“Social Media Optimization”?

2006年09月08日 Webディレクション

Webサイトを通した新しいマーケティング手法とした「“Social Media Optimization”(SMO)」広まっているみたいですね。

以前にも聞いたことがあったのですが、SMOはSocial Marketing Optimizationだったはず。
今騒がれているのはSMOですが、「Social Media Optimization」のことで、ソーシャルメディア検索エンジンとか,ソーシャルブックマーク、ブログ,ポッドキャスト,ビデオブログなどからのトラフィックを増やす対策を講じることとして位置づけられているようです。

Rohit BhargavaはWebサイトのSMO(Social Media Optimization)を次のように定義してます。

While I believe in the power of SEO, there is a new offering we have started providing to clients which we call Social Media Optimization (SMO). The concept behind SMO is simple: implement changes to optimize a site so that it is more easily linked to, more highly visible in social media searches on custom search engines (such as Technorati), and more frequently included in relevant posts on blogs, podcasts and vlogs.

 それから,このSMOの対策として,Rohitは次の五つを掲げている。

1. Increase your linkability
 魅力あるコンテンツを発信して,外部からできる限り多くのリンクを張ってもらうことが必要。ブログを設けることも重要。ホワイトペーパも有効。

2. Make tagging and bookmarking easy
 "add to del.icio.us"のようなボタンを設けて,ソーシャル・ブックマーク・サイトでwebサイトのコンテンツを容易に取り込こんでもらえるようにする。

3. Reward inbound links
 ブロガーがリンクを張りたくなるような環境を整える。まずWebサイト内の各コンテンツは必ずパーマリンクにする。さらに最近のリンク元をWebサイト上で掲載するのも,リンク張りのインセンティブを高める。

4. Help your content travel
 Web サイト内では,PDFやビデオファイル,オーディオファイルのようなポータビリティの高いコンテンツを備えれば,外部からのトラフィックを誘導できる。 YouTubeのビデオファイルが良い例。

5. Encourage the mashup
 例えば,RSSフィード配信を実施すれば,Webサイトのコンテンツが外部のマッシュアップの対象となりやすい。そうすることにより,トラフィックを誘導できるし,Webサイトのコンテンツが外部で議論されるようにもなる。

なかなか興味深い提案だと思います。

日本でもブログを使ったマーケティングって概念は先日エントリーした「企業サイト Webアクセシビリティ向上セミナー2006 」に出ていらしたフィードパス株式会社(Feedpath, Inc.)の小川浩さんがすでに書籍にしてそのアプローチ方法を示してくださっています。

しかし、やはりそれはツールの一利用方法でしかない面もあり、今回の「Social Media Optimization」という考えはCGM(Consumer Generated Media)なコンテンツになりつつあるWebサイトに対して、その場が市場になり、マーケティングのエリアになるという考えで、「ではどうアプローチすればいいの?」という点をまだ曖昧ではあるが、一つ明確な方向性を示していると思う。


Webサイトはますますユーザー主導になり、その場に企業が入っていく時に、明確であり、明文化されたブランドプロミスを形成し、それをまず社内のスローガンとして企業構成員がますますしっかり握れるようにならなければ、Webブランディングは遥か彼方の目標となってしまうのではないか?と思う。


その意味では、企業が巨大になればなるほど、そういった意思統一といった部分はどんどん困難になる。

逆に中小企業で社長、マネージャーレベルの人がしっかりとした方向を自社に浸透させることが出来るところでは、企業規模に対して、サービスの認知はより推進することが出来ると核心している。

そういった企業規模の方が自社のサイトやサービス提供サイトにてブランディングを行っていくには?ってことをがんばって書いています。

これからこの「Social Media Optimization」という考えはSEO、SEMに続くメジャーワードになりえるかは、手法を考える我々にゆだねられているのかもしれません。

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この記事を書いた人
名村晋治 / 株式会社サービシンク

都内のWeb制作会社のWebディレクター兼代表取締役。 1994年にインターネットに出会い、1996年、学生4名でのWeb制作事業をはじめ、Web黎明期から多くの大手企業のサイト制作・開発に携わる。 2000年から2005年までは不動産検索サイト「LIFULL HOME"S」を運営する株式会社LIFULL、2005年から2009年までは都内のWeb制作会社の取締役として参画し、2010年に株式会社サービシンクを立ち上げ、代表を務める。 現在もWebディレクターとして現場でのPMを行う。 経験案件規模は直請けで10万円〜3億円。 過去900人以上が受講している「Webディレクター育成講座」は2000年より開催し今年で25年目。 2020年よりWebクリエイターへの情報提供のためのPodcast「Webディレクションやってますラジオ」を毎週金曜23時に配信中。 不動産テック協会 理事 2023年慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)取得

@yakumo

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