セミナー

アックゼロヨン06:かわちさんのアジェンダ(アクセスログ解析)

同じく順序とか内容に過不足あるので、自分用メモって事で

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クリエイティブに必要な仮説と検証 かわちれい子

WEBサイトにおけるPDCAサイクルの中でアクセス解析はするのか?
・CheckからActionの間=リニューアルの時にはここから始めましょう

なぜアクセス解析が必要なの?
・素朴な疑問
どれぐらいのお客さんがWebサイトに訪問んしているんだろう?
いわゆる「訪問者数」をチェックします。
ソリューションによってこれの設計思想による定義がバラバラになっているので、何を元にしているか、知っておく必要がある
「訪問数」は人に関係なく、一定期間におけるページビューになる
「訪問者数」は一定期間におけるユニークユーザー数

どのコンテンツが人気?
いわゆる「ページビューランキング」
入り口になっているページがあるのと同様、出口になっているページが必ずあるので、あわせて検証の必要がある
出口ページとなってしまっているページはデザインの観点からみて、まずくはなかったのかを検証するのがデザイナーの仕事です。

お客さんはどんな導線でWebサイトのコンテンツを閲覧しているんだろう?
例えば、トップページの次に、お客さんはどのページに移動しているのでしょうか?
「購入ボタン」をクリックする前(何らかのアクションを起こす前)に、お客さんはどんな順番で商品ページを見ているのでしょう?

お客さんはどこからWebサイトに来たの?
「LPO」ってどこからどんキーワードを使ってWebサイトに来たのか、という事が重要ですよね
リファラを使って検証します
検索エンジンごとの傾向についても、対策してみましょう
SEMでも、検索エンジンによって単語を選んだ方がいいかもしれませんね。

→これらの疑問を解決するためにアクセスログ解析がある
リファラーは宝の山ですよ。
URLエンコードされたかなり膨大な文字列になりますけど、自社(お客さんのサイト?)を検索した画面をみる事ができるし、同じキーワードで検索されて検索結果に出ている他のサイト=競合を知る事もできるし、それができれば対策も立てれる

主な流派は3つ
・パケットキャプチャリング型
パケットを丸ごと取得
アプライアンスサーバーとして提供される事が多い
ロードバランサーなどで複数台のサーバーの時には便利かな?
RTメトリックスはインターフェースが使いにくい・・・・・なぁ・・・
ログを元に解析するので、アタックとかロボットのアクセスも解析してしまう

・サーバーログ型
Webサーバーに蓄積されるlogデータを元に集計します
アプリケーションソフトとして提供される事が多いです
導入は比較的簡単
ログを元に解析するので、アタックとかロボットのアクセスも解析してしまう

・タグ埋め込み型
Webページに、javascriptを埋め込みます
主にASPで提供されます
BASIC認証のIDなどは通ってしまうので、使えないという判断をする所も多い(金融・証券系など)
ノンンヒューマンのアクセスはカウントしない

それぞれ何が違う?
・去年のアクセスログ解析カンファレンスでは、3流派混合でやったけど、概ね解析結果に違いは出なかった・・・・・
使い方はあなた次第

仮説を立てる
・チラシには「Z」の法則がある
・Webサイトにはどんな法則がある?
「X」「Y」?
これが仮説につながっていきます。

例えば、ACCゼロヨンのWebサイトですが1
・セミナーのリンクは、グロナビより、ページ内のメニューの部分を押したがる
なのに、そこにリンクがない・・・・・・・
・セミナー一覧はグロナビからしか実は行けない

どういう視点で考えると
・ユーザーは、webサイト制作者の考えた通りに動く訳ではない。逆に意図しない動きをするものである。
・ここがこうだったら、あそこがあんなだったら?と想像力をフルに働かせましょう。

アクセス解析
・例えば、リンクの後ろに<a href="hoge.html?nabi=semi">、<a href="hoge.html?list=semi">(紛らわしいので2バイトの「<」で括っています)みたいにパラメーターをつければリンクには影響がないけど、アクセスログには残る。
これでリダイレクトを挟まないでも、同じリンク先でも差別化する事ができます。

押さえておく数字は3つ
・訪問者
・PV
・ユニークユーザー(30分以上経ってきているユーザーとしているのが多い?)
→ただし、これからのアクセス解析は、滞在時間も重要な指標です(Flashなんかだと、HTMLに対しては訪問が1だけど、Flashの中は見てくれている可能性があるので)

メールマガジンだって、解析出来る
・何行目のURLがクリックされている?
・どんな話題が人気?
・URLの記述を工夫することで、解析が可能→例えばhttp://hogehoge.com/index.html?mail=01 で取得する事ができます。

「文章」のクリエイティブも計測可能な訳です。


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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