セミナー

アックゼロヨン第八回議事録メモ -植木さん-

あくまで個人的に取っていたメモなので信用してしまわないでくださいね(謎)

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WEBJISから1年、日本のWEBはアクセシブルになったのか?(企業サイト編)

国内の企業サイトの事例
  業界を問わずに広がる事例
    日本IBM、US本社のガイドラインを日本語訳(2001年8月)
    NEC、2001年の秋からリニューアル着手
    富士通、2002年に独自の指針を制定。日本の拠点で決めたことを全世界のサイトに反映
      Flashなどもアクセシブルな事例をして作例を紹介している
      富士通アクセシビリティ・アシスタンスとしてツールの提供
    沖電気、2002年に策定し、JIS制定後に改訂
      ガイドラインを優先順位で明示
    日立製作所、2003年(JIS制定の一年前)に独自の指針を制定
    東芝、2003年暮れに独自ガイドライン策定(ポリシーを掲載)
    キャノン/キャノン販売、読み上げに対応
    三越、制定前(2004年)にお中元サイトから着手
    コニカミノルタ、サイトのご利用について
    三井住友、銀行としては初めて
      銀行企業のWEBアクセシビリティ向上に貢献できるよう、と業界に向けて発信
      現場レベルに向けたガイドラインの作成
    朝日新聞、2005年3月に全国紙(新聞)では初めて着手
    Goo、2005年4月にトップページのみ着手
      検索ポータルでは初めて
    キーコーヒー、2005年に直品業界で初めて着手
    読売新聞社、2005年5月のリニューアルを機に着手
    野村證券グループ、2005年6月に証券業界では初めて着手
      海外はWCSGに対応、国内はWEB  JIS準拠の独自ガイドライン
      操作方法のflashが音声読み上げに対応したつくりになっている
      ショートカットキーやウィンドウサイズ変更に対応したつくりになっている

企業サイトが取り組む理由   JISは強制力のない規格なのに  
  富士通の場合
    アクセシビリティの高い製品を開発していた
    インターネットについても、「誰でも」が容易に利用できることを目指した
  NECの場合
    顧客満足の施策の一環として徹底
    同じお客様なのだから同じようにりようしていただくのはあたりまえ
  日立製作所
    Webサイトをアクセシブルにすることは企業としての責任

  →プロダクトデザインに関わっていた人がユニバーサルデザインをWEBに持ってきた

  沖電気
    JIS化で企業サイトにもアクセシビリティへの一層の配所が求められるはず
    CSRの観点からも引き続き対応を強化

  東芝の場合
    東芝グループの経営理念に基づきアクセシビリティを考慮

  朝日新聞の場合
    インターネットの普及や高齢化に対応するため

  三井住友銀行の場合
    JISかにより、政府・地方自治体に加えて銀行などの社会的役割の大きい企業が積極的に準拠することが求められた  

  野村證券グループ
    お客の利益を第一に考え、常に一歩先を行く情報提供を行う


  制作をする意義
    誰もが使えるユニバーサルデザインの考えの製品を開発してきた
    同じお客様なら同じように使えるべき
      CS、顧客利益の向上
    CSRの観点
    ブランドイメージの向上
      今ならまだ「業界初」というアピールも可能
    シニア市場を見据えたビジネス戦略
      高齢化を見越したマーケットに対応が出来るようにするべきである


アクセシビリティに対応するための課題
  サイト制作・運営に関わる人数の多さ
    企業として姿勢を共有するためのポリシー策定
    現場での共通言語となるガイドライン策定
      社内外を問わず、同じルールを基準にする
    経営陣によるサポートの獲得(予算、人員、体制)
  アクセシビリティの「気づき」と正しい理解
    Webと紙媒体との違い
    ユーザーの様々な利用特性
      どんな使われ方があるのか
    ガイドライン(WEB  JIS)の正しい理解

  品質基準のひとつとして位置づけられるか
    ガイドラインをベースにした制作体制
      個人に依存しない体制づくり
        担当者の移動、発注先の変更
    アクセシビリティだけではない「品質基準」
      従来よくあったのは、デザイン・ガイドライン
      たとえば、SEO、WEBスタンダード
      ソースコードレベルでの品質も今後は重要
    「感覚」ではなく、「基準」にのっとった制作へ
      アクセシビリティは「一過性」のものではない


著者・名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア26年目のWebディレクター

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。

詳しいプロフィール

もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、またNHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

俳優時代の経験を活かし、演劇の訓練メソッドを利用した「コミュニケーションスキル」向上を目指したセミナー・研修も実施しています。

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