Webディレクション

Webディレクションを行うとき、クライアントから「引きだす」ために使う名村のスキルセット

クライアントとお話をする

クライアントとお話をする


クライアントとの話の中で「引き出そう」としていること

名村はクライアントと話すのは比較的・・・どころかかなり好きな性質な方です。
その中でも、クライアントがWebに関する業界の人でない時ほど、話すのは楽しくなってきます。

もちろん、相手は「Webってなんやねん?」って感じなので、そこから必要な情報を引き出すのが大変だ、って考えも昔はありました。
ただ、最近はWebサイトを作りましょうという与件ではあるんですが、そういうタイプの人にはWebサイトがどうこうって話は極力しないようにしています。

それよりも、「実際の仕事は何?」「サービスってどういうこと?」「もてなすために何をしている?」って事をクライアントとの話の中から引き出すようにしています。

これが分かれば、それを形にするのがWebディレクションをおこなう人の仕事だとも思っているので。

自分の経歴や経験を「武器」として「使う」ということ。

クライアントといろいろな話をして、そのお客さまの強み・弱みを引き出していく訳です。
そんな中で、恐らく名村にとって大きな武器になっているのは、その「喋る」ということそのもの。

これは、名村自身が俳優・声優をやっていたからこそなのですが、相手との話の中で相手のふとした言葉使いに敏感に反応してしまいます。

その「語尾」はどういう意識から出てきたことなのか?
その言い回しは会話の中の相手をどのように思っているから出てくる言葉なのか?

そういったことがふしぶしに気になっている様です。
また逆に相手の方が名村と初見の時などには、やっぱり「壁」を感じるわけです。

そういった時に、やっぱり名村の経歴からできることかもしれませんが、「関西弁で話す」ことを意識的に行います。

普段は東京に居る限りはもちろん標準語で話をしていますよ。
ただ、関西弁は、名村が、元々関西人なので話せるのですが、年配の方とかの場合は、標準語で事実だけを話すよりも、やっぱり名村自身のパーソナルにマッチした気持ちが伝わるようです。

Webディレクションを行なっていく上で、自分の武器となりえる経験や経歴、それら全て使えるものは全て使っていかないといけませんからね!


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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