東日本大震災に対しTrust in Japanという支援。
2011年10月26日
あっという間に2011年3月11日におこった東日本大震災から半年以上が経ってしまいました。 これまでの震災とは異なり、原発問題が絡んでしまっていることもあり、震災復興は遅々として進呈していない印象を強く持っています。
一方でこの未曾有の震災に対して、この半年を経て、色々な点で日本も人も変わったことを感じます。
ですが、人間はやはり「忘れる」という能力を持っています。 これはやはり負のストレスに延々さらされるというのは、日常生活に支障を来すからこそ持っている能力なのだとも思います。
一方でこの震災。 これは多くの人には決して忘れられないことと思いますし、今でも時々余震の情報が流れてきます。 現地ではまだまだ日常は非日常という方も多いと思います。
そんな方々に何か支援をしようと思い、このブログエントリーで
Webの制作に従事する人で出来る震災復興を考える会の設立検討中→一旦凍結します
ということも、3月には検討しました。
企画自体は諸事情で凍結をしましたが、その時検討していたように「半年後」のこれからに継続出来る支援というのが必要と感じています。
3月に一過性で何かサービスなりを立ち上げた支援は、その多くがこの半年で活動を停止して行っています。
先日CSS Nite LP19が終わった後に森田雄君と話をしていたのですが、その時に理由を言っていました。
継続性のある震災支援こそが必要
その理由は、
「勢いだけで始めてしまい、企業として継続できる方法でやっていないからだ」
と。
これはまさに同意でもあり、当時名村が企画したのは、ともすればその継続出来ない方法を選択してしまっていたのでは?という思いもありでとても複雑でした。
そんな中名村が粛々とさせていただいている震災支援があります。
Trust in Japan
これは、出資者と支援者の両方がTwitterを通じて活動出来る仕組みで、先の森田雄君が設立に関わってるサービスでもあります。
仕組みとかは
<strong>協賛しませんか?</strong>
<a href="http://trustinjapan.info/join">http://trustinjapan.info/join</a>
をご覧いただければと思います。
このことをあえてブログに書いたのは、その協賛金自体が終わりに近づいているからです。
名村も少ない額ですが、出資をさせていただき、このサービスを通じて投稿されるTwitterのコメントの優しさに随分気持ちを震わせて頂きました。
もちろん出資ってのはお金を出すことでもあり、それは個々人にとっては出来る出来ないがさまざまあると思います。
ただ、このTrust in Japanは出資金が底をついた時点でサービスが止まってしまいます。
出来る事であれば、こういった一人ひとりの少しの出資が単純にお金を出すだけでなく、思いを持っている人の思いをTweetという言葉に出来る仕組みが長く続くことを、名村は祈っていたりします。
時々自分のTwitterではそのことをつぶやいていますが、もしこのブログをご覧のなかで、一口10,000円からの出資をしてもいいよ!という方が居らっしゃれば、是非ともTrust in Japanのサイトを訪れてみてください。
少しでも震災に合っている方々、そして日本そのものが前以上の元気な状態に戻ることの手助けになればと思います。