、話調という五感にも感じますし、自分の持っているものを全て伝えよう、お客様の仕事を良くしよう、という気持ちにもあるでしょう。それらが合わさってダイレクトに伝わってくる、というところかもしれません。
そして、一緒にがんばろう! と励まされるような気持ちになります。
と言っていただけているのは、セミナーの内容自体が良くなければなりませんが、名村にとっては何よりも嬉しいことでもあります。
だんだん歳を取って来て、「若い勢いだけ」ってのはダメ担って来ましたが、恐らく名村はこの後少なくともしばらくは今のテンションのままで仕事をさせていただくと思います。
それは、セミナーで話をさせていただいても、お客様の前で話をさせていただいても、初めてのお客様の前に行っても、テンションは殆ど全て同じで、それをしんどいとも思わないし、崩すつもりもないからです。
熱量を持って熱く暑く。
ここをご覧になっていただいている方に、ディレクター職の方がいて、もしその方が「ディレクションってなぁ・・・」と思って今日これをご覧になった方。
まず自分がクライアントよりも、熱くそのサイトのことを思って下さい。
そのサイトのことを好きになって、誰よりも考えてあげて下さい。
そしてクライアントのその先にいるユーザのことを思ってあげて下さい。
きっと少し今よりディレクションが面白くなっていくと思います。
ディレクター向けのセミナーのご依頼もお気軽に。
もし、自社やどこかのセミナーの一コマとしてでもディレクター向けのセミナーを開催したいという方はお気軽にご連絡ください。
仕事そのもの進め方やディレクターの方の次のステップへの事など、お手伝いさせていただきます。