Webディレクション

日々の作業、何をしているかふと迷ったりするWebディレクターへ、「一人日報」のススメ

ここをお読みの方で、ディレクターの方も結構いらっしゃるかと思います。(い、いますよね?)
僕もそうなのですが、ディレクターの仕事をしている中で、気がつくと「あれ?今日って何をしたんだろ、こんな時間になっているのに。俺ってもしかして仕事してない?」って思ってしまう瞬間とかってあったりしませんでしょうか?

特に調整系の仕事で一日がメールと電話と打ち合わせで終わった日などは、目に見える成果物がないためにそういった感覚に陥りがちです。特に名村は元々制作もずっとしていたのもあって、具体的な成果物がないと、結構「仕事していないのでは?」という恐怖心に苛まれてしまったりします。

という事もあってなのですが、最近一人日報をつけていたりします。
これが日記ではないのがミソだったりします。

書いている内容は、


  • (具体的な)作業内容
  • 仕事をしている上での雑感
  • 昼食(笑)
  • 日記・雑感

としています。

「なんや、結局『日記』も書いてるやんけ」と言われるとアレなのですが(笑)、この4つの項目を書くようにしています。

「仕事をしている上での雑感」は、あくまで仕事レベルでの失敗とか成功とかあーしたら良かったとか的な備忘録な意味も兼ねたものです。

一方「日記・雑感」は本当に日記であったりしていて、内容によっては微妙に仕事モードなのかプライベートモードでの吐露なのか分からなくなるのですが、誰に見せるものでもないので、まぁ、そこらへんはごにょごにょって感じにしています。

この日報ですが、名村はEvernoteに下記綴っているのですが、出来れば継続して下記ためていける仕組みの方がいいですね。しかも、それを保存する事にあまり意識を裂かないでいいような形がおすすめです。

そういうツールとしては、


  • <a rel="nofollow external" href="http://www.evernote.com/">Evernote</a>(メモツールとしては現時点最強!)
  • <a rel="nofollow external" href="http://rakusai.org/">紙</a>

とかってのは「保存」って作業がほとんどいらないので、おすすめかもしれません。
プライベートブログのような形でもいいのかもしれませんが、多分マッチしないと思います。というのはわざわざ「ログイン」をするって作業が既に煩雑になるので、毎日、しかも作業ごとにちょっとメモ・・・・・って手軽さからは遠くはなれてしまうからです。

かといって毒な内容をはてなダイアリーに増田で書くのもどうかと思いますし、それをすると、多分コメントをもらう事にだんだん意識行って、最後にはもらったコメントでさらに凹むという悪循環(笑)

(あっ、名村は増田書きはしてませんよ。知財を分散させるのは嫌いなのでw)


そして、その日報を書いてきたのですが、文字にしていくことで、かなり可視化され、すっきりしてきます。あとそこに生の感情を一緒に下記綴っておく事で、後で読み返したとき(そんなに全部毎度毎度読み返していませんが)に、どういう状況だったのかって空気感も思い出せます。

何より「王様の耳はロバの耳」の井戸ではないですが、不満や不安も含めた誰に見せるでもない加工していない気持ちをとりあえずばーーーーと綴れるのは意外や意外とスッキリできます。

もし普段の作業や仕事の中でのいろんな感情が出ている場合には、そういった事をしてみるのもおすすめですよ!


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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