Webディレクション

アックゼロヨン:bA祭りに参加して思った事

今日は「日本のWebサイトのアクセシビリティとクリエイティビティを考える」アックゼロヨンのセミナーに行ってきました。

今年度版のセミナーは一応全部出ているのですが、今日は日本最大級のデザイン制作会社のビジネスアーキテクツ(bA)の有名どころ四人が来るということで140人ぐらいが集まっていました。

会場で話のときにあったPPTの内容は板書を取ってきたのですが、一応今回は非掲載って事で[謎]

ただ、大きなテーマは、

・bAの考えるインフォメーションアーキテクツについて
・bAの考えるデザインについて

という事でした。

全体を通して、というか中のクオリティ・インプルーブメント・ディレクターの森田雄君とは2年ぐらい前に某大学で始めて生森田雄を見て、その後某所で出会ってから、最近では飲んだ勢いで人が10年活動してきた屋号に散々ケチつけてきた事もあったりの[謎]、悪友とかいて「とも」と読むな感じなんですが[嘘]、とても尊敬していたりしていて、その彼とも前々から話をしていて感じているのは、仕事に対して「自負」をものすごく持っている。

別の言葉で言えば「プライド」であったり、愛社精神とか社名に傾倒したものではなく、一クリエイターとしての「クリエイティブへの自信」というか。

これをbAの方は「ものづくり」をしている上での一番根本に持っているな、と誰と会っても感じます。
だから、仕事への妥協しない精神がものすごかったりして、そこから生まれるクリエイティブであったりクォリティはやっぱり「これがbAクォリティ」って言い切るだけのことがあると思えます。

そのクォリティを作り上げるって大きな目標があるから、「手を動かすような工数をどうすれば極力減らせて、クリエイティブにかける時間を増やせるか?」って事を真剣に考えられる。
真剣に「考え」はみんなしているだけど、実践出来ているのがやっぱり結果として現れる。

だから、「じゃぁワークフローって明文化したり、ツール化しておく方がいいよね」となるし、「それってナレッジ共有しないといけないよね」って事で社内のナレッジツールの開発や導入になるって事なんだと思います。

Web系で言えばCSSレイアウトに関してもコンポーネントをくみ上げていく、って考え方は?って事をデザインをしていってる。

もちろんbAの中でもスキルの上下などはあると思うけど、基本的に役職的な上下ではなく、仕事においてはフラットな関係や空気を持てるようにしていると言う(by 森田雄)。
また、コアスキルがIAな人がビジュアルデザインにまで言及することもあれば、アートディレクターが、ユーザーインターフェースといった部分まで言及することもあるという。

これって、自分のコアスキルは確かにあるものの、その上で、「でも、デザインをするんだったら、何でここにこのボタンなの?が分からないと、線も引けなくなるよね」って所を自覚していたりって個々人が思っているから、って事を終わった後で佐藤さんとかと話をしてきました。

bAの事例・作例で言えば、

・スバル
・JAL
・愛知万博
・富士フィルムブランディングサイト「フォレストフォーエバー」

とか、まぁ枚挙に暇が無いわけですよ[謎]

その中で、一気通関しているのは単に「Web制作会社」ではなくて「デザイン会社」と言っているところ。
それはWebサイトを通したコミュニケーションデザインであったり、実際のビジュアルデザインであったり、もっと言えば別にWebサイトのこだわってもいないし、実際の制作にかかわらない経理などの人も「自社のビジネスデザイナー」という意味合いで参画している。

弊社[謎]と比べて全体人数やスキルの差はあるけれど、やっぱり一番根本的な部分で、個々人が自分の仕事とか、自分の作っているものに関して、どれだけ自信と自負を持って取り組むのか?ってのは会社とかの名前は関係なくて、クリエイティブなところに居るんだったらそこ持てている方が強いなぁと改めて実感しました。
逆にそこって仮に分かっている人がどれだけそれを別の人に教えても、汲み取ってくれるか?ってのはもうその人のセンスによるわけで。

今回の弊社で某サイトのリニューアル案件で、出来るだけ最初の方に、デザイナーであるF里さん[誰]とか、マークアップエンジニアであるY田ちゃん[誰]にも参加してもらおうとしていたんだけど、名村自身もどういう参加をしてもらって、どういう事をその参加に求めていたのかを伝えれていなかったので「なんで今の段階で私が要るんだろう?」って思っていたと思う[謎]んだけど、要はこういう風にあってもらいたかったというか[謎謎]

もちろん、弊社では全体人数の問題もあるので、一つの案件をメインにアサインされるってのはちょっと難しいので、スタッフとしてアサインされたからといって、どれだけどう関っていくかなかなか難しいと思うし、名村より古参の方はやっぱりこれまでのやり方ってのもあったりすると思うわけですし。

ただ、以前にCSS Liteで話した時に「プロデューサーが上とか、ディレクターが上とかってないですから」みたいな話をしたんだけど、もちろんプロジェクトマネージメントって部分があって、プロマネさんが全体進捗をして、クリエイティブの部分を担保するって意味で上な部分があるだろうけど、そうでないところでは、みんな bAでいうなら「(なんらかの)デザイナー」として参加しているので、そこに上も下もない、という状態であってもらいたいなぁ、と思ったりしています。

その意味では、今後、名村とか一人で設計をしたり、書割を書いたりしている部分も今の弊社では少なくとも、ディレクションをしている人間がIA的な能力(構造設計や、調整なども含め)を持たなかったりしないといけないので、二人なり三人で考えていけるようにならないと、モアベターな不動産ソリューション提供会社になっていけないかな?と思ったりしています。

あと、bAのクォリティ管理というかクォリティチェックの考え方として「プロジェクトとしては、確かにこれは妥協しないといけない点」ではあるけど、「bAという会社としてこの妥協をして出来上がるデザイン(←ビジュアルデザインだけじゃないですよ)はどうなのよ?」というジャッジをしていると。

これをするために森田雄はクォリティ・インプルーブメント・ディレクターって役職を作ってそれになっているんだろうなぁ、と勝手に思ってたりするんですが、自社のブランディングというか、弊社で言えば「不動産ビジネスにおけるWeb戦略についてインフラからデザインを含めビジネスプランニングまでワンストップのソリューションが提供できます」っていうのはブランドプロミスな訳で、それに対しての約束の履行は必要になってくるわけです。

その時、「じゃぁやっぱり納期もあれだし予算もあれだけど[謎]、この成果物じゃやっぱりまずいよね。それってサービシンクのクォリティじゃないよね」って全員が思える集団でないと難しいのはあるけど、そうなっていった方が自分もきっと「もっともっと」ってなるだろうし、今の瞬間瞬間の自分のアサインされているスタッフィングスキル(デザイナーであったり、マークアップエンジニアであったり、コーダーであったり、ディレクターであったり、PMであったり、プロデューサーであったり)の点で妥協をしちゃいけないよね、って所に結びついてくるのかな?と。

少なくともそういう集団の中に名村は居たいなと思っているのも事実だったりして、自分のスキルや出来ること、やっている事と現実の乖離は認めつつもまだまだ上があるだろうと思ってもいたりするわけです[謎]

結構あちこちでいろんな事を言われても「ペーペーです」って言ってるのは現実そうなんですけど、本質的には「もっと上」ってのを目指したいって自戒の意味があったりするわけです。

どんなタスクでどんな立場であっても、サービシンクの中の人間が「それってサービシンククォリティだよね」と言えるクリエイティブを作り上げる為に、個々人の考え方とかモチベーションの作り方とかって形にならない部分でコミットできれば、きっとあとは「じゃぁ人が必要だから、人の募集をするけど、それを一番簡潔に出来るのはだれ?」ってなったらその立場の人が動くべきだし、「クォリティ管理をするのにこういうツールがあったほうが・・・」と思えば、それって既存であるものなのか、開発すべきなのかのジャッジってのは全然瑣末な話になっていると思うし。

という事を自分も提案していかなければならないなと思いつつFLY。


という事で、弊社も人材は通年で募集しております

我こそは!と思う方はぜひご応募ください!
Webディレクターになりたい!とか、一緒にあれもこれもそれもどれもやっていくぞーって気概がある方、大歓迎!

著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

不動産業界に特化したWebサイト制作・システム開発をおこなうサービシンクでプロデュース、ディレクションからテクニカル・ディレクターまでを担当。
元プロの声優であり、Webディレクターとして22年のキャリアを持つ。
(詳細は下の「詳しいプロフィール」をクリックしてみてください。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

詳しいプロフィール

大学二年生の96年からWebの制作集団ネイムヴィレッジを主催。
大学卒業の99年までの間に100社ほどのサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、Perlでの開発、マークアップに携わる。
大学卒業と同時に俳優になるために上京し俳優修業開始。
2000年からは俳優修業の傍ら不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
俳優としては、舞台演劇、プロの声優としても活動したが最終的30歳を目前に足を洗う。

2005年に株式会社LIFULLが自社媒体に注力するためSips業から撤退する事をきっかけとして、代表の井上とシェイクハンドをして退社。

2005年から株式会社ソナーに合流し取締役なども歴任し不動産業界のサイト制作のディレクションからフロント実装を担当。

2010年1月12日から株式会社サービシンクを立ち上げ、代表取締役に就任。
不動産業界に特化したサイト制作のアートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。
基軸としてはクライアントの商売に寄り添うために、徹底的に思考を巡らせるためのディレクションを行う。
Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を毎日コミュニケーションズから出版してます。

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