CSS Niteでディレクター向けセミナー「求められるディレクションの中味とその費用」を開催します
2021年08月26日
久しぶりにCSS Niteに出演させていただきます。 もちろん「Webディレクター」向けの内容としての登壇となりますが、名村が出演するので、毎度のことながら中味はとても地味です。
求められるディレクションの中味とその費用
ディレクターが自分の仕事に自信をもち、業務の中で何をなし得なければならないのか?の理解を促します。
次のような悩みを持たれている方へ、ディレクションの中でもあまりにも当たり前すぎて「仕事」として理解がしづらい部分を明確にしていきます。
- 「ディレクションをしているが、何が重要なのか分からない」
- 「クライアントからディレクション費に指摘が入るが、その費用が何なのか説明ができない」
ディレクターの業務として目立つものは次の業務です。
- 要件定義
- 企画立案
- 見積作成
- ワイヤーフレーム
- コミュニケーション
しかし、これらの業務は、デザイナーのデザイン作成、マークアップエンジニアのマークアップやCSS作成などと同じ「実作業」です。一方、ディレクションは、突き詰めれば「進行管理」や「制作指導」であり、前述の作業とは別の業務です。
サービシンクではディレクションに内包される業務を細分化し、誰が何にどれだけの時間がかかっているのかをドキュメント化しています。
一般的にウェブ制作の見積もりは「作業時間」で表現されます。 ディレクションの中味が細分化され、対応時間が出せれば、それはコストとして算出することができます。
これらを通して「ディレクションの重要性」を理解し、「クライアントへの費用の説明」に自信を持って答えられるように成るのを目指します。
きっかけはサービシンクで開催している「見えないコスト」という社内セミナー
今回の内容は名村にとっては「ここで自分は”ディレクター”として稼働をしている」と日々考えているものです。ですが、なかなかクライアントへの説明ができないとか、そもそも「Webディレクター」という職域を理解いただけない案件もあります。
その時にも「自分が何をしているのか?」「自分のバリューはどこなのか?」を改めて考え直していただきたいと思っています。
もちろん属している会社の中や、クライアントによっては今回のセミナーの内容を知ったとしてもすぐに事態が好転する訳ではないと思います。ですが知っていれば「交渉」を続けることはできるはずです。
まず自分が何をすることが「ディレクション」なのかを考える切っ掛けにしてもらいたいと思っています。
開催情報と申し込み
- 開催日:2021年9月14日(火)20時〜22時
- 参加費:5,000円
- 形式:オンライン(Zoomウェビナー)での開催
- 申し込み:CSS Niteの今回のセミナー詳細と申し込みを受け付けているDoorkeeperから
ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。