宮崎県でWebプロデューサー育成研修の講師をさせていただきました。
2010年07月26日
最近めっきりブログを書く暇がなくてご無沙汰しています、名村です。
ありがたい事に、ドタバタしながらもお仕事をさせていただいています。
さて、ただいまCS5のダウンロード中に時間が出来たので、久しぶりにブログの記事をかいています。
直近でご報告する内容は、先日宮崎県で「Webプロデューサー育成研修」の講師をさせていただきました。
この研修は県の主催による地域活性化事業としての研修活動で、全10日間の講習で、名村はその内5日間を持たせていただています。
全10日間という事で、一気に進められるものでも無いのと、県の研修という事で、平日の開催が必須なので、7月から9月までかけてスケジュールが組まれています。
名村がまず担当させていただいたのは、1日目と2日目の講習です。
初日は「Webプロデューサー概論」ってことで、
- WebプロデューサーやWebディレクターの仕事とはどういったものが求められるのか?
- これまでの仕事の流れや、これから求められる仕事の流れ
- Webサイトを用いてブランドを構築する手法
といった事をご説明させていただきました。
2日目はWebプロデューサーとして、
- プロジェクトのことあるごとに発生する問題をどのように解決するのか?
- 企画やアイデアの出し方について
をご紹介させていただき、後半には参加者の方々で班を作って実際のワークショップをしていただきました。
講師として参加させていただいて感じた事ですが、宮崎県の皆様の熱意や実力は恐らく首都圏と何も変わらないですね。
それどころか、情報が東京と比べてしまうとどうしても少ない為、参加されている皆さんの吸収しようという思いは物凄い強いものがありました。
ただ、恐らく首都圏と仕事の流通量の差(バジェットの差ではないですよ)や速度感が違う為に、経験量や思考の瞬発力に違いがある、と感じました。
僕の講義は概論でしたが、3日目以降の内容は結構各論にも入ってきます。
今回の3日目以降の講師の方々は、東京でやったらそれこそ数十万円取れる研修になるんじゃないか?と思えるぐらいそうそうたる方々なのですが、それを考えると、少なくともこの10日間の研修に出た方は、東京でぼやぼやしている人はあっという間に追い抜かれてしまうだろうな・・・と思いました。
今回この案件に参画させていただいたのは、個人的にはもう一つの目的がありました。
それは最近色々な関係からオフショアの可能性をちょっと検討していたのですが、ことごとくダメで、実は国内のニアショアの方がいいのでは?という思いがあったんです。
その可能性を確認するのも一つの目的だったのですが、ことそれに関しては言えば、名村としてはビンゴでした。
実際国内の大手制作会社は制作部隊を地方で支社などをつくり、そこに機能移転する事を検討している噂も良く耳に入ってきています。
この不況の時代に、国内のお金を海外に出していくのではなくて、事業者の端くれとしては、できれば国内で、地域活性も含め仕事を回せるスキームを作れた方がいいのでは?という思いも少なからずあります。
そういう意味でも、今回の宮崎県での研修は、とても得るものが多いものでした。
僕はあと2回、3日間宮崎県に行かせていただく機会があるので、是非とも宮崎の皆様と交流をして、自社の事業にも上手く生かせるようにしたいと思っていますし、そういったシナジーを築ける方々とお仕事をしていきたいと思っています。
おまけ
宮崎県・・・・食べ物が半端なく美味かったっす・・・・。
2泊3日だったのと紹介をしていただいたお店が宮崎地鶏の店だったのですが、宮崎地鶏、むちゃ美味いっす。
名古屋コーチンとか比内鶏とかとはまたちょっと違った味わいで美味いっす。
あと魚はやっぱり美味い。
僕も出身が神戸なので、それなりに、平均点の高い魚を食べていたと思っていましたが、やっぱり美味いっすね。
何より東京とは比べ物にならないぐらい安いw
掛け値なしに東京であの味を食べる事を考えたら、半値ぐらいじゃないですかね?
という事で、色々な意味で、とてもありがたい研修でした。
9月にまたお伺いさせていただくのが楽しみですw