リアルの状況と同時にサービスを紹介する「AAA Town」のインターフェースが秀逸
2008年04月18日
最近サイトの紹介が多いのですが、自分の興味がプロマネの部分よりちょっと作る側に振れているので、ッて事で(笑)
今日のネタは自動車保障に関してのサービスを紹介しているサイトで「AAA Town」です。
<a href="http://www.aaatown.com/" rel="nofollow"><strong>Wellcom to AAA Town</strong></a>
こちらは.comサイトってことで、アメリカのサイトで、名村も英語を全部読んでいる訳ではないのですが自動車の個人ユーザーへの綜合保障関連のサービスをされている会社のサイトのようです。
上の写真がページに行ってFlashを読み込んだ後の画面なのですが、郵便番号を入れるとサイトの中に入ります。
郵便番号はずっと裏で引き回して、リアルへの問い合わせの際に利用するみたいですね。
リアルへの問い合わせへつなげるという事を前提としているサービスって意味では、最初にしれっとユーザーのエリア情報を聞いているのはある意味賢いですね。
今のログ解析では詳細なエリアの正確な情報は調べきるのは難しいですし、こういった全国規模でやっているのではなさそうなサイトでは、実際に成約に繋がらなくても、「自分達のターゲットエリアの人は、取りあえず来てくれているのだろか?」って調査が出来ると思いますし。
こちらのサイトではこの会社がやってくれるであろうサービスが、「交通事故対応」というメインであろうサービスに合わせて一通りの紹介がされています。
- 交通事故サービス
- 自動車事故サービス
- ショッピングでのサービス
- 飲食時でのサービス
- エリアの紹介サービス
「交通事故」ってかなりネガティブな状態ではあるものの、日本では、それの「後」のフォローをニコやかに紹介したりするものが多いかと思います。
このサイトでは、事故の瞬間をフォーカスの点として、「いろんなサービスも合わせて提供しているけど、事故っていつでも起こるよね」というメタファーとして利用している感じですね。
サイトの色見が全体的に寒色系なので、見ているとちょっと寒々とした感じがさらに「事故」て部分を強調している感じもしなくはないですが(笑)
ただ、個々のサービスを列記しているだけではなくて、ちょっとした動きをユーザーにさせた上で、その時々のサービスの紹介、でも自分達の中心になる提供サービスは、「交通事故対応」なんだよ、というブランドプロミスを徹底して忘れさせないユーザーインターフェースになっているのは、結構秀逸かと思います。
メインのサービスとそれに付随するサービスの印象が異なる場合に、関連性をユーザーに分かりやすく伝えるのを、列記する形式だけではなくて、こういったインターフェースで実施するのは、参考になりますね。
それにしても素材の為の撮影が凄そうだ(笑)