仕事の雑感

gihyo.jpの「キーパーソンが見るWeb業界」第一回を読んだ。

gihyo.jpで「キーパーソンが見るWeb業界」という書籍連動企画(謎)のようなのが始まっているのですが、それを見つけて先ほど読みました。

あそこにも書いた(謎)のですが、この第一回、とても面白ろい。
森田さん、阿部さん、長谷川さんという第一線級が話をしているのだから、そりゃ面白いとは思うのですが、恐らく座談会そのものはかなり大変な事(謎)になっていたと思われる。


サイトの模様

サイトの模様

ただ、ここでいう面白いってのは、「やっぱりそうだよな〜、自分もがんばらなきゃなぁ〜」と隣の芝の青さをみて羨むと言った意味ではなくて、恐らく受け取る気がある人にとっては、かなりの職域レイヤーの人に取って、共感をする内容であり、考える所がある内容だったと思う。

そういう意味では名村もいろいろと、自分自身の事も、自分の周りの人(誰)のことでも考える訳ですが、そういう部分が最近多いのは、そういう歳だからなのかもしれませんね。

でも、Web業界というのがいわゆる業界なのかは別として、10年ぐらいたって、それなりのお金が動く世界になってきて、完全に「仕事」と化している訳ですが、そこは広義な意味では「製造業」にもなるわけで、製造業はこれまでの歴史を見れば単純な「製造」そのものの単価は下がる訳です。

そこで、それぞれのフィールドであったり、自分自身の付加価値をどう付けていって、どのように表現していくのか?ってのはますますこれから重要になってくるのではないかな?と思う訳です。

その点を考えて、自分のキャリアパスや将来設計という言葉が適切なのか別としても、進んでいく道は模索している方が後での、ぶつかる問題レベルが変わってくるかな?と思ったりしています。

その意味では、この技評さんでのエントリーは追いかけながら、行間を自分なりに考えながら読むとかなり「面白い」と思います。


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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