XHTML+CSS(r)evolutionで見えた制作側の喜びと危機
2007年02月06日
2007年2月1日にXHTML+CSS(r)evolution 2ndに銀座アップルまで行ってきました。
益子さんからCSS 3についての現状の紹介がありました。
増加したプロパティや疑似要素、疑似クラスなどが、明らかに現在みんな現場で苦労している部分を楽にしてくれそうなものが続々追加されていて、周知な前提の「レイアウトやデザイン周りはCSSで」を目指しているのはなんとなくであっても伝わってきました。
ただ、その中で、個人的に思っていて実際弊社でもそうだったりしますが、「プロパティ」「疑似要素」「疑似クラス」ってのが何を示しているの?って人は世に沢山いると思うんですよ。
そう言った人であってもCSSでのレイアウトは実際にやってはいると思うんですが、今後益々プログラムに近づくなぁ、と。(厳密に言えばもちろんXHTMLもCSSもプログラムといえばプログラムですが)
そして、それぞれの中身が個々に増えていき、使い方が細かくなってくるにしたがって、益々所謂ガチガチのテーブルレイアウトをしていた人には辛くなってくるだろうなと感じました。
制作側としてはレイアウトのしやすさって事で言えば明らかにCSS 3では向上するはずですが、その時・・・は仕様そのものの策定〜勧告、またブラウザの実装を含めればまだ1年〜2年ぐらいは先(ブラウザの実装としては先取りしていくだろうから、IEを除けば(笑)実際には1年無いかもしれませんが)だろうけども、その時を今から見越して、マークアップエンジニアも、今のCSS2やCSS2.1の仕様書や、その内容についてもうちょっと調べておく必要はあるかもしれませんね。