ディレクターとして自分の進む方向を明文化する重要性
2010年05月29日
ご無沙汰しています、名村です。
会社を立ち上げてから目の回るような忙しさになり、以前にも増してブログを書かなくなってしまいました。
そんな中でもTwitterだけはやっているので、もし良ければ「@yakumo」でやっていますので、フォローしていただけると嬉しいです。
個人的にですが、このブログを書けなかった理由は、上に書いたようにドタバタしていたのも理由だったりするのですが、何となく「何を書けばいいか分からなくなってきた」というものありました。
というのは、昨年までは表題通りの「ディレクター」だったのですが、現在経営にも携わるようになり、自分の中で、今がどのような立場にいるのか?って事が自分の中で凄く曖昧になっているからだと思います。
これは今にして思うと、これは別に経営に関わるようになったからというような事ではなくて、「自分の今の役割をどのように認識していて、今後どうしていくつもりなのか?」というのを理解しているかしていないか?というのはやっぱり今の時代、とても重要なのではないかな?と思います。
今の自分なんかは、役割が一日の中でコロコロ変わっていて、しかもこれまで経験したことのない役割も含まれるようになって来ちゃった為、その瞬間瞬間の「自分の立場での考え」が「どうしていくべきか」って大きな意味でまだ、言葉になっていないものがあったりして、恐らく「なんとなく落ち着いていない感」が出ていたのだと思います。
これは実は先月ぐらいが一番ひどくて、軽く精神的にパニックになってたりしました。
とりあえGTDをやって、仕事もプライベートもやるべき事を洗い出すだけ洗い出して、以外と「やりたいのにやれていない」事とかがあったのがクリアになったので、落ち着きはしたのですが。
話を戻して、毎日って黙っていても過ぎていくモノですし、そこに与えられたタスクがあれば、それの事だけを考えて日々を過ごす事ができますし、過ぎていってしまいます。
しかし、ディレクターのように、プロジェクトやチームの先頭に立つ人間は、船頭な訳です。
その人間が、自分自身も含めて行く先をしっかりと把握できていないというのは、どこかで問題が起きるものだとつくづく再認識させられました。
僕の場合は、特に経営的な部分なので、そうだったのですが、自分の中で、新たな立ち位置を見極め、個人的に何より大事なのは、それを明文化しておくことだと思っています。
別に明文化したからといって変えてはいけない訳ではなくて、変われば変えればいいわけです。
ただ、頭の中で考えているののは、実はものすごい曖昧で、頭の中で言葉になっているものも、結構すぐ忘れたりします。
だからこそ、ノートでもEvernoteのようなWebのツールでもブログでもなんでもいいのですが、「文字に起こす」事をするのをおすすめいたします。
という事で、これから次の道へ行く時の最初の心構え的なものを自戒の意味を込めて久しぶりにポストします。