Webブランディング

料理屋さんにおけるユーザーへの配慮の考え方はこれでいいのか!?

先日とある中華料理屋さんに入ったのだけども、そこのメニューを見ていてふと「これってどうなの?」と思った事。

これって宴会メニューなのですが、どうでしょうか?
お店の見た目の作りを紹介していない事には、ちょっと想像がしにくいのかもしれませんが、ここはぱっと見はぼちぼちちゃんと「中華料理」屋さんな店構えなんです。

でも本格的なら、ここのメニューはぜひ「漢字」で書いてもらいたい!

でもそれでは読めないんですよね(汗
って事で、読み方、もしくは日本語でのメニュー名をカタカナなりで書くのがモアベターかな?と感じてしまいます。

そして、メニューの中の「アンニンドーフ」(笑)
個人的な感想かもしれませんが、ここが漢字なのかカタカナなのかで物凄い印象が変わってくると思いません?

杏仁豆腐だと「中華」っぽいんですけど「アンニンドーフ」だとスーパーやコンビニに並んでるスイーツっぽいといいますか(笑)


しかし、一方で、お店の紹介はこのテキストなのです。

国の字を「國」と書くこだわりはあるのにも関わらず、メニューでは妙な安っぽさというか、中途半端に感じてしまう文字の選び方なわけです。

ここでつっこみを入れてはいますが、この時に実際にそこまで感じる人はいないでしょう、実際。

でも、人が感じる「なんとなくそれっぽい」っていうのは実は物凄く大事で、ユーザは「なんとなく」としか思ってくれないわけがそこある心地よさを求めて、お店やサービスを選んでいる訳なんです。

けどこういった部分を構築していく側の我々は

「なぜ日本語なのか?漢字では駄目なのか?」
「漢字にしただけでいいんだろうか?確か以前中華屋さんで読み方が分からずに「えーーーと、これっ」と指差した経験があったなぁ・・・」

といった部分を先読みして考えていかなければならない。
それはビジュアルデザインでもそうであって、線一本、色一色でもあってもやっぱり意味をもって選ばなければならないわけです。

名村はビジュアルデザインの部分はどうしても人に任せてしまうわけですが、それでも先に書いたようなような観点でアートディレクションをしたり、デザイナーからそういったこだわりを聞いて感心したりしています。

こういった部分での「なんとなく」をちゃんと計算してブランディングを行っていきたいですね。


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア25年目のWebディレクター

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からはWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。

詳しいプロフィール

もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、またNHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

俳優時代の経験を活かし、演劇の訓練メソッドを利用した「コミュニケーションスキル」向上を目指したセミナー・研修も実施しています。

最新の記事