Webディレクション

Webデザイナー側からWebディレクターを見ることで気が付いた仕事の進め方

Webデザインがんばってみます!

Webデザインがんばってみます!


人生で初めて「正社員」として採用をしてくれた会社である株式会社ネクスト(井上さん、本当にありがとうございました)は先日無事に最終出社日を向かえました。

とはいうものの、現在は有給消化期間中で、次のところに就職をするにしても10月1日以降までは無理です。
ということで、知人の会社でWebの制作業務のお手伝いをさせていただくこととなりました。

当然初めての会社さんですし、でも微妙に知っている人も約一名いて、でも当然配属された部署は誰一人知っている人はいない環境な訳です。(そうです、「部署」が存在するぐらいの規模の会社さんにおじゃましているんです。)


人生で初めての肩書「Webデザイナー」

今日はみなさんにご紹介をいただけたのですが、そこでされた紹介が、

今日から来ていただくことになった『Webデザイナー』の名村さんです

・・・・・人生で初めて「Webデザイナー」と紹介をされました。

もともとは(マークアップエンジニアではく)コーダーとしてお手伝いさせていただくことになっていて、まぁよくある話で「もし可能なら、デザインもしてもらえたりしますか?」と聞いてはいたのだけど、気がついたら「デザイナー」になっていました。

ということで、今日はワイヤーフレームをビジュアルデザインに起こすタスクをしていました。

いやー、久しぶりに絵を真剣に描きましたが、なかなか描けない。四苦八苦してなんとか書き上げ、OKは貰えましたが、本当に苦労をしました。

デザイナー側に回ったこそ気がついたWebディレクションの重要性

自分がデザイナー側になって逆に感じたのは、ライターの方の意見を聞くって事と、ディレクターの方がフォロー力のすごさ。

そして気がついたのは、

そうそう、ちょっと前まで似たような事を、そっち側からしていたけど、自分はうまくできていたのかな?

ということ。

会社組織にいてWebディレクションをしていると、自分が言っている事がWebデザイナーさんにどう受け止められる言葉なのか、ということを忘れてしまいがちだったのですが、思い出させていただきました。

これは別に「言わなければならないことを傷つくから言わない」とかって消極的な話しではなくて、デザイナーさんに納得してもらって作成なり修正なりをしてもらうには、話をどのように持っていけばいいのだろうか?ということ。

つまりは「気分よく仕事をしてもらうために、人それぞれ、どのように伝えればいいのか?ということを考えることですね。

言っているのがたとえ正しくても、それをすんなり受け取ってもらえるようにしていって、最終的にいいものの上がりが早くすることができるのもWebディレクターの役割なのかな?と、改めて感じることができたのは、この現場にお邪魔させていただいたからこそ、だと思います。

しばしこちらで頑張っていきたいと思います!


名村晋治のプロフィール

Webディレクター 名村晋治

株式会社サービシンク

代表取締役 / テクニカルディレクター

名村晋治

1996年よりWeb制作に携わり、キャリア28年目のWebディレクター

2010年に不動産業界特化のWeb制作会社「サービシンク」を設立して、今も現場でディレクターとしてPMをしています。

詳しいプロフィール

大学在学中の1996年「Web制作集団ネイムヴィレッジ」を設立し100社を超えるサイト制作の企画、ディレクション、デザイン、マークアップ、システム開発に携わる。

2000年不動産検索サイトHOME'Sを運営している株式会社LIFULL(旧:ネクスト)に合流。
2005年からは都内のWeb制作会社に合流し取締役を歴任。同社ではフロント実装からディレクションまでを担当。

2010年東京のWeb制作会社・ホームページ制作会社、株式会社サービシンクを立ち上げる。 不動産業界に特化したサイト制作の、アートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。基軸としてはクライアントの商売に寄り添う為に、徹底的に思考を巡らせる為のディレクションを行う。

Webブランディングの入門教科書」、「変革期のウェブ」を「マイナビ出版」から出版。

2000年から「Webディレクター育成講座」を独自開催し、40時間のカリキュラムを通し「仕事を回す事ができる」Webディレクター育成手法には定評があり。
首都圏のみならず地方でも講座実施、参加者は延べ700人を超える。 もう一つのキャリアとしてプロとして舞台俳優、声優。 1996年から養成所に通い始め2004年に廃業するまでの間はWebディレクターと二足のわらじでの活動。

俳優としては、東京の小劇場でシェイクスピアやマリヴォーといった古典を中心に舞台に出演、また声優としては大きく活躍できる程ではありませんでしたが、NHK海外ドラマや、洋画等、ゲームでの声優を行っていました。

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