Webディレクションを行うとき、クライアントから「引きだす」ために使う名村のスキルセット
2005年07月24日
クライアントとの話の中で「引き出そう」としていること
名村はクライアントと話すのは比較的・・・どころかかなり好きな性質な方です。
その中でも、クライアントがWebに関する業界の人でない時ほど、話すのは楽しくなってきます。
もちろん、相手は「Webってなんやねん?」って感じなので、そこから必要な情報を引き出すのが大変だ、って考えも昔はありました。
ただ、最近はWebサイトを作りましょうという与件ではあるんですが、そういうタイプの人にはWebサイトがどうこうって話は極力しないようにしています。
それよりも、「実際の仕事は何?」「サービスってどういうこと?」「もてなすために何をしている?」って事をクライアントとの話の中から引き出すようにしています。
これが分かれば、それを形にするのがWebディレクションをおこなう人の仕事だとも思っているので。
自分の経歴や経験を「武器」として「使う」ということ。
クライアントといろいろな話をして、そのお客さまの強み・弱みを引き出していく訳です。
そんな中で、恐らく名村にとって大きな武器になっているのは、その「喋る」ということそのもの。
これは、名村自身が俳優・声優をやっていたからこそなのですが、相手との話の中で相手のふとした言葉使いに敏感に反応してしまいます。
その「語尾」はどういう意識から出てきたことなのか?
その言い回しは会話の中の相手をどのように思っているから出てくる言葉なのか?
そういったことがふしぶしに気になっている様です。
また逆に相手の方が名村と初見の時などには、やっぱり「壁」を感じるわけです。
そういった時に、やっぱり名村の経歴からできることかもしれませんが、「関西弁で話す」ことを意識的に行います。
普段は東京に居る限りはもちろん標準語で話をしていますよ。
ただ、関西弁は、名村が、元々関西人なので話せるのですが、年配の方とかの場合は、標準語で事実だけを話すよりも、やっぱり名村自身のパーソナルにマッチした気持ちが伝わるようです。
Webディレクションを行なっていく上で、自分の武器となりえる経験や経歴、それら全て使えるものは全て使っていかないといけませんからね!