セミナー

アックゼロヨン06:住さんのアジェンダ(SEO)

いつものように不足があるので、個人的なメモとして。

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アックゼロヨン06 セミナー

住さん

・タグの話はしません
・トリックの話もしません
・キーワードの話もしません
・アルゴリズムの話は簡単に少しだけ
基本は「人気」と「リンク」のお話です。


Webサイトの原点って誰も利用してなかったら寒いですわ
アクセシビリティもクリエイティビティもSEOも受信者に情報をより到達しやすくする手段。
情報は受信者に到達してナンボ、受信者に訴えかけてナンボです。

情報伝達の最適化の段階
1、とりあえずネットに公開されている
2、誰かが欲しがる情報(視覚的なものも含め)が含まれている
3、アクセシブルで検索性も高い
4、クリエイティブで訴求力がある
5、人気があって被リンクが多くされるコンテンツである

Webの構造とリンク
・ヒエラルキーからHyperLinkへ
・人間の頭の中では、情報は連想でインプット/アウトプットされる
・その人間の脳みそを再現したのがHyperLinkで、ヒエラルキーがない
・最近ではfolksonomyなんていう従来の分類とはかなり異なるものも
・ここでもやっぱりリンクが重要

ってことは、
・情報伝達のためには、Webページ同士の関連性(つまりリンク)が必要
・外部からたくさん参照されてるページは重要なページに違いないよね
・SEOでいうリンクポピュラリテリってこれ
・だとしたら被リンクされてると、ハッピーだよね

リンクのマタイ効果
・金持ちはさらに金持ちに、貧乏人は持っているものすら奪われる
・リンクも同じ。すでにたくさんリンクされているページは、見つけやすいし、人気もあるので、さらにリンクされる。
・でもそれだと、古いページが有利で新しいページは不利。どうするの?

新しいページは
・誰もそのページを知らなければ、リンクの仕様がない。だからどこかでテイクオフしなきゃならない
・パブリシティが有効だけどね・・・・・・

知ってもらう方法
・ディレクトリサイトに登録
・友達、関連会社のサイトやブログで紹介してもらう
・人気のブログにトラックバックを打つ(スパムはダメよ)
・でもさらに重要なのは「適合度」

ネットワークへの適合度
・あるネットワークの中で「受けやすい属性を強く持っている事」が古株をページを突き抜けて前に出る要因
・いつだって代謝は起こる。後から出てきたものが人気を呼ぶことだってたくさんある。
・GoogleやmixiやiPodとかとか・・・・・・・

適合度の高いコンテンツ例
・ギークに受けるプログラム
・デザイナーが驚くようなデザイン
・ブロガーが脊髄反射を起こすようなニュース
・そして最強なのは・・・・・「無料」

「無料」はネット文化だ
・無料の「情報源」「ツール」「素材(画像・テンプレ・CGI)」「マルチメディア・コンテンツ」「無料の・・・・・・・・・」

それがSEOなの?
・それくらいのことで、被リンクがいっぱいある古株ページを差し置いて、検索結果の上位に出られるの?
・仮に古株を追い抜く事が可能だとしても、時間がかかるの?
・これが結構行けるんdねすよ。それをトレンド分析といいますが、それは後ほど。

検索の方向性  検索エンジンは「使われナンボ」
・relevancy 関連性
・comprehensiveness 網羅性
・freshness 新鮮度
・presentation 表示(ユーザービリィ・使い勝手)
・trust 信頼性
・それと時事性も。でも進化は続きます


進化する検索技術
・web search ウェブの検索
・vertical search 専門検索
・personal search 個人的な検索
・social search 社会的な検索

(受信者にとって)いいものを作れば、それは必ず検索される(タグいじりのSEOは終焉を迎える)

人気コンテンツを作ろう
・人気とロイヤリィがリンクで評価され、検索エンジンにも評価される
・人気のコンテンツは被リンクやブックマークからトラフィックを生み出す
・タグにいくら細工しても将来の役には立たないけど、人気と被リンクは将来的にも役立つ資産になる
同じページを作るとしてもタグをいじって短期的もちろん効果はある。
ただアルゴリズムの変化で簡単にかわってしまう。
とするならば、被リンクを貰える仕掛けに腐心した方がいいだろうと。

まとめ
・アクセシビリティもクリエイティビティもSEOも「人気」と「被リンク」があってこそ
・いいものを作って、できるだけ多くの人に、できるだけ強く、メッセージを伝えよう!


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森川さんと住さんおプチセッション的なまとめ(謎)
「人気者で行こう」
「いいコンテンツを作るのってそんなに難しい?」
「等身大の対応?」
「企業やサービスに引き込む」
「僕のメーラーからのメールを受信」
「僕の好きなうどん、住さんの好きなうどん」と「セマンティックなタグの関連性と類似性」
「送り出す側がタグはやっぱり考えてマークアップした方がいいよね」


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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