セミナー

WCAN x CSS Nite 2009 SPRINGの感想

土曜日に名古屋の「WCAN x CSS Nite 2009 SPRING」に言ってきました。
今回の一番の目的はモンキーワークスの古庄さんの「ブランディングの正体」を拝見することでした。

モンキーワークスさんは名村が昨年秋にWCANのワークショップに講師として呼んで頂けた時に、参加をしていただけた方がいらして、その後、社員の方や社長の古庄さんのブログはよく拝見をしていたので、とても楽しみでした。

前段には、益子さん→小林君→鷹野さんと、CSS Niteの中の方々がテクニカルな話をしてくれました。


益子さん「CSS3+jQueryで行こう!」


CSS3とjQueryの話を主に。
素のままではIE君が全然対応がダメダメなので、jQueryを使えば出来る事もあるよ、という部分と、それらを含めてリッチなインターフェースを実現するデモを見てくださいました。
セッションの終わりでCSS VisualEfectを益子さんが紹介をしていた時に鷹野さんが仰っていたのですが、デモは確かにぱっと見かっこよく見えます。
ただ、それをどう「ユーザーのための」UIであったり、「サービスに繋がる」IUに落とし込んでいくのか?ってのを考えていくのが大事になってくるんだろうな・・・と思いました。

一方で、ある部分においてはちょっと前ならFlashでやっていただろうな・・・という領域をHTMLとCSSとjavascriptでやれない事もなくなってきています。
けど、そうやって代替手段が増えてきた時、それはFlashでやった方がいいのか、HTML系でやった方がいいのか?ってジャッジが難しくなってくるなぁ・・・と思いました。

それは、コストや開発期間、デザイン性の柔軟さやそのプロジェクトメンバー間や会社全体でのノウハウの有無、あと実際に実装する際のジャッジをする人のリテラシーとかで、変わってくる部分だとも思います。
ただ答えがあることでもないので、誰がこういった情報を押さえていて、必要と思われる時に使えるレベルまでにしておくか?ってのが今後も含めて考えていかないとなぁ・・・と思いました。


小林君「CSSレイアウト:IE 6対応のかんどころ」


今さら間がない訳でもIE6対応の事ですが、名村は実際にガシガシHTMLを書くってところからは離れてきているので、実感が無かったのですが、世の中のIE6のシェアを見てちょっとびっくり。
いや、対応ブラウザには入れていますが、IE7が出てそこそこ時間が経ちますし、IE8ももう出ていますし、実際どうなのよ?的な事は思っていたのですが・・・。
それに対してハックといいうか対応方法をざーっと教えて貰いました。

懇親会で小林君が「ネットにはあちこちにかいてあったりするですけどね」と言っていましたが、そういったものは集約されていて、可読性が高くなって始めて「情報」になると思うので、小林君のセッションはとても意義があったと思うというか、名村はとても参考になりました。


鷹野さん「デザインビュー派? コードビュー派?」


reamweaverの話で、よく話題にあがる「デザインビューでするか、コードビューでするか?」の話で、「デザインビュー」の可能性についてまとめ的なお話が聞けました。
名村も最初にDreamweaverの使い方を考え始めた時に教えて貰っていたのは神森さんのセミナーだったので、大枠「デザインビュー」派です。
ただ、細かい部分を詰めていった時には「コードビュー」に行ったり来たりになっていたので、これまでは「大枠のレイアウト作りまで」という状態でした。
ただ、Dreamweaverの細かい機能の紹介をしてもらい、今まで以上にデザインビューのみで進められるんだーということが分かりました。

現実的に名村がガシガシDreamweaverを今後も使っていくか?と言われるとそこは疑問ですし、しれっとした修正だったり起動の軽さからエディタでやることも多いのですが、作業効率があがるのであれば、社内で共有することは十分有意義だと思うので、とても為になりました。


古庄さん「ブランディングの正体」


古庄さんはモンキーワークスさんで実施していらっしゃるクライアントとのやり取りの中で「ブランド構築」を主眼にしていった時に、どういったことを考えていて、そもそも「ブランド」と「ブランディング」とはなんぞや?という話をしていただけました。

個人的にに「Webブランディングの入門教科書」という銘で書籍をださせていただいているので、とても興味を持っていました。
内容的には、名村もぼちぼち「ブランド」「ブランディング」に関する書籍は読んでいたりすると思っているので、知っている内容が多くはありましたが「Behavior Identity」というのが一番残っています。

企業ブランドを狙って構築していく時にキードライバーになるのは「統一」というキーワード。
これは名村も思いは同じです。

ただエンドユーザーとの部分より、最後まで一番難しいのは実はその会社の中での「統一」って部分というのはやっていくともの凄く実感出来る部分だと思っています。
その部分の重要性についてはとても話をされていらっしゃいましたので、頭に残っていて、今後も大事にしていかねば、と思いました。


古庄さんの話はどうしても技術よりな方々には難しい話だったのかなぁ・・・・と思ったりしていますが、名村にとってはとても面白く、自分が考えてきた事と同じ部分があるという意味で「やっぱりそうだったんだ」と再認識させていただけました。

懇親会でも古庄さんとお話をさせていただき、とても有意義なセミナー参加でした!
アップルップルの皆さん、鷹野さん、益子さん、小林君、おかださん、ありがとうございましたー!


著者・名村晋治のプロフィール

名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア25年目のWebディレクター

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からはWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。

詳しいプロフィール

もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、またNHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

俳優時代の経験を活かし、演劇の訓練メソッドを利用した「コミュニケーションスキル」向上を目指したセミナー・研修も実施しています。

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