Webディレクションの時、こういう工数の見積もりが甘くなりがち。
2005年07月13日
Webディレクションをおこなう上で自分の甘さ
Webディレクションをしていている中で未だに甘いなぁ、と思ってしまうのは「指示だし」の部分。
普段、タスクの割り振りや指示を行う時、スタッフの能力と起こりえる手戻りを考えて、出来るだけ最適解の指示出しをするようにしているのだけど、全般的に僕がやると過保護な方向にいってしまいがちになってしまいます。(謎)
要は僕自身がデザイン、コーディング(マークアップ)、ある程度の開発が出来てしまうから故に、ついつい「最後は自分がやればいいか・・・」と考えてしまっているんですよね。
でもスタッフがいる限り、彼ら彼女らが考えて、結果として「名村個人で作るより遥かにいいものを遥かに早く作っていく」ってことを主軸に考えないといけません。
でもついつい「僕が最後やれば・・・」という思いとの間の中で迷っていると、その結果として起こるのが、最終的に終電ギリギリに焦りながら指示を出す、ということに。
昔はこの焦りの中でやっているから結局手戻りが出てしまって、二度手間、ミスの発生、という失敗を結構してしまっていました。
Webディレクションとして甘くてはいけない部分
さすがに最近はそういう事は少ないですけど、この「各タスクの工数計算」「誰がおこなう事が最適か?」という事を見積もる、というか、それこそがWebディレクションのWebディレクションたる部分なんだけど、その見積りがいつも甘いので、なんだかんだで時間を食っているような感じがしています。
これではいけないのだ。
もっときちんと生産性があがっている時間内で収められる計算が出来ないといけない。
Webディレクションの仕事とは、「制作」や「開発」の現場が苦労・混乱をする為にあるのではないのだから。