セミナー

CSS Nite LP2 植木さん(インフォアクシア)のセミナーメモ

植木さんのセミナーアジェンダメモです。
個人的なメモなので内容の真偽には責任は負いかねますのでよろしくです[謎]

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「効率的なアクセシビリティ実践ワークフローのツボ」

基本的なワークフロー

  アクセシビリティガイドライン決定
  正しく理解して共有
 テンプレートの作成
  共通部分はできるだけ高いレベルで確保
 コンテンツ制作
  ツールを活用して効率化

アクセシビリティ・ガイドラインの制作
 ガイドラインとは?
  サイトがみたすべき品質基準
   デザインガイドライン
   コーディングガイドライン
   スタイルガイドライン などなど
  サイト関係者全員が共有すべきツール
   運営社、制作者の双方が正しい理解を共有し、それを前提として、サイト構築・運営に関わる全てが行われれる
  作業やマネジメントの効率化につながる

 アクセシビリティ・ガイドラインとは?
  アクセシビリティを確保する上で、Webコンテンツが満たすべき基準
  国内外で標準化が進められている

 X8341に対応するには?
  第五章の項目は全部で39項目
  「しなければならない」が27項目
  「することが望ましい」が12項目

  ※望ましい、でも実際には必須レベル
   具体的に基準が示せなかった
   ツールなどで自動的にチェック出来ない項目など
    5.2 d)、5.3 g)、5.5 c)、5.6 c)

    →ツールで各項目の基準を明確にする
     色のコントラストなど

  ガイドライン項目を取捨選択するポイント
   サイトの達成すべき目標、ターゲットユーザー層を再確認して、各項目の必要度を検討する
   検索エンジン対策にも通じる項目を優先する
   ユーザーエージェント(特に、音声ブラウズやスクリーンリーダー)のサポート状況を考慮する

Dreamweaverの活用
 テンプレート設計段階で留意すべきポイント
  出来るだけ多くの項目をクリアする
   共通部分:ヘッダー、サブメニュー、フッター
   基本操作部分:リンク、ボタン
   基本パーツ:プラグインのダウンロードなど

 コンテンツ構成要素のモジュール化
  文章のモジュール
  データテーブルのモジュール
  フォームのモジュール
 リニューアル&新規構築は最初が勝負
  面倒なチェック作業の効率化にもっとも有効
   テンプレート
    チェック不要になる
   モジュール
    制作担当者が意識しなくてもよくなる
   コントラスト

単純なテーブルとアクセシブルなテーブル
 校正:249ページの下のポイント→表題は要求されています

アクセシビリティの検証方法
 Dreamweaver8のチェック機能
  チェック可能なガイドライン
   X8341
   WCAG1.0
   リハビリテーション法508条
  ガイドライン項目のカスタマイズが可能
  リファレンスパネルで詳細項目の確認が出来る

 チェック結果の×と?
  自走的に判別できるものは「×」
  人間による確認/判断が必要な項目は「?」
  サイト→レポートでチェックツールが立ち上がる

 ドリを補完するツール
  アクセシビリティツールバー など
   これいよってテーブルの読み上げ順であったり、カラーコントラストの差異を数値データとして計算してくれる


実践のつぼ
 ガイドラインを全員で共有する
 Dreamweaverの機能を活用する
 チェック項目をしらべ、リファレンスで調べる


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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