CSS Niteでディレクター向けセミナー「求められる企画書の中身とその理由」に登壇します
2022年03月22日
▼目次
CSS Niteに登壇をさせていただくこととなりました。 2022年4月21日(木)20時から開催のオンライン版で、Webディレクター向けの内容となっています。
「求められる企画書の中身とその理由」
ディレクターとしての業務野中で「企画立案」を担っている方もいると思います。またそうでない方も組織に属していれば社内ルールの改善などの企画を考える場合があると思います。
ですが、せっかく考えた企画も「これは今回見送り」というようなケースがあります。
立案した皆さんにとっては「せっかくこんなに考えて、絶対いいはずなのに、どうして採用されなかったの?」という思いになることはないでしょうか?
私も企画を依頼された以上、毎回真剣に考え抜いて企画立案をしてきています。
しかしそれが「コンペ」であった場合には、もちろん採用率が100%ではないですし、上記で書いた通り「これを採用してくれないのはなぜなんだ!?」と思うことも何度もありました。
当然コンペの場合には「失注」となってしまう訳です。
そうなれば仕事としても失う訳で、決して笑って済ませられる話ではありません。もろに死活問題に繋がっていきます。
では「採用される・採用されない」にはどういった違いがあるのでしょうか?
採用率100%には当然できないですが、勝率を上げる方法を考えよう
企画であり、他社(他者)と比較される中で企画は存在していますので、採用率100%にするのはもちろん不可能ですし、このセミナーでもそんな無茶なことはお伝えできません。
ですが、考えることができ、対応できる内容であればそれを考えるに越したことはありません。
では「採用されない」時、企画の良し悪しを検討している相手は一体何を考えているのでしょうか?
「悪くはないんだけど、なんか違うんだよね……」
企画を出して採用されなかった時、多くの場合は「なぜなのか?」は分かりません。一番分かるのは「予算が合わなかった」ぐらいでしょう。
では予算が合わなかった場合ですらどうしようもなかったのでしょうか?
私はそうではないと思っています。またそれ以外の理由はないのでしょうか?
体(てい)のいい断り文句になるのは「悪くはないんだけど、なんか違うんだよね……」という台詞。
「悪くないなら採用してよ!」という声が相手に届け!と思うぐらい心の中で叫びたくなる一言です。
この「悪くはないんだけど、なんか違うんだよね?」はサイモン・シネックの有名なTEDの講演「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」でも語られています。
(名講演で19分ぐらいですので、一度全編ご覧になるのをオススメします!)
今回は「企画」ではなく「企画書」として必要な要素を考える
「企画」の立案方法や、アイデアの出し方は「考具」に代表されるような名著がたくさんありますので、そちらにお任せしたいと思います。
このセミナーでは練り上げた企画を相手に伝えるための「企画書」のする際に、何を考慮しておくべきなのか?という点にフォーカスしたセミナーをさせていただこうと思います。
企画書の基本
- 企画書とは一体なにか?
- 企画を作る上手の大事なこと
- 企画を考える上でのフレームワーク
- 企画書としての5W3H
- 企画書としての体裁
感覚的な「通る・通らない」
- 2種類の「通る企画書」の要素
- 通らない「いい企画」のナゾ
- 通し、通す企画の必要なもの
- 通す企画を作るためのクリティカル・シンキング
- 前提の「ヒアリング・スキル」
- 問題発見の思考法
- 情報を集めた上での「クリティカル・シンキング」
名村実際に使った企画書に込めたモノ
- NDAのNG部分を隠したRFPから、クリティカル・シンキングを元にして実際の企画に練り上げた要素のご紹介(後日動画配信NG部分)
といった内容でセミナーとなっています。
「採用してもらうための企画書を作りたい」「せっかく考えた企画を通したい」という方に「通らない時には何が足りないのか?」を考える上での要素をお伝えいたします。
前提になるのはクリティカル・シンキング
2022年3月19日(土)に「ディレクター談義 Vol13」ではテーマとして「クリティカル・シンキング」を取り上げました。
本質を見極める思考法「クリティカルシンキング」って何?/ディレクター談義#13 (2022/03/19 21:00〜)
connpass
# 目にする機会が増えた「クリティカルシンキング」 過去、名村さんとのお話の中でもちょくちょく聞いていた「クリティカルシンキング」。 私の中で「クリティカル」は、ゲームで攻撃が上手...
クリティカル・シンキング自体はすでにあちこちで語られていて、最近ではビジネスパーソンにとって重要な思考法といった語られ方もしています。
クリティカル・シンキング自体はこのセミナーでは話をしませんが、「求められる企画書」を作る前提になっているのはこの考え方になっています。
- 自分の企画・企画書は自信をもっているが「ホントにこれで良いのか?」
- 相手側の立場に立ってみた時、これは採用したくなるだろうか?
などの観点で思考を巡らせ、「これがないと無理じゃないか?」というのをお伝えしていこうと思います。
お申し込みはこちらから
今回のイベントへのお申込みはこちらのDooekeeperのサイトから受け付けています。
CSS Nite
2022-04-21(木)20:00 - 22:00 名村 晋治さん(サービシンク)をお迎えし、ウェブ制作でのディレクションにおける見積についてお話しいただきます。 求められる企画書の中身とその理由 We...
皆さまからのお申し込みをお待ちしております。