セミナー

第32回リクリセミナー「角掛さんと名村さん - WebプロデューサーとWebディレクターが見る世界 -」に登壇しました


大阪で開催されている「Re:Creator's Kansai」、通称「リクリ」で、第32回リクリセミナー「角掛さんと名村さん - WebプロデューサーとWebディレクターが見る世界 -」というタイトルでプロデューサーとディレクターがどういった仕事をしているのか?ということをお伝えするセミナーに登壇させていただきました。


人生で初めて自分の名前を冠したセミナーを開いていただけたのですが、このセミナーでは本当に自分が考えている純粋な「Webディレクター」の領域を話をさせていただきました。

というのは、一緒に登壇された「角掛 健志」さんは、インターネットストラテジーというリニューアル専門の事業をされている上に、公称「制作は全くできない」とう方で、業務は完全なプロデューサーなのです。(別途「株式会社ウォークスコミュニケーションズ」の役員もされてます)

角懸さんとは恐らく2005年ぐらいにお会いしてそれからですが、角掛さんを見れば見るほど、名村は「本職のプロデューサは絶対にできない」と思うほど、徹底して「プロデュースとはこれをすること」を極めています。

当日のアジェンダ

  • Section1「プロデューサとディレクター?」
  • Section2「ディレクターの実務?」
  • Section3「ディレクターに向いている人」
  • Section4「ディレクターの辛いところ」
  • Section5「ディレクターの楽しさ」
  • Section6「ディレクターとして強くなる」
  • Section7「ディレクターだからそうなる・・・わけではない」
  • Section8「ディレクターとしてないと困るスキル」

といった内容で話をさせていただきました。


登壇中の名村

撮影:鍋坂樹伸


前段の「Section1」〜「Section7」ぐらいはまでは、名村が2000年からやっている「Webディレクター育成講座」の中でもお伝えしていますし、このブログでも部分部分ではお伝えしています。

今回このセミナーにお声がかかり、自分で棚卸ししてよかったのは、「Section8「ディレクターとしてないと困るスキル」」でした。

「あると便利なスキル」の前に、「ないと困るスキル」を身に着けよう

と書かせていただいた上で下記を挙げさせて頂きました。

スキルセット

  1. ディレクターとしての自分の方向性の把握
  2. 「Web」のサービスへの理解力
  3. アートディレクション
  4. フロントエンドに関する知識
  5. (HTML、CSS、インタラクション・・・)
  6. CMSの概念の理解
  7. サーバサイドに関する知識
  8. ネットワークに関する知識
  9. マーケティングの概念
  10. 文書術
  11. 話術・ボキャブラリー・交渉術
  12. ディレクターとしての自分の方向性の把握
  13. 「Web」のサービスへの理解力
  14. アートディレクション
  15. フロントエンドに関する知識
  16. (HTML、CSS、インタラクション・・・)
  17. CMSの概念の理解
  18. サーバサイドに関する知識
  19. ネットワークに関する知識
  20. マーケティングの概念
  21. 文書術
  22. 話術・ボキャブラリー・交渉術

マインドセット

  1. 探究心
  2. 向上心
  3. 現状への危機感知力
  4. 「自分がハブになる」「自分が動かなかったら  誰も動かない」という責任感

もちろん全部を一瞬で身につけるのは容易ではないかもしれません。しかしやっぱりそれだけのスキルがいる仕事だとも思っていますし、それを目指してもらいたいとも思っています。


パネルディスカッションでの角掛さんと名村

撮影:鍋坂樹伸


とても丁寧にまとめていただけた出口さんのブログ


ふにすの出口さんが「ふにろぐ」で上記の感想を書いていただけているのですが、ものすごく丁寧に感想を書いていただけていますので、僕が書くより第三者的には分かりやすいと思います(笑)

実は一番印象的だったのはセミナーの企画段階

このセミナーですが、実は一番印象的だったのは、実はセミナーの企画段階です。
セミナー主催の小山さんと、角掛さん・名村が集まってどういったセミナーにするか?も企画会議をしていました。

角掛さんも名村も日常では「プロデューサー的な動きもディレクター的な動き」の両方をしています。
ですので、セミナーでどちらがどこまで話すか?を決めておかないと、被ってしまだろう・・・という懸念は当初からあったので、その線引をしようという会議でした。

この会議が実質10分ぐらいで終ってしまったんです。

というのは、角掛さんが口火を切って「プロデューサーの話は◯◯とか✕✕になってくるかな?」と言い出したので、それを名村が拾ってホワイトボードに「こういうこと?」って書き、それにディレクター領分を追加したんです。

それを見た角掛さんが、

「もうそれでいいじゃん。打合せ終わったんじゃね?」

ホントにこのやり取りになったんです。
角掛さん曰く、

プロデューサーはやりたいことを投げるだけ投げるけど、拾って形にする人が欲しいんだけど、名村さんがそれしてくれたからめっちゃ楽だった

と。

これは実は名村にとっては逆なんです。
ディレクターにとっては、「0→1」にする部分をポイポイ投げてくれる人がいると、それを「形にできるか?」「どうしたらいいか?」「時間は?」「費用は?」って実現性をどんどん考えるだけなので、メチャクチャ楽なんです。

その意味では、企画会議の段階で奇しくも両名は「プロデューサー」であり「ディレクター」であるのが互いにはっきり分かったという。

今後クリエイター自体だけではなく、仕事を作って回してく「プロデューサー」「ディレクター」のニーズはますます重要になり、その職のスキルは求められるようになるはずです。

もし「どういう事ができたら、プロデューサ、ディレクターになれるのか分からない」ということがあればご連絡ください。


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

不動産業界に特化したWebサイト制作・システム開発をおこなうサービシンクでプロデュース、ディレクションからテクニカル・ディレクターまでを担当。
元プロの声優であり、Webディレクターとして22年のキャリアを持つ。
(詳細は下の「詳しいプロフィール」をクリックしてみてください。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

詳しいプロフィール

大学二年生の96年からWebの制作集団ネイムヴィレッジを主催。
大学卒業の99年までの間に100社ほどのサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、Perlでの開発、マークアップに携わる。
大学卒業と同時に俳優になるために上京し俳優修業開始。
2000年からは俳優修業の傍ら不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
俳優としては、舞台演劇、プロの声優としても活動したが最終的30歳を目前に足を洗う。

2005年に株式会社LIFULLが自社媒体に注力するためSips業から撤退する事をきっかけとして、代表の井上とシェイクハンドをして退社。

2005年から株式会社ソナーに合流し取締役なども歴任し不動産業界のサイト制作のディレクションからフロント実装を担当。

2010年1月12日から株式会社サービシンクを立ち上げ、代表取締役に就任。
不動産業界に特化したサイト制作のアートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。
基軸としてはクライアントの商売に寄り添うために、徹底的に思考を巡らせるためのディレクションを行う。
Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

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